大学を休学すると就活に影響するの?休学のメリット・デメリット

大学の休学にはメリットもありますが、事前に知っておきたいデメリットも存在します。今回は、大学を休学した場合のメリット・デメリットや、就活への影響などについてご紹介しましょう。休学を検討中の方は参考にしてみてください。

大学を休学すると就活は有利になるのか?不利になるのか?

まず、「大学を休学すると結局就活には有利になるのか?不利になるのか?」という論点についてですが、結論からいえば「休学した理由による」といえます。

たとえば休学した理由が「海外インターンシップに参加したかった」「別の大学に入り直したいと思ったので、再受験の勉強時間をとりたかった」などの内容であれば、将来に対して前向きな姿勢がうかがえるため、就活に有利に働く可能性も高いです。

一方、「なんとなく」「自分探しの旅に出たいと思った」などの理由だった場合は、将来に対しての具体性が見えにくいため、面接官から理解を得られない可能性もあります。

就活の際は、「なぜ、自分は休学したのか」「将来にどんなプラスがあると思ったのか」をきちんと説明できるようにしておくとよいでしょう。

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大学休学が就活に有利になる場合とは?休学のメリット

では次に、休学が就活、ひいては将来にとってのメリットになるケースについて見てみましょう。

海外のインターンシップにも参加しやすくなる

休学をすると、大学に通っていた時とくらべて、時間に余裕ができます。国内外のインターンに参加して、将来に役立つさまざまな経験を積むことも可能です。特に海外の長期インターンは、大学に行きながらではなかなか挑戦しにくい経験のひとつ。将来海外で働いてみたい人や、語学力を活かして仕事したい人には特におすすめです。

ただし、海外のインターンシップに参加する際は、ホストカンパニーを慎重に選びましょう。よくあるトラブル例としては、

・せっかく海外に行ったのに研修はすべて日本語だった
・TOEICを受けずにインターンに参加したため、語学力が評価されず、重要な仕事を任せてもらえなかった

などの事例があげられます。また、中には「取得するビザを間違えてしまって、入国審査で引っかかった」などのトラブルも…。出立の準備はくれぐれも入念に行いましょう。

将来をじっくり考えるきっかけになる

休学中は自由に使える時間が増えることから、自分の将来についても落ち着いて考えやすくなります。自分がこれからどんな人生を歩みたいかを見つめ直すことで、就職したい仕事のビジョンが見つかることも珍しくありません。

大学に行きたくなる

大学から一度離れることで、学生として過ごす時間や、皆と学ぶ楽しさが恋しくなることがあります。大学に通う気力や体力も戻りやすくなり、復学へのモチベーションが高まることも。大学を無事に卒業すれば、大卒者のみ応募できる求人にも挑戦できますし、就活の選択肢もひろがります。休学して将来への英気を養うことも、ひとつのメリットといえるでしょう。

大学休学が就活に不利になる場合とは?休学のデメリット

計画的な休学にはメリットがありますが、無計画な休学は就活や復学後の大学生活にデメリットをもたらしやすいです。たとえば、以下のような注意点があげられるでしょう。

就活の期間が遅れる

休学をすると当然のことながら、同期よりも就活の時期が遅れやすくなります。社会人になるタイミングも遅れやすいため、人によっては復学後に「自分は出遅れてしまった」と、劣等感を抱いてしまうことも珍しくありません。休学は決して回り道ではありませんし、特殊なことでもありませんが、「周りと少し異なる歩み方を選ぶ」という自覚と覚悟はあったほうがよいでしょう。

同期の友人が減りやすい

1年以上の休学をした場合、同期の友人と疎遠になりやすいです。結果的に、講義を一緒に受けることや、大学生活や就活の情報を交換しあう友人なども減りやすくなります。

「友達はあまりいらない」という人にとっては大きなデメリットではありませんが、「大学ではできるだけ友人といたい」「友人と情報交換したい」という人にとっては、事前に注意すべきデメリットといえるでしょう。

