成田国際空港の秋冬インターン体験記(技術系)_No.2655

【技術系インターンシップ（冬季）】電気職コースの予定プログラム　
1）イントロダクション「成田国際空港株式会社ってどんな会社？」
2）見学、体験「成田国際空港株式会社で働くことって？」
3）社員との座談会「成田国際空港会社の社員ってどんな人...？」

まず、最初に30分くらい成田空港株式会社全体の会社説明を受けた後、職種ごとに分かれ具体的な仕事内容の説明。
その後、電気系の私は、電気系の社員が担当したとある駐車場の設備の見学をし、中止した点などの説明を受けた。
そして、現在建設中の滑走路に降りて、工事や滑走路内部の電装系設備の見学を行った。
次に、滑走路の安全に関するグループワークを6人一組で行い、社員の前でプレゼンテーションを行った。
最後に社員との座談会・質問会を30分程度行い、インターンシップは終了した。

激務ではなく、安定した仕事内容であることはわかったが、やりがいやチャレンジできる環境というポイントがあまりなかったので、少々物足りなさを感じた。

関わった学生しか分からないが、本選考で受ける企業の話や、グループワークの内容からそこまで参加学生のレベルは高くないと感じた。

安定している会社だということがわかった。
東日本大震災による旅行者減少で多少打撃は受けたが、年々業績は上がっているらしい。
社員も自らの会社を「大家」と表現していたように、ガツガツしている人は少なく、良くも悪くもまったりと自分の仕事をこなしている雰囲気を感じた。

株式会社化している空港の中で最大級であり唯一無二の会社であるがために、安全と安定を重視した会社であることがわかった。
羽田空港との関連や旅客数をさらに増やすために、新たな滑走路の建設計画など、様々な努力をしていることがわかった。
またやる気があれば、国土交通省への出向や海外空港との人材交流などの機会があることも分かった。

潰れない企業であるが故に、「安定・転勤なし・ホワイト度」を最重要項目する人には非常に良い環境であると思う。
一方で、海外へのチャレンジや、大幅なキャリアアップなどを期待している人には向いていないと思う。