未来に悔いを残さない!20代女性が転職で考えておきたいこと

転職を目指す20代女性にとって、最大の不安要素は「結婚・出産・育児」という将来のライフイベントと仕事とのバランスではないでしょうか。将来「転職して良かった」と思える転職をするためには何が必要かを考えていきます。

20代の転職において成功するコツとは?

「20代という若さは転職市場でも価値が高いはず。だから私は大丈夫」
ひょっとしてあなたはそう思っていませんか?

確かに30代以上の女性と比べ20代女性のほうが相対的に求人数は多いでしょう。しかし、若さだけを武器に転職を成功させることはできません。

20代の社会人を世間一般はどのように見ているでしょうか?
就業期間が短く、十分な経験・スキルを持っていない。
責任ある仕事を任された経験が少ない。
つまりは「まだまだ未熟」というのが一般的な見方なのです。

また、経験が浅い世代ほど近視眼的に転職を考えがちなもの。華々しいキャリアだけを夢見て転職を志しても、理想だけが独り歩きすることになりかねません。

転職活動を始める前に心得ておくべきこと

  1. 「なぜ転職したいのか」を明確にする
  2. 転職という選択が正しいかを検証する
  3. 自分に何ができるか・自分が何をしたいのかを明確にする
  4. 転職して何を実現したいのかという目標を持つ

20代前半と後半では求められるものが違う

経験の浅い20代前半は、「第二新卒・未経験者枠でのポテンシャル採用」が中心となりますが、社会人経験3年~9年ぐらいの20代後半では「一定以上の能力・スキルに期待したキャリア採用」が中心となります。自分はどちらに当てはまるのかを考えてみましょう。

年齢を重ねるごとに選択肢は少なくなっていく

異業種・異職種への転職でキャリアチェンジを目指すのなら、タイミングは早
いほうが良いでしょう。
「女性は男性に比べライフイベントがキャリアに影響を及ぼしやすい」
「長期的なキャリア形成を図るという観点から20代前半を採用したい」
これらが企業側の観点であり、年齢が上がるほど選択肢が狭まっていく理由です。

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【結婚前】20代女性が転職成功するコツ

女性にとって「結婚する・しない」は、その後のキャリアを左右する大事な決断。
仮に「将来は結婚し家庭を築く」という選択をするのであれば、結婚前の転職活動には相応の覚悟が必要となります。

長期的なキャリアビジョンを描く

結婚後、出産→育児というイベントに直面した時、必然的に一時的に仕事を離れる場面が出てきます。転職後に長期的なキャリア形成を目指してバリバリ働くのか、働ける期間に何らかの仕事ができればよいのか、そのキャリア観によって転職活動の内容は異なってきます。

パートナーとの価値観の共有

「近い将来結婚したい」「結婚を前提に交際中の男性がいる」という人は「パートナーとキャリアに関する価値観をどう共有するか」を意識する必要があります。
たとえば配偶者が転勤となった場合に「自分自身のキャリアを諦める」もしくは「キャリアを優先して別居する」といった決断を迫られるかもしれません。順調に総合職としてキャリアを積んでいたとしたら、簡単にキャリアを捨てることはできないはず。キャリアと家庭のバランスについては結婚前からパートナーと話し合っておく必要があります。

まずは「環境が整えば仕事は続けていく」というコンセンサスを得ること。また将来のライフイベントを想定し、具体的なシミュレーションをしておくことも大切です。どんな不測の事態が起こっても対応できるように、準備と心構えをもって転職活動に臨みましょう。

【出産前】20代女性が転職成功するコツ

長期的な視野での転職活動を

子どもを望む女性の場合、出産・育児というライフイベント抜きで転職を考えることはできません。出産後できるだけ短いブランクで仕事に復帰するか、一定期間は育児に専念し仕事復帰については時期が来たら考えるのかなどを想定しながら活動方針を決めていくべきでしょう。

企業選びの視点

転職先を決定する際は仕事内容はもちろんですが、働きやすい環境であるかどうかにも注目です。制度面で言えばフレックスタイム制や在宅勤務・テレワークなどが導入されていれば時間的な融通が利きますし、社内託児所などが完備されていれば子どもと一緒に通勤も可能です。福利厚生の充実度は働きやすさに直結するポイントですので、現在働いている社員がそれを積極的に活用できているかどうかまでチェックしておきたいところです。

20代女性が陥りやすい転職の罠

女性に限ったことではありませんが、経験の浅い20代の場合「仕事が面白そう」「雇用条件がいい」など特定のポイントだけに注目しすぎる傾向があります。こんなタイプの人ほど転職後、仕事と自分のスキルとのギャップに悩み「こんなはずではなかった」と後悔することになります。

ワークライフバランスの調和を目指した働き方

仕事と家庭、仕事と結婚。ワークライフバランスを考えるなら、働き方は多様です。総合職としてのキャリアを追求するなら正社員ですし、家庭に軸足を置きながら働くのなら転勤のない契約社員という選択肢があります。

  • 自分はどんなキャリアビジョンを描いているのか?
  • 自分の理想のワークライフバランスとは?
  • 自分の強みを活かる働き方とは?

