寒い時期の就職活動はこれで乗り切ろう!リクルートスーツの寒さ対策

リクルートスーツは、冬場に着こなし方を一歩間違えると、寒い思いをするばかりか、ビジネスマナー違反にもなってしまいます。そこで、リクルートスーツを着る際の小物やインナーの選び方を始めとした正しい寒さ対策について紹介します。

就活生なら知っておきたい!リクルートスーツの寒さ対策【素材編】

スーツやシャツは素材次第で冬でも着心地が良くなります。まずは寒さ対策に有効な素材と、それぞれの特徴を知ってスーツ選びの際に参考にしてみてください。

ウール

真夏用以外のスーツは「ウール100%」を選ぶのが良いとされています。ウールの特徴は、天然素材のため柔らかくて保温性があることです。
冬場は室内外の温度差から、会社に着くと汗をかいてしまいがちですが、ウールのスーツは調湿効果に優れ、冬場でも汗冷えする心配が少ないのもメリットです。

ポリエステル

ウールと混紡される合成繊維の代表的なもので、安価なうえに様々な機能を持っています。スーツの裏地には、衣服内の水分を吸収して発熱する「吸湿発熱」機能を備えたポリエステルがよく使われています。

ナイロン

ウールと混紡で使われることが多い素材です。風を通さない防風保温機能があるため、冬場でも暖かく着られます。汗を吸いやすく乾きやすい吸汗速乾性も魅力です。

レーヨン

レーヨンは絹のような質感を持つ合成繊維です。合成繊維ならではの機能性を持ちながら、生地に上品な風合いが出るため、スーツの暖かさとデザインを両立できます。

特殊素材

断熱性が高い人工糸として、サーモクロス繊維や炭素繊維などがあります。これらが使われている、高機能素材で保温性と吸湿性を両立した登山用インナーを普段使いするのもおすすめです。

ちなみに、下着にはメーカー独自開発の素材も増えてきましたが、やはり綿やウールが主流です。下着をウール混の素材に替えればスーツの中を暖かく保つことができます。

▽リクルートスーツや服装の口コミをチェックしてみよう!
スーツ/メイク/写真の掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

f:id:hito-contents:20181119102353j:plain出典