就活生向けシェアハウスが話題!主なサービス内容やメリットは?

就活環境を激変させたともいえる「就活生向けシェアハウス」。話題の理由は格安で滞在できるだけでなく、そのほかにもメリットがあるからです。ここでは、就活生向けのシェアハウスに関するお役立ち情報をまとめてご紹介します。

就活生向けシェアハウスとは?そのサービス内容は?

就活生シェアハウスとは?

就活生向けシェアハウスとは、地方から東京や大阪などの大都市へ就職活動のために集まる学生を対象とした、賃貸住宅のことです。これまで大都市で行われる企業説明会や面接などの際には、地方学生は短期賃貸マンションやホテル、夜行バス、ネットカフェなどを利用しなければなりませんでした。そこで誕生したのが「就活生向けシェアハウス」です。就活生は金銭的にも体力的にも精神的にも負担が減り、体力を温存しながら就活に集中できる環境が実現しました。

予約から利用までの流れ

シェアハウスにより多少異なりますが、一般的な利用の流れは以下の通りです。

(1)ウェブサイトより会員登録あるいは入居の問い合わせ

入居審査や初期費用の支払いがある場合もあります。シェアハウスによっては、会員登録でプロフィール画像や自己PRの記載を求められるでしょう。

(2)ウェブサイトあるいはLINEから予約・相談

ウェブサイトから予約、あるいはLINEアカウントを追加してLINEから予約・相談します。手続きはすべてオンライン上で完了。

(3)当日の対面

予約したシェアハウスでガイダンスやチェックイン。施設の説明や約束事が伝えられます。

一般的な室内設備・共用設備

一般的には、室内施設は冷暖房完備で、ベッドや収納スペースが設けられています。完全個室もありますが、通常2~4人部屋です。共用設備はキッチン、シャワールーム、トイレ、冷蔵庫、調理器具、電子レンジ、炊飯器、食器、テレビ、洗濯機、Wi-Fiなど。ドライヤーやアイロンもほとんどのシェアハウスで完備されています。布団に関しては、自分で準備する場合と完備されている場合があり、レンタルも可能です。

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就活生向けシェアハウスの料金相場

就活生向けシェアハウスの料金システム

就活生向けシェアハウスの最大の特徴は、格安で滞在できることです。料金は1泊1,500円~2,800円ほどで、立地や個室かどうかなどにより料金が異なります。敷金や礼金は発生しません。ほとんどの場合、光熱費やインターネット代も宿泊費に含まれています。

また、予約期間によっても料金が異なり、長期滞在するほうが格安です。シェアハウスによっては、1日、1週間、1ヵ月など滞在期間に応じたプランや、1泊無料サービスを設けていることもあるので、事前によくチェックしましょう。

具体的な料金相場

シェアハウスの具体的な料金相場は以下の通りです。

1日:2,000円~2,500円程度
1週間:12,000円~14,000円程度
1ヵ月:30,000円~40,000円程度

ビジネスホテルだと一泊最低5,000円、格安ホテルでも3,000円を下回る部屋を大都市で探すのは困難です。さらに、カプセルホテルやネットカフェより快適に過ごせる就活生向けのシェアハウスは、非常にコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。

就活生向けシェアハウスを利用するメリットやうれしい特典

次に、就活生がシェアハウスを利用するメリットやうれしい特典についてご紹介します。

シェアハウスを利用するメリット&うれしい特典

(1)格安で希望する都市に滞在できる

東京などの大都市に滞在する場合、一番のネックになるのが宿泊費です。都心への交通費を抑えるといっても限度があるため、金銭的な負担を減らすためには宿泊費を抑える必要があります。ここ数年で就活生に特化したシェアハウスは数を増やしているため、比較的簡単に希望する都市でシェアハウスを見つけられるでしょう。

(2)利用する物件によっては、OBやOGに会う機会が得られやすい

シェアハウスによっては、全国から大都市に出て就活をしたOBやOGとのつながりを持ち、同じような経験をした先輩を紹介してくれるところもあります。OBやOGに会うことで、アドバイスを受けたり相談にのってもらったりすることも可能です。

(3)就活を応援する各種サービスが利用できる

夜行バスなどを利用して早朝や深夜に地方から到着しても、荷物を預けることができます。到着した朝にそのまま説明会へ行きたい場合、荷物を預けた後、シャワーを使ったり共有スペースで就活の準備をしたりすることも可能。チェックイン前の早朝に、インターネットが使用できるところもあります。また、以前利用した人の忘れものの貸し出しをおこなっていたり、専門の清掃スタッフが常駐しているなど、就活生を応援するサービスが充実したシェアハウスも増えてきています。さらに、就活相談ができるところも見つかるでしょう。