これらを総合的に考え、ベストな働き方を見つけていきましょう。

【出産後・育児中】20代女性が転職成功するコツ

育児がひと段落したら仕事に復帰したいと考える女性は多いと思います。

育児中の転職を考えている女性が知っておきたいこと

(1)働き方にはこだわらない

基本は無理のない働き方であることを優先しましょう。育児中に社会復帰する場合、配偶者の協力を得ることはもちろん、「託児所・保育園の送迎をどうするか」など考えなければならないことがたくさん出てきます。働くことが負担になり、生活バランスが崩れてしまうのは好ましくありません。自分のやりたい仕事に就くことだけを優先せず、仕事と家庭のバランスを保つことを第一に考えましょう。

(2)あらゆることを武器にしてしまおう

出産・育児も女性ならではの貴重な経験。前職で培ったスキル・経験・仕事の実績に併せて、あらゆることを自分の強みにしてしまいましょう。一般的に出産・育児という経験は「粘り強さ」「相手への気配り」「責任感」などを醸成すると言われています。これらは仕事をする上で欠かせない素養です。また20代ならではの柔軟な発想も武器になるはず。前向きに自信を持つことが大切です。

(3)30代以降の働き方もイメージする

20代であれば育児中でも正社員として雇用されるチャンスが少なくありません。転職後、継続して働くのであれば安定度は正社員が一番。また非正規雇用で落ち着いてしまうと、その後の正社員雇用の機会が失われていく可能性が高まりますので、先を見越した働き方を考えましょう。

働きやすい環境かどうかにも注目

近年、テレワークや在宅ワークといった場所を選ばない働き方が増えています。また社内託児所などを充実させワーキングママ・パパを積極的に支援する企業が少なくありません。転職する際には、こうした働きやすい環境整備に力を入れているかどうかも企業選びの際には注目してみてください。

【故郷へのUターン前】20代女性が転職成功するコツ

夫が実家を継ぐ、親を介護するなどで、近い将来自分や配偶者の故郷へ戻るという人もいるかと思います。その場合Uターン転職を考えることになりますが、どのような点に注意すべきでしょうか?

故郷へのUターン転職のポイント

時間の融通が利く働き方を探す

家業をサポートしながら、親を在宅介護しながら、など片手間ではできないことをしながら働く場合、正社員でのフルタイム勤務は難しいでしょう。「空いてる時間を有効に使って働きたい」と思ってみても思い通りにはならない現実があります。この場合、時間的な融通の利く働き方を考えなければなりません。
例えばIT系やクリエイティブ系の職種などでは、テレワークや在宅勤務で働く人が増えています。時間的な制約が多い在宅介護の場合、自分の都合で働けるテレワーク・在宅勤務は好都合と言えるでしょう。

資格取得で「できること」の幅を広げる

国家資格の中には実務経験なしで取得でき、独立開業可能なものがたくさんあります。たとえば行政書士、不動産鑑定士、税理士、弁理士などです。難易度は高めですが、早い段階で取得しておけばUターン後の独立開業も可能です。また、比較的容易に取得できる資格としては医療事務、秘書検定、栄養士、社会福祉士などもあります。興味のあるものや将来役に立ちそうなものなどから挑戦してみてはいかがでしょうか。

希望のライフプランが叶えられる転職先を手に入れよう!

20代女性が転職を考える時、結婚・出産・育児といった将来のライフイベントを無視することはできません。まずは自分のライフプランと向き合い、その実現のためにはどうすべきかを考えてみてください。諦めないことこそが成功の秘訣なのです。

関連リンク

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著者:平野輝樹

フリーランスライター
1989年リクルート入社。情報誌の企画・制作業務に携わる。
2001年フリーランスとして独立。現在は企業向けに人材採用・教育、広報関連のコンサルティング業務と各種メディアでのライティングを行う。
1965年生まれ・52歳 栃木県在住