かわいいケーキに囲まれて働くケーキ屋。小さいころに憧れていたという人もいるでしょう。そんなケーキ屋でのアルバイトの仕事内容やメリット、注意点などをご紹介します。学生にも人気のバイト先ですので要チェックです!
ケーキ屋のバイトの仕事内容
ケーキ屋のバイトには、大きく分けて販売と製造の2つの仕事があります。それぞれどのようなことに携わるのか、主な仕事内容をご紹介します。
販売スタッフ
ケーキ屋の店頭で、お客さまに対して接客をする仕事です。ケーキの注文を受け、会計や包装を行います。お客さまにケーキのおすすめや、商品説明を行うことも。さらに、プレートに名前を入れるなど簡単なデコレーション作業を任される場合もあります。ケーキはデリケートな商品なので、丁寧な取扱いが必要です。
また、開店時、閉店時に働く場合には、お店やショーケースの清掃や商品の陳列作業、消費期限の管理も必要です。
製造スタッフ
工房のあるケーキ屋では、製造スタッフも募集されています。ケーキを作るには技術が必要なため、バイトの場合は主に補助的な作業が仕事です。材料を用意したり、できあがったケーキやお菓子を包装したりなどの簡単な作業が中心。慣れてくると、徐々にケーキ作りにかかわる仕事が増える可能性もあります。
▽ケーキ屋さんのアルバイトってどんな?クチコミをチェック!
ケーキショップでバイトのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)
出典:写真AC
ケーキ屋のアルバイト環境は?
「ケーキ屋で働きたい!」と思っていても、時給や待遇などの環境も気になりますよね。ケーキ屋のアルバイト環境についてチェックしてみましょう。
ケーキ屋の時給や勤務時間
ケーキ屋のアルバイトの時給は平均的なレベル。都内で1,000円前後が相場です。ただし、クリスマスなどの繁忙期は、特別に時給がプラスされることもあります。
勤務時間は、販売スタッフならお店が開いている時間がメイン。お店や場所にもよりますが、9:00~21:00くらいの間でシフト制となりますので、大学が終わった後の夕方から夜にかけて短時間働くこともできます。製造を担当する場合には、開店前の早朝からというケースなどさまざまです。
チェーン店と個人店の違い
ケーキ屋には、比較的規模の大きなチェーン店と、個人店があります。
販売の場合は接客が中心ですので、仕事内容が大きく異なることはありません。
しかし、製造は仕事の内容が変わってくる可能性も。チェーン店の製造は、簡単な作業が多くなります。店内で加工する場合でもある程度工場で製造されて届けられることが多いからです。
一方、個人店では店内で製造するため、さまざまな作業を手伝うことになります。ケーキ作りに興味がある、パティシエになりたいなどの場合には、個人店のほうが学べることが多いです。
さらに個人店では、自分の意見が直接新商品やサービスに反映されることもあるので、個人店のほうがやりがいを感じられるでしょう。
ケーキ屋でバイトをするメリット
ケーキ屋のバイトは、ほかのバイトと比較してどんなメリットがあるのでしょうか?
制服がかわいい
ケーキ屋さんは制服があることが多いのですが、かわいい商品を扱う仕事でもあるため、制服もかわいらしい雰囲気です。普段は着る機会のない上品な雰囲気のものもあり、いつもとは違った自分を楽しめるかもしれません。バイト中に友人と遭遇しても自慢できます。
おしゃれな環境で働ける
ケーキ屋さんは、お店の雰囲気にもこだわるところが多数。おしゃれな環境で働けます。
お店によってはケーキを安く買えたりもらえたりする
お店によっては従業員向けの割引があり、ケーキを安く買えます。また、ケーキが売れ残ったときや、新商品を試作しているときは、ケーキが無料でもらえることも。ケーキが好きな人にとっては、この上ないメリットですよね!
ケーキ屋のバイトにデメリットや注意点はある?
続いて、ケーキ屋でバイトとして働く上でのデメリットや注意点もチェックしておきましょう。
繁忙期に休めない
ケーキ屋の繁忙期は、クリスマスやバレンタインなどのイベント時期。デートやパーティがあるからバイトを休みたいと思っても、休みを取るのは難しい可能性が高いです。イベント時は必ずバイトになる、という覚悟が必要なバイトといえます。プライベートでイベントを楽しみたいという人は考えたほうがいいかも。
太ってしまうリスクがある
ケーキ屋のバイトでは、味を知っておかないとお客さまに説明できないため、試食の機会も多いです。また、ケーキ屋でアルバイトをする人は、もともとケーキに強い関心がある人が多いでしょう。そのため、自分の働くお店で新商品が出たらつい買ってしまう、なんてことも。甘いものへの誘惑が多くなるため、人によっては太ってしまうリスクも考えておかなければなりません。
想像よりも体力を使う
ケーキ屋の仕事はかわいらしいイメージがありますが、意外と体力を使います。接客や販売の場合は、バイト中はずっと立ちっぱなし。お客さまが途切れなければ、その間ずっと接客し続けなければなりません。特に繁忙期にはかなりのエネルギーを使います。
製造の場合も、材料を運んだり鉄板を洗ったりなどの力仕事がありますし、バイト先によっては早朝から出勤しなければならない場合も。
このように、かわいい雰囲気のあるケーキ屋のバイトですが、やってみると意外と大変なバイトです。
ケーキ屋のバイトが楽しいところは?
ケーキ屋でバイトをしていて「楽しい!」と思えるのはどんなところでしょうか。
お客さまの笑顔を目にすることができること
ケーキ屋に来るお客さまの多くは、お祝いごとや特別な日のためにケーキを購入しようとしています。そのため、ケーキを販売しているとお客さまの笑顔を目にすることが多いです。お子さまの来店が多いケーキ屋では、ケーキによろこぶお子さまの姿に、ほっこりさせられることも。
また、おすすめしたケーキがおいしかったり、贈った相手から好評だったりした場合には、後日お礼を伝えられることも多いです。
デコレーションや包装が綺麗にできたときの達成感
ケーキ屋では、ケーキをプレゼント包装することもありますし、ときには簡単なデコレーションを担当することも。綺麗に仕上げられたときは、達成感がありうれしいものです。また、完成度だけでなく、お客さまが手にしてよろこぶ顔を見ると、さらにやりがいが感じられます。
憧れのケーキ屋のバイトに挑戦してみよう!
ケーキ屋は、おいしいケーキとともに、幸せを届けることができる仕事でもあります。忙しいときには大変なこともありますが、やりがいも十分。楽しく働くことができます。興味がある人は、ぜひアルバイトにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
関連リンク
ケーキショップでバイトのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

フリーライター。大手GMSでのアルバイトを中心に、空き時間には各種調査からテレアポ、イベントスタッフなどさまざまなアルバイトの経験を重ねる。ライターとして独立後は、就職支援サイトでのニュースや自己の経験を元にした多数の記事執筆を行っている。