休学中の目的があやふやだと、就活に不利になることがある

休学期間を経たあとで就活をすると、多くの面接で「なぜ休学したのですか?」と問われやすくなります。休学の目的がはっきりしていた場合や、休学中に頑張ったことなどがあれば正直に答えるだけでかまいません。ただ、「なんとなくノリで」などのあやふやな理由しか用意できなかった場合は、特に理由もなく物事を投げ出す人だと思われやすくなり、就活にも不利になりがちです。

休学をする際は、はっきりと目的をもって計画を立てるようにしましょう。

大学を休学するための手続き

大学を休学するメリット・デメリットをふまえたうえで「それでも休学したい」と思った場合は、できるだけ早めの手続きがおすすめです。具体的には、以下の手順で進めるとよいでしょう。

1.両親に相談する

まずは両親に、休学の意思を伝えます。両親に学費を支払ってもらっている場合は、休学費や在籍料について相談することも大切です。休学に際して留学や旅行などに行く場合は、その費用の捻出方法についても事前に相談するようにしましょう。

2.大学の教務課などで面談を受け、「休学願」をもらう

休学を決めたら、大学の教務課に行き、休学の意思を伝えます。多くの大学では簡単な面談が設けられ、「どうして休学したいの?」などの質問をされます。休学したい理由をきちんと伝えて、休学に必要な書類である休学願をもらいましょう。奨学金を受けている場合は、面談時に奨学金の停止手続きなどを行うこともあります。

3.休学願に必要事項を記入・提出する

休学願に必要事項を記入します。学生本人および保証人(両親など)の署名・捺印がいるほか、病気で休学する場合は診断書の添付が求められることもあります。復学する時期についてもこのタイミングで決めるので、慎重に選びましょう。

休学願に必要事項をすべて記入したら、大学に提出します。いよいよ休学期間のスタートです。

4.休学期間が終わりそうになったら、本当に復学するかどうかを決める

休学願に記載した復学予定日が近づいたら、本当に復学するかどうかを決めます。もし復学する場合は大学に復学願を、引き続き休学したい場合は休学継続願を提出しましょう。

大学の休学にかかる費用はどれくらい?

休学とは文字どおり、「学校を長期的に休むこと」です。大学の場合は半年(半期)、または1年間のお休みをとることになり、講義にも出席しません。しかし、大学に籍は置いていることから、多くの大学では休学期間に応じた「休学費」の支払いが求められます。

休学を決める前に、休学費のチェックを

休学にかかる費用は、各大学と休学期間によって異なりますが、休学する期間の授業料の約1割程度といったところが多いです。ただ、中には授業料の2分の1相当という、高額な休学費が定められている大学もあります。「本当は休学したかったが、休学費が支払えないから退学せざるをえなかった」というケースも珍しくないので、休学費の確認は早めに行うようにしましょう。

また、大学によっては休学費ではなく、在籍料の納入を求める場合もあります。在学中に大学の休学制度が変わることもあるので、「休学したい」と思ったタイミングで都度、確認するのがおすすめです。

休学期間の限度に注意

休学費を払えば大学に属したまま長く休むことができますが、大学の休学期間には限度があります。一般的に休学できる期間は、最長で2年間です。休学できる期間を超えた場合は大学から除籍されてしまう可能性が高いため、くれぐれも注意しましょう。

大学を休学する目的をしっかりと考えて有意義な休学にしよう

休学のメリット・デメリットについてご紹介しました。休学は、人生において大きな転機となりうる選択です。もし休学する場合はしっかりと目的を決めて、就職活動や将来にとってプラスになる計画を立てるようにしてみてくださいね。

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著者:ritfiles

音楽と映画の世界を経て、ライター職へ。ビジネス系を中心にオールジャンルで活動しているフリーライターです。飲食店・映画制作会社・税務署・イベントホールなどでのアルバイト経験あり。