(4)就活に関連した新たな人脈が得られる

OBやOGとの出会いだけでなく、シェアハウスの共有スペースで出会ったほかの就活生と交流を持つことで、互いに苦労を分かち合ったり刺激し合ったりすることができるでしょう。シェアハウスによっては、就活生だけでなく社会人が入居しているところもあるので、さまざまな職種の幅広い人々に出会えるかもしれません。

就活生向けシェアハウスを利用する際のデメリットと注意点

メリットの多いシェアハウスですが、メリットがあれば当然デメリットもあります。ここでは、知っておきたいデメリットと注意点をご紹介します。

デメリット&注意点

(1)部屋や共用部分の掃除は自分でやるのが基本

ホテルではないので、使用している部屋や共有スペースは自分たちで掃除するのが基本です。掃除スタッフがいるシェアハウスもありますが、料金が多少高くなる傾向です。他の人に迷惑をかけないように、きちんと整理整頓することを心がけましょう。

(2)使用する日用品は、すべて自分で用意

基本的に、シャンプーや歯磨きセット、タオルなどのアメニティ類は、すべて自分で用意する必要があります。ただし、個人の収納スペースは限られているため、最低限のものだけ揃え、必要に応じて買い足すことをおすすめします。

(3)利用者との協調性が必要

多くの時間をほかの利用者と過ごすため、協調性が求められます。共有スペースであるキッチンやお風呂などは、自分が使いたいときに使えるとは限りません。ほかの利用者とコミュニケーションをとりながら、使うタイミングを計る必要があるでしょう。個人の時間やスペースを求める人や人見知りをする人には不向きかもしれません。

(4)学年で利用制限をかけている物件もある

「3年生(3回生)に限る」など、学年で利用制限をかけている物件もあり、希望のシェアハウスを見つけにくい場合もあるかもしれません。希望するエリアでいくつかのシェアハウスを見つけておき、比較検討することをおすすめします。

就活生向けシェアハウスの選び方とチェック項目

最後に、初めて就活生向けシェアハウスを選ぶ際に、最低限チェックしておきたいポイントと選び方をご紹介します。

シェアハウスの選び方とチェック項目

(1)公式ウェブサイトがある

地方の就活生にとって、公式ウェブサイトから必要な情報を得られることは重要です。公式ウェブサイトを持たないシェアハウスの場合、信用面でも危ぶまれます。

(2)合法な施設である

当然のことですが、合法な施設を選びましょう。非合法の施設とは、住居をただ仕切り直しただけ、あるいは事務所や倉庫などを仕切って施設にした物件のこと。建築基準法・消防法などの違反の可能性があります。ウェブサイトで運営企業をしっかり確認し、利用者の声もチェックするといいでしょう。

(3)利用者の条件は自分の希望と合っているか

利用者の条件として、男女不問、女性のみ、就活生のみ、社会人と共同利用など、制限を設けている場合があります。就活に集中したい方は、就活生のみの物件を探したほうがいいかもしれません。

(4)交通の利便性は良いか

せっかく格安で宿泊しても、説明会や面接会場へ行くのに交通費がかかってしまえば意味がありません。路線図や地図などで立地を事前によく確認し、宿泊先を選ぶようにしましょう。

(5)予算内に収まるか

シェアハウスによっては、ビジネスホテル並みの料金設定の場合があります。宿泊代だけでなく、交通費や食費も考慮して、必要な予算を見積もっておきましょう。

就活中には上手にシェアハウスを活用しよう!

デメリットや注意点があるものの、格安で宿泊できる就活生向けシェアハウスは、金銭的・肉体的・精神的にも就活生の負担を減らしてくれるサービスです。デメリットをしっかり理解し、メリットをより享受できるよう賢く活用してみてはどうでしょう。

参考

[1]【増えるシェアハウス 前編】シェアハウスと一般賃貸住宅との違い
[2]http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201408_04.pdf
[3]2018.12.1

[1]【増えるシェアハウス 後編】シェアハウスと一般賃貸住宅との違い
[2]http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201409_04.pdf
[3]2018.12.1

関連リンク

就活中の宿泊場所のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

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著者:reisuke

人材派遣会社で数年間コーディネーターとして従事し、その後海外へ。現在は、ライター・翻訳者・日本語教師という3つの顔を持つ。政治・経済・教育を中心に幅広いジャンルで執筆中。