武田薬品工業の初任給と年代別の推測年収の推移をチェックしよう

230年以上の歴史をもつ武田薬品工業。医薬品では国内トップシェアを誇り、高年収企業として注目している学生も多いでしょう。この記事では、武田薬品工業の年代別年収予測や注目すべき待遇・福利厚生などをご紹介します。

武田薬品工業株式会社の新卒初任給はどれくらい?

がん、中枢神経、消化器系、希少疾患等に強みを持つ、武田薬品工業株式会社。日本トップシェアを誇る製薬会社で、一般用医薬品としても、栄養ドリンクのアリナミンや風邪薬のベンザブロックなど知名度の高い商品を展開しています。

2018年度は潰瘍性大腸炎薬のENTYVIOや多発性骨髄腫治療薬のNINLAROなどの主力製品が業績を牽引。日本での売上4728億円に対し、5873億円を売り上げる米国をはじめ海外市場での売上が7割近くを占めています。また、2019年には6.6兆円を投じたアイルランド・シャイアー社の買収が完了。日本発のメガファーマといえる企業です。

参照元(2019年9月1日時点): https://www.takeda.com/siteassets/jp/home/investors/report/quarterly-announcements/fy2018/fy2018-q4-announcements/qr2018_q4_p02_jp.pdf

そんな武田の初任給を採用ホームページから見てみましょう。

武田薬品工業の初任給

・学部卒 月給24万円、予測年収345万円
・修士卒 月給26.4万円、予測年収380万円
・博士卒 月給29.8万円、予測年収429万円

※月給は武田薬品工業の採用ホームページを参照
※年収は月額基本給12ヶ月分、ボーナスの半額(武田薬品工業はボーナス平均支給額非公開のため、日本経済団体連合会『2018年夏季・冬季 賞与・一時金調査結果』より、大手企業の非管理職平均4.8ヶ月分)を内訳とする
※残業代、各種手当(住宅手当、通勤手当等)は計算外とする

新卒1年目の予想年収は学部卒345万円、修士卒380万円、博士卒429万円となりました。1年目の場合、一般的には夏のボーナス査定期間内に在籍していないため、ボーナス支給は1回のみとして算出した数字になっています。

▽武田薬品工業のクチコミをチェック!
武田薬品工業の新卒採用・就活情報 - みん就(みんなの就職活動日記)

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出典:Photo AC

武田薬品工業の予測年収【20代】

では、入社後はどのように給与が上がっていくのでしょうか。武田は年齢別平均年収を公表していないためあくまで予測値となりますが、公開データや厚生労働省の統計などからいくつかのモデル年収をご紹介します。

◎24歳
・予測月給26.4万円、予測年収443万円
※残業代、各種手当(住宅手当、通勤手当等)は計算外

◎27歳
・予測月給29.8万円、予測年収500万円
※残業代、各種手当(住宅手当、通勤手当等)は計算外

※24歳の月額給与は学士卒3年目・修士卒初任給が同等、また27歳の月額給与は学士卒6年目・修士卒4年目・博士卒初任給が同等であると仮定し、公開初任給より算出
※年収の内訳は月額給与12ヵ月分とボーナス(武田薬品工業はボーナス平均支給額非公開のため、日本経済団体連合会『2018年夏季・冬季 賞与・一時金調査結果』より、大手企業の非管理職平均4.8ヵ月分)とする

また、代表職種であるMRは事業場外みなし労働時間制、つまり一定の残業時間発生を見込んで給与に残業代を含んでいるため、MR以外の職種は上記に加え残業時間が加算されると想定されます。また、MRは社員によって売上・成果の達成幅が大きいため、ボーナスも加算・減算されるでしょう。

参照元(2019年9月1日時点):
https://www.takeda.com/ja-jp/recruitment/newgrads/guideline/treatment/

個人の能力や成果次第では昇給スピードやボーナス査定額が異なり、またボーナスは会社全体の業績で増減があるため上記はあくまで目安となりますが、概ね30歳を迎える前には年収500万円の壁を越えることが予想されます。比較的若手の年収が高いことが武田の特徴と言えるでしょう。

武田薬品工業の予測年収【30代~】

中堅社員となる30代・40代になると年収はどう変化するでしょうか。この年代になると、役職に就く社員が増え、年収の幅も広がっていくと思われます。こちらもあくまで予測年収となりますが、いくつかのモデル年収をご紹介します。

