どうにか改善したい!なかなかうまくいかない転職活動の原因と対策

「転職活動を始めてみたけれど思うような結果が出ず、何がいけないのかさっぱりわからない」
そんなお悩みをお持ちの方はいませんか?ここでは転職活動がうまくいかない原因とその対策について解説したいと思います。

転職活動がうまくいかない原因と対策 (1)転職理由が不透明

「あなたの転職理由は何ですか?」
こう問われたなら、あなたは明確に応えることができますか?

転職をするからには、相応の理由と目的があるはずです。採用面接においてもそれは問われるもので、応募動機を形成する核となる重要なものといえます。

「今の勤務先は自分に合わないから」
「会社の雰囲気に馴染めないから」
「仕事が向いていないから」

転職理由としてこのようなことを挙げる人がいますが、これらは「辞める理由」であって、「転職理由」とはいえません。転職面接においてこのような答えをしてしまうと「この人は同じ理由で辞めてしまうのでは?」とネガティブな印象を与えてしまいます。「自分が何を実現したいのか」という目標の達成手段が転職であり、その動機こそが転職理由なのです。

明確な転職理由を持つためには

客観的な視点に基づいた徹底的な自己分析

自分の強みと弱みを分析することでアピールポイントが明確になります。

辞めたい原因を突き詰めてみる

退職に思い至った要因がどこにあるのかをよく考えてみましょう。原因が自分自身にある場合、転職が最善策とは限りません。

転職して何を実現したいのかを考えてみる

「明確な将来ビジョンがあり、その実現のための転職」というポジティブな動機こそが転職理由としてふさわしく、転職先企業にも歓迎されます。

的確な現状分析と目標の明確化が確固たる転職理由を形成するポイントとなります。

▽転職活動中の皆さんの掲示板を覗いてみよう
転職活動中の口コミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

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転職活動がうまくいかない原因と対策 (2)モチベーション低下

転職活動の長期化は転職者のモチベーションを低下させます。

不採用が続き転職活動が長引いていくと、徐々に自信を失い、やがては自分の存在価値そのものすら疑うようになってしまいます。このような状態になってしまうと、面接での態度にも「自信のなさ」が表れるようになり、ますます不採用の可能性が高くなってしまいます。

転職活動においてモチベーションを維持させるには、「選考結果に一喜一憂しないこと」を心がけましょう。仮に第一志望の企業に採用されなかったとしても、「自分に最適な企業は他にある」と前向きに捉え、気持ちを切り替えましょう。

また転職活動中は早く結果を出したいという気持ちが強くなり、どうしても近視眼的になりがち。心にゆとりを持つためには、家族・友人・転職に成功した知人などと積極的にコミュニケーションを取り、モチベーションアップを心がけましょう。

最終的にはどれだけ自分を信じられるかがカギ

企業には独自の文化・風土・経営観があり、求める人物像は企業ごとに異なります。仮に志望企業の選考に漏れたとしても、それはほかに求める人物像にマッチする人がいただけで、あなたのすべてを否定するものではありません。

明確な目標を持ち、自分のセールスポイントを的確に把握しているならば、自分を信じて「次に向かう前向きな気持ち」を失わないよう心がけましょう。

転職活動がうまくいかない原因と対策 (3)志望企業範囲が狭い

志望先を選ぶ際、業界・業種・企業規模などを絞り込むことは必要です。しかし絞り込み過ぎると競争率が高くなり、結果的にうまくいかない可能性が高まります。
・技術力が高い
・国際競争力が高い
・業界トップのシェア
「よりスケールの大きい仕事がしたい」「リソースをフルに活用できる企業で働きたい」などの場合、どうしても有名・大企業に目が向きがちになるもの。そうした企業は就職先としての人気は高く、採用難度も上がります。

志望企業の範囲が狭すぎてなかなか採用されないという場合は、中堅・中小企業にも志望範囲を広げてみてはいかがでしょうか。視野を広げてみることで、これまで気づかなかった適性が見つかることもあります。

譲れない条件を譲れる柔軟さを持つ

転職先を選ぶ際、誰にでも「ここだけは譲れない」という条件があると思います。
勤務地、企業規模、待遇、業界順位など、自分の理想とする企業で働きたいという思いは理解できますが、そこに拘り過ぎるのはよくありません。

「自分が理想とする企業」と「自分が活躍できる企業」は決してイコールではなく、企業の本質を見極めることが重要です。また「ここだけは譲れない」とする条件が果たして適正と言えるかも精査する必要があります。

転職活動がうまくいかないのは、理想と適性の不一致が原因かもしれません。

転職活動がうまくいかない原因と対策 (4)企業へのアピール

「書類選考を通っても、面接で不採用」
そんな方の場合、企業側に対して効果的なアピールができていない可能性が考えられます。採用において企業は「応募者がやりたいこと」以上に、「応募者に何ができるか」を重視します。つまり企業側が応募者に対し「この人にはこんな仕事を任せてみたい」という具体的イメージを持てなければ、採用候補にはなり得ないのです。

また、先述のとおり、企業ごとに「求める人物像」は異なります。応募者は、自分が採用要件を満たし、求める人物像に合致する強みを持つことを効果的にアピールする必要があります。
どうしても面接を突破できないという場合、求める人物像との合致点に説得力がない可能性があります。まずは企業が欲している人物像を深く読み取るようにしましょう。さらに客観的視点に基づいた自己分析を徹底的に行い、自分の強みを明確化し、求める人物像との合致点を探すことが重要です。
質疑応答の場面を想定し、効果的なアピールのシナリオを構築していきましょう。

転職活動がうまくいかないときは考え方や環境を変えてみては

どうしても転職活動がうまくいかない場合、「転職しない」という選択もあり?

まだ在職中の方の場合、他部署への異動や転勤など環境を変えることでキャリアの軌道修正が図れるかもしれません。

企業は定期的に人員の配置転換を行いますが、それは組織の活性化を促すのと、社員に幅広い経験をさせることによる「社員の総合力の強化・隠れた適性の発見」という目的があります。自分に今の仕事が向いていないと考えたときに、同じ企業の中で向いている・やりたい仕事がほかにないか振り返り、部署異動を目指してシフトチェンジするのも良いでしょう。

また、自分の市場価値に自信が持てない場合は、留学や資格取得後の再チャレンジという道もあります。失った自信を回復するにはリセットが必要であり、学びの時間を持つことでモチベーションをアップさせることができるはずです。

転職活動がうまくいかないときは一度振り返り対策しよう

転職成功のためにはモチベーションをいかに保つかが重要です。結果を求めて焦る気持ちは理解できますが、うまくいかないときには一度立ち止まり、自分自身を振り返ってみましょう。心に余裕がないときは、リラックスすることを忘れずに。

関連リンク

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著者:平野輝樹

フリーランスライター
1989年リクルート入社。情報誌の企画・制作業務に携わる。
2001年フリーランスとして独立。現在は企業向けに人材採用・教育、広報関連のコンサルティング業務と各種メディアでのライティングを行う。
1965年生まれ・52歳 栃木県在住