アクセンチュアの夏インターン体験記(戦略コンサルタント)_No.23397

大学受験支援チームにおいて副リーダーを務め、チーム全体の指導品質を向上させる取り組みに注力した。活動当初はメンバー間で対応方針や生徒への関わり方にばらつきがあり、生徒からの満足度に差が生じていた。私はこの課題を属人的な対応が原因であると捉え、全メンバーが活用できる指導履歴テンプレートを作成し、進捗と対応方針を記録・共有する仕組みを整備した。また、週に1回の短時間ミーティングを実施し、情報のすり合わせとノウハウ共有を行うことでチーム全体の連携を強化した。その結果、指導の一貫性が生まれ、生徒アンケートでの満足度が15%以上向上した。この経験から、個人の頑張りに頼るのではなく、仕組みと協働を通じてチーム全体の成果を引き出す視点と実行力を身につけた。この力は、多様な部門が連携し複雑なプロジェクトを遂行する金融の現場でも活きると確信している。

単に自分の実績を並べるのではなく、なぜその経験がその企業で活きるのかを論理的に示すことを意識した。具体的には、企業が掲げるビジョンや業務特性を事前にリサーチし、エピソードの中で用いるキーワードや表現、構成の順序まで調整した。

スピード感を持って解く練習をする

他の企業で練習するといいと思います。

ある小売業の売り上げを二倍にする方法

テーマ発表、20分議論を行う

時間が短いので、必要なことだけを端的にまとめ上げることを意識する。

インターン選考で重視されていたと感じた点は、「限られた情報から論点を整理し、自分なりの仮説を論理的に構築できる力」と「チーム内での協働姿勢」の2点である。特に戦略コンサルでは、与えられた課題に対してすぐに正解を出すのではなく、「どこに着目して、どういう構造で考えたか」という思考のプロセスが重視されていた。面接やグループワークでは、問いに対して前提を整理し、自分なりの視点を持って答えを出しているかどうかを見られていると感じた。また、アウトプット以上に、「問いを立てる力」や「周囲を巻き込んで議論を深める態度」も見られており、独りよがりではなく、相手の意図を汲み取りながら建設的に意見を出す力が評価されていたと思う。論理と協調を両立させる姿勢が、選考通過のカギだったと実感している。