◎32歳
・予測月給49.4万円、予測年収829万円
※残業代、各種手当(住宅手当、通勤手当等)は計算外

◎37歳
・予測月給56.7万円、予測年収952万円
※残業代、各種手当(住宅手当、通勤手当等)は計算外

◎41歳
・予測月給61.7万円、予測年収1038万円
※各種手当(住宅手当、通勤手当等)は計算外

※年収の内訳は月額給与12ヵ月分とボーナス(武田薬品工業はボーナス平均支給額非公開のため、日本経済団体連合会『2018年夏季・冬季 賞与・一時金調査結果』より、大手企業の非管理職平均4.8ヵ月分)とする
※32歳、37歳の月額給与・年収は企業全体の平均年齢41歳/年収1038万円『就職四季報・総合版 2020年版』を厚生労働省『平成30年 賃金構造基本統計調査』の大手企業の年齢別賃金平均と掛け合わせて、年齢別年収を独自算出
※独自算出の計算式
・(平均年収1038万円)÷(16.8ヵ月)=43歳時の想定月額給与61.7万円
・((40-44歳大手平均月額給与40.8万円 -35-39歳大手平均月額給与36.6万円)÷5)=40-44歳の年齢別昇給を年1.1万円、42歳時の大手平均月額給与を40.8万円とし、41歳時の大手想定月額給与を39.7万円
・(61.7万円)÷(43歳時の大手平均月額給与39.7万円)=大手平均より武田薬品工業の年収は1.55倍高いと仮定する
・(30-34歳の大手平均月額給与31.9万円)×1.55=32歳時の想定月額給与49.4万円
・(35-39歳の大手平均月額給与36.6万円)×1.55=37歳時の想定月額給与56.7万円

また、これに加え武田薬品工業の場合は住宅・家族などの手当もあります。実質の支給額はもう少し上がるでしょう。

武田薬品工業の魅力的な福利厚生や制度

企業選びをする上で、年収以外にも押さえておきたいのが福利厚生です。武田薬品工業の福利厚生や制度を一部ご紹介します。

住宅関連費:独身寮、社宅、借家補助費

若手独身社員の場合、会社が保有する独身寮への入居もしくは会社が借上げている借上独身寮への入居が可能です。その後結婚し、家族が増えた場合は会社保有の社宅、もしくは会社が刈り上げた家族向け住宅を貸与してもらえる制度があります。

休暇関連制度:年次有給休暇、リフレッシュ休暇、子どもの看護休暇、介護休暇、フィランソロピー休職(社会貢献活動への参加に伴う休職)

武田薬品工業の特徴のひとつが育児に関する福利厚生の手厚さです。育児休暇では子どもが1歳6ヵ月または1歳を超える4月末までのいずれかまで休暇を取ることができます。
また 育休後に職場への早期復帰を支援する保活コンシェルジュサービスも。一般的に育児休暇は女性社員のみが取得するケースが多い中で、武田の場合は2017年度で72.2%もの男性社員が育児休暇を取得。さらに事業所内に保育施設を開設するなど、会社ぐるみで子どもを育てる環境が整っています。

その他の補助: 契約保養所、企業年金制度など

その他、テレワークやフレックスタイム制の導入や勤務時間の短縮、有給休暇の時間単位取得制度を取り入れるなど、仕事と家庭・プライベートの両立を支援する取り組みが多数あるのも嬉しいポイント。2017年度の社員の残業時間は月平均13.9時間と短く、ワークライフバランスを重視する人には働きやすい職場と言えるでしょう。

参照元:https://www.takeda.com/ja-jp/recruitment/newgrads/guideline/welfare/

年収アップのポイントは?武田薬品工業で評価される人材像とは

医薬品業界で国内トップシェアを誇る武田薬品工業。前述したとおり、2019年には6.6兆円という巨額の投資となったアイルランド・シャイアー社の買収も完了し、世界市場でも一角を占める巨大企業へ成長を遂げています。

このような大きな変革が今後も起きる可能性があり、その際には社員一人ひとりの挑戦する姿勢が求められるでしょう。もともと武田は米国など海外で研究開発の大半をおこなっていましたが、IR資料によれば今後はより世界レベルで営業マーケティングの効率化を図るとのことですので、開発・販売両面でシャイアー社と連携を取る場面も予想されます。国際的に活躍できる人材が今後さらに重宝されるでしょう。

企業ホームページでは、社員に求める考え方として以下の「タケダイズム」を掲げています。

タケダのミッションは「優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献する」こと。創業から培われたタケダイズム(誠実・公正・正直・不屈)を通じて、世界のあらゆる人々のニーズに貢献しています。

引用:
https://www.takeda.com/jp/who-we-are/corporate-philosophy/

世界の健康という大きなミッションに対し、誠実に挑み続けることが武田で評価されるポイントと言えます。

武田薬品工業の予測年収を企業選びの参考に!

20代から概ね年収は500万円を越え、平均年収としても1000万円の大台に乗る武田薬品工業。国内外での成長は目覚ましく、将来性に期待している学生も多いでしょう。ただし、このようにチャレンジングな企業はそれだけ社員に多くの成果を求めます。予測年収を参考にしつつ、自分に合う企業かどうかをじっくり見極めて今後の就職活動に活かしてくださいね。

参考

[1]IR情報 | 武田薬品工業
[2]https://www.takeda.com/jp/investors/
[3]2019.09.01

[1]新卒採用情報│武田薬品工業
[2]https://www.takeda.com/ja-jp/recruitment/newgrads/
[3]2019.09.01

関連リンク

武田薬品工業の新卒採用・就活情報 - みん就(みんなの就職活動日記)

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著者:おくいはつね

2006年より人材系企業にて、中途採用営業、営業支援、新規事業を経験。その後、東証一部上場企業などの採用コンサルティングや組織開発、研修プログラム開発、新卒採用ツール企画制作などに携わる。慶應大学などの教育機関でキャリア開発ワークショップを実施。また人材育成領域の事業立ち上げやマーケティングも行っている。