ゴールドマン・サックスの秋冬インターン体験記(ファイナンス)_No.2658

テーマは班によって異なる。私たちの班は仮想通貨が金融業界に及ぼす影響について取り組んだ。

5日間を通じて、ファイナンスの各部署についての業務説明があった。部署説明の合間に、4人1チームの班で仮想通貨が金融業界に及ぼす影響についてのワークに取り組み、最終日にはマネジメントの前で英語で発表を行った。

ファイナンスの業務が「経理部」の枠に留まらない非常にエキサイティングな仕事であることがインターンシップを通じて分かり、非常に面白い仕事であると感じたため。働き方の面でもフロントの部門とは異なりゆとりを持って働かれている方が多く、私に合っていると思ったため。

後日電話があり、特別な選考フローに乗せてもらった。

議論を進める前に、そもそもの議論の進め方や大枠についてチームの中でコンセンサスを得たいと提案したところ、理解をしてくれてスムーズに話し合いができた点にレベルの高さを感じた。他社のインターンでは、そのような必要性を感じてもらえず稚拙に議論を進めたり、抽象的な大枠の議論についてついていけない人がいたりと理解してくれる人はあまりいなかった。

外資系証券とは思えないほど、ゆったりとした雰囲気。その一方で、講義で説明する様子や懇親会で話した印象では、どの社員も頭が切れる人しかおらず、自分の仕事に対して誇りを持っていると同時に常に高いパフォーマンスを求められていると感じた。

日本語では「経理部」と訳されることの多いファイナンスの業務についての理解が深まった。外資系証券会社のファイナンスの部門の業務は、フロントの仕事とは異なりネット上や会社のHPを見てもあまりイメージができない分、業務理解という点で有意義なインターンシップだった。

ESとSPIのみでインターンシップに行けるかどうかが決まるので、ファイナンスの志望度が高い方はESではファイナンスに求められそうな人物像に寄せた内容を盛り込み、SPIでは高得点を狙えるよう頑張ってください。私を含めてそうでない方も、面接がなく気軽に応募できるので是非ともチャレンジしてみることをお勧めします。