アストラゼネカの秋冬インターン体験記(CRA 職)_No.20526

「慢性腎臓病（CKD）の患者中心のビジネスモデルを考案する」

インターンでは、「慢性腎臓病（CKD）の患者中心のビジネスモデルを考案する」という課題に取り組みました。まず、疾患に関する基礎情報を学び、現状の課題を抽出。その後、患者・医療従事者・企業にとって最適な解決策を考え、最終日にプレゼンテーションを行いました。社員からのフィードバックがあり、実際の業務に即した意見を聞くことができました。

インターン参加者には最終選考への案内がありました。

アストラゼネカのインターンシップに参加する前は、グローバルに展開する企業という漠然としたイメージしか持っていませんでした。しかし、実際に社員の方々と直接交流し、業務内容や企業文化に触れる中で、志望度が大きく高まりました。

一緒に取り組んだ学生は、限られた時間の中でも積極的に意見を出し合い、論点を整理しながら建設的に議論を進める姿勢が印象的でした。グループワークでは課題に対して多角的な視点からアプローチする学生が多く、医療業界への関心や患者視点の理解の深さも感じられました。自分自身も多くの刺激を受け、より高いレベルでの学びを得ることができました。

インターンを通じて、CRAの仕事は単に臨床試験を「管理する」立場ではなく、治験に関わるすべての人と信頼関係を築きながら、患者さんの未来のために新薬を届けるという大きな使命を持つ仕事だと学びました。特に、倫理性や科学的な正確さを両立させる難しさと同時に、それを支える体制やチームの力強さに感銘を受け、自分もこの責任ある仕事に携わりたいという気持ちが強まりました。

CRAの仕事はデータ管理や手続きだけでなく、コミュニケーション能力や倫理観が非常に求められます。インターンでは、受け身ではなく「なぜこの作業が必要か」といった背景にも目を向けることで、より深い理解が得られるはずです。事前に治験の流れやGCPの基本などを学んでおくと、プログラムをより有意義に活用できます。