豊島の夏インターン体験記(総合職)_No.21657

繊維や原料を仕入れて、加工し、メーカーに卸すという商社ビジネスをカードゲームで体験する。

各チーム戦略を立て、自分たちの手札の原料がいくらで売りたいか、などを相談する。その後、実際にトレーディングを行い、社員の方がメーカーの担当になりきり、利益を得る。それを1タームとし、全部で4ターム行い、総合利益で順位が決まる。

専門商社であり、生産先から仕入れ、豊島を仲介して小売先に提供することでの仲介料を得るというビジネスモデルで、想像以上に体育会の営業色が強かった。自分はもっとバックオフィス業務に携わりたいと感じたため、商社の営業職は向いていないと感じたため。

商社は旧帝・早慶レベルだと想像していたが、実際に参加している学生は、MARCHや女子大の学生がボリュームゾーンだった。一般職志望の学生もいて、グループワークでは消極的で、話し合いが進まなかった場面が多かった。

飲料などを提供してくださったり、挨拶を笑顔でしてくれた。明るい社員の方が多い印象。

豊島は、独立系であるため、親会社や財閥とかは関係ないが、長い歴史をもつ企業であることを学んだ。時代やライフスタイルの変化に伴って、商材が多様化しても、柔軟に対応できるだけの営業力と若手の力が強みであると分かった。

カードゲーム方式でトレーディングビジネスを体験できるのは面白かった。楽しみながら、いかに利益を得るのかをチームで考え、できるだけ安く仕入れて、高く売りさばくことの難しさを理解できた。

豊島は少数精鋭ながらも半数が営業職社員で、若手から戦力となる風土があった。made in toyoshimaを掲げ、年間1億枚以上の製品を世界中に供給する安定した商品提供力を持っている。社員の方は明るく闊達な方が多かった。

専門商社は営業職であるなら、ビジネスを自分で作り、お金を生みだし、やり抜く力が非常に大切である。体育会の風土があったため、メンタルが強い方が向いていると感じた。アパレル事業も行っていることから、社員の方は服装に気を遣っており、そこに興味がある学生は向いていると思う。