流れを押さえて早めに動くことが大切!就職活動の全体的な流れとは

これから就職活動をする大学生が不安になるのは、おぼろげにしかイメージできないからでしょう。まず就職活動の一連の流れをしっかり押さえ、早めにするべきことを見極めることが大切です。ここでは、就活の全体的な流れをご紹介します。

就職活動の全体的な流れとは

まず、就職活動全体の流れを把握しておきましょう。

基本的な流れ

2017年卒から就職活動のスケジュールに変更があり、大学3年の3月に採用情報が公開され、大学4年の6月に選考が開始されています。ただし、これは経団連(日本経済団体連合会)が定める流れであり、経団連に所属していない企業や外資系企業などは含まれていません。

一般的な流れ

準備も含めた一般的な就職活動の流れは以下の通りです。

<就職活動の流れ>
(1)大学内セミナー
(2)自己分析
(3)業界・企業研究
(4)OB訪問
(5)エントリー
(6)会社説明会
(7)面接(複数回)
(8)内々定
(9)内定
(10)内定式
(11)入社

上記(1)から(4)は、大学3年12月から採用情報が公開される大学3年3月まで続きます。また、(5)から(6)は情報公開日から選考開始となる大学4年6月まで、(7)から(9)は選考開始から就職活動が終わるまでです。内定が決まれば内定解禁日となる10月1日以降に内定式が行われ、翌年4月に入社します。

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就職活動の前半戦ーOB訪問前までにするべきこと

ここからは、就職活動中にするべきことを全体の流れにそってご紹介します。最初はOB訪問前までの前半です。

大学内セミナー

まずは学内の就職課などに顔を出したり学内のセミナーに行ったりして、就職活動の情報収集ができる状態にしておくことが大切です。一般的に学内のセミナーでは、「就活の流れ」「自己分析の方法」「エントリーシートの記入方法」「面接の心得」「各業界の特徴」などにつて解説してくれます。

自己分析

学内セミナーで就職活動の全体像が見えてきた後は、自己分析をしっかり行いましょう。「自己分析」とは以下のように自分自身を見つめ直す作業です。

・どんな仕事に興味があるのか
・どんな仕事をしたいのか
・どんな企業・業界に入りたいのか
・自分はどんな人間で、将来どうなりたいのか
・大学時代に何をしてきたのか
・自分の強み・弱みは何か
・自分はどんな性格なのか

自己分析は就職活動を進めていくうえで、非常に重要な役割を果たします。一朝一夕でできることではないので、時間をかけて取り組むようにしましょう。

業界・企業研究

学内セミナーや自己分析から自分の適性や将来像を明確にし、興味のある業界や企業について学んでいきます。業界研究で情報を細分化し、最終的に自分が望む企業の研究へ進めていきましょう。しっかり業界・企業研究をするとこで、エントリーしたい企業を絞っていきます。興味のある企業があれば、企業から情報が入るようになるのでプレエントリーすることをおすすめします。

また、自己分析や業界・企業研究とともに、筆記テストの対策もこの時期に進めておきましょう。

就職活動の中盤戦ーOB訪問から面接前までにするべきこと

次に、就職活動の中盤となる時期にするべきことを解説します。

OB訪問

企業研究や面接対策として、OBを訪問しましょう。目上の人とビジネスライクに話す練習になるだけでなく、ネットや書籍にはない企業の生の声を聞けるチャンスです。もちろん、選考の対策にもなるでしょう。

エントリーシート対策・面接対策

就職活動の情報公開を目前に控えたこの時期に、エントリーシート対策や面接対策もしておきましょう。エントリーシートは企業により異なりますが、質問の意図にそった答え方ができるようにしておかなければなりません。自分の強みがその企業でどのように活かせるのか、入社に値する人材なのかを判断されるので、しっかり対策しておきましょう。

エントリー

大学3年の3月に採用情報が公開されたあとは、志望の企業にエントリーします。自分が志望する業界や業種などに合わせて、30~50社くらいを目安にエントリーしてみましょう。

会社説明会

エントリー後は会社説明会へ参加することになります。自分で行う企業研究より有意義な時間になるケースが多いので、時間が許す限り参加しましょう。

就職活動の後半戦ー面接から入社前までにするべきこと

就職活動の正念場ともなる面接から、入社前までにするべきことをまとめておきます。

面接(複数回)

最初はグループ面接で、次に数人の面接官による面接、その後はマンツーマンあるいは企業の上層部による面接へと進むのが一般的です。グループ面接では、なるべく他の人と同じ発言にならないようにし、複数の面接官による面接ではすべての面接官に目を配るようにしましょう。面接がうまくいかない場合は、面接の振り返りをすることが大切です。エントリーシートに記入した内容と面接で話す内容にブレがないように気をつけましょう。

また、複数社が選考段階にある場合、スケジュール管理も大切です。時間厳守が徹底できるスケジュールを組むようにしましょう。

内々定・内定・内定式

内々定とは、経団連が定めた内定解禁日より前に出される採用予定通知です。問題が起きなければ内定となる口約束のようなもので、この段階では法的な拘束力はありません。一方、内定とは採用が確定した状態です。また、内定式は内定した人が解禁日以降に内定通知を受ける式典で、内定に同意あるいは承諾した時点で労働契約が成立します。

複数内定が決まった場合、「何を基準に入社先企業を選ぶべきか」を事前に自分の中で決めておくと選びやすくなります。また、内定が決まっても大学の単位が取れなければ内定取り消しになることもあるため、最後までしっかり学業に取り組むようにしましょう。

就職活動のスケジュールで注意すること

最後は、就職活動のスケジュールで注意するべきことです。

スケジュールが変動することがある

就職活動のスケジュールは経団連の発表によって時期が変わり、前年度の開始時期とは異なることもあります。また、地域や業界等によってもスケジュールが異なるので、しっかり調べたうえで自分のスケジュールを早めに組むようにしましょう。

経団連に加盟していない企業は前倒しの傾向

経団連に加盟していない外資系やベンチャー、中堅・中小企業などでは、スケジュールが前倒しになる傾向です。3月の採用情報の公開時に採用選考が終わってしまっている企業もあるので注意が必要です。

インターンシップを行う企業も前倒しの傾向

インターンシップを行う企業では、有望なインターンシップ生に対して早い段階でアプローチを行うことがあります。そのため選考が前倒しになるなど、通常の流れやタイミングとは異なる可能性があるので注意しましょう。

外資系ではジョブ(インターンシップ)が選考に含まれることも

海外ではインターン期間を経て採用となるのが一般的なこともあり、外資系企業では「ジョブ(インターンシップ)」が選考に含まれる場合があります。早い段階で外資系企業に狙いを定めているなら、大学3年の夏にインターンシップを経験しておくといいかもしれません。

就職活動を成功させるためには流れを知り早めに動くことが大切

ご紹介した通り、3月に採用情報が公開された後は非常に忙しい日々が続きます。就職活動を成功させるためには、全体的な流れを把握して早めに動くことが大切です。事前準備となる自己分析はもちろん、情報収集にも時間がかかるため、早めの行動を心がけましょう。

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著者:reisuke

人材派遣会社で数年間コーディネーターとして従事し、その後海外へ。現在は、ライター・翻訳者・日本語教師という3つの顔を持つ。政治・経済・教育を中心に幅広いジャンルで執筆中。