豊島の夏インターン体験記(営業)_No.9243

専門商社のトレーディングビジネスをカードを使ったワークで実践する。

トレーディングカードを使い、4つのタームで行った。「何を仕入れ、誰に売るのか」を1ターム毎に変動する為替を鑑みながらトレーディングを行う。最終的に最も利益を上げられたチームが勝ちであった。

ザ・体育会系のような商社という感じの方が多かった。また、女性はエリア職の方しかおらず、総合職は男性がほとんどであった。
チーム同士で交渉を行わなければならない場面が多かったのだが、お金のくすね合いなどが発生しても社員さんが対応してくださらなかったことから、少し疑問に思う所が残った。トレーディングビジネスを学ぶには簡易的でとても理解しやすいので、商社志望の方は一度行ってみても良いのではないかと感じた。

選考無し・抽選であるところから様々な属性の学生がいた。一人リーダーシップを発揮してガンガン進めていく人がいたのだが、それ以外はあまりついていけずチーム内でも溝が出来ていたように思う。

元気がとても良かった。自分の仕事に誇りを持っている様子が伝わってきた。

繊維の専門商社からライフスタイル提案会社へと事業領域を広げていることが分かった。総合性が少し高まっていると感じた。

為替を予測しながらトレーディングを行うという、マルチタスク的な能力が試される場面があった。初めの方は混乱していたが、ワークをするうちに為替を考えながら動くことが出来るようになった。

専門商社も段々と多角的に事業領域を手を広げており、扱うジャンルに幅が出てきていることを知った。また、トレーディングビジネスにおいて短期的な利益だけでなく中長期的な利益を見越して、取引先と良好な関係を構築することが大切なのだと知った。トレーディングビジネスはとにかく1回のビジネスの規模の大きさではなく、そのビジネスの回転数の多さを重視する必要があることを学んだ。

事前に円安・円高とはどういうものなのかを確認しておいた方が良いと感じた。また、タスクがかなり多いので一度にすべてを行おうとするのではなく、ある程度優先順位をつけて何から着手すべきかを考えてワークに取り組んだ方が良いと思う。