日本生命保険の秋冬インターン体験記(法務)_No.19658

大学のゼミ活動において、30人規模のディベート大会でチームのリーダーを務めました。メンバーの議論への温度差やスケジュール調整の難しさが課題となりましたが、役割分担を明確化し、こまめな進捗共有と意見交換の場を設けることで、一体感を高めることができました。その結果、本番のディベートでは全体の論理構成や発言の説得力が高く評価され、最高得点を獲得しました。この経験を通じて、チームでの調整力や課題解決力を身につけることができました。

私は企業法務に関心があり、特に生命保険のような高い公共性を持つ業界で、契約やリスク管理に携わる法務職に魅力を感じています。中でも日本生命は、保険約款の策定や契約審査など、業界をリードする立場から企業法務の本質に触れられる環境が整っていると感じ、本インターンを志望しました。また、2日間という限られた時間でありながら、実務に即したワークと社員との交流を通じて、法務の実態を深く理解できる点に惹かれました。

論理的で簡潔な文章を意識しつつ、自分の経験と企業の特性を結びつけて記述することを意識しました。特に、「なぜ日本生命なのか」「なぜ法務職なのか」といった動機部分は、生命保険の社会的意義と自分の関心を接続させて具体的に記述しました。また、抽象的な言葉を避け、できる限り実体験や具体例を盛り込むことで、読み手に伝わりやすいESになるよう工夫しました。

時間配分を意識して、まずは簡単に解ける問題から取り組むことが重要だと感じました。特にテストセンター形式では、難問に時間をかけすぎると全体の得点に響くため、ひとつの問題に固執せず、解けそうな問題を優先的に処理する意識を持ちました。また、非言語分野では表の読み取りや計算問題が多いため、事前にパターン問題を反復しておくと、本番での処理スピードが格段に上がります。問題文はすばやく読み取り、設問の意図を素早く把握することも大切です。

SPI形式だったため、市販のSPI対策問題集を一冊通して解くことで基礎を固めました。特に頻出の非言語問題（表の読み取り、損益算、速さなど）を重点的に復習し、解法パターンを身体で覚えるようにしました。また、時間制限を意識して演習することで、本番でも落ち着いて対応できました。加えて、知人から譲ってもらった過去問や模擬問題を解くことで、出題傾向への慣れを高めました。

インターン選考では、論理的思考力と保険業界・法務業務への関心の深さが重視されていたと感じました。特にエントリーシートでは、「なぜ保険法務なのか」「なぜ日本生命なのか」を明確に説明することが求められ、業界研究や企業理解の深さが問われていたと思います。また、抽象的な志望動機ではなく、自分の経験や価値観と結びつけて具体的に表現できているかも重要なポイントだったと感じました。