ソニー生命保険の秋冬インターン体験記(アクチュアリー)_No.21991

アクチュアリー業務を体験する（保険料設定・収益検証）

講義では、保険金100万円のときの保険料収入や現価の計算、収益検証について。
ワークでは、予定利率・予定死亡率・予定事業費率の三つの変数を変化させることで、利益や保険料・リスクがどのように変動するかをExcelを用いて視覚的に理解し、商品企画を行う。

週1回アクチュアリー正会員の方がテスト対策をしてくれるため、手厚いと感じた。また、ソニーグループのフランクな社風と、生命保険業界の硬い雰囲気のちょうど中間のような社風で、親近感を感じた。他社の生命保険のインターンシップに参加したが、特にアクチュアリーには硬い印象を抱いていたが、ソニー生命の柔らかい雰囲気に惹かれた。

早慶・旧帝大+横国・千葉大などの修士・博士学生。理論物理や数学・金融工学を専攻している。

ソニー生命のアクチュアリーは他部署とのかかわりも大きく、コミュニケーション能力がより求められる。また、働き方はかなり自由で、自分らしさを前面に出している方が活躍していると聞いた。他社のアクチュアリーと比較し、型にとらわれない人材を求めている印象があり、自分に向いていると感じた。

短い時間で議論の方向性や発表資料の作成方針で意見が分かれ、目先の保険料策定に試行錯誤しすぎ、意見が収束しづらい状況になった。アクチュアリー就活をしている学生はみな数学能力はたけているが、コミュニケーション能力が少し足りない学生も多く、大人数でのグループワークは難しいと感じた。

ソニー生命のアクチュアリー以外の部署や職種について。例えばライフプランナーがソニー生命の中核となっているため、ソニー生命の文化の説明や社風についてや、会議室以外の執務室などの見学をしたかった。

保険は、代理店のように比較できるお店だったらお客様が比較できるが、ソニー生命はライフプランナーのように口コミで広まる場合がある。そのため、一概に保険料が上がると販売数が下がるとは言えない、という点で、保険料や総合収益を変えてその方針を満足できる基礎率を模索することがソニー生命のアクチュアリーの醍醐味であると知った。

大手の四大生保と比較すると採用人数が少なく、また、他社と比較してリスク管理が強みであるため、まじめに・きっちりとした性格の人があっていると伺った。コミュニケーション能力がたけていても数学的な厳密さも持ち合わす人材が適していると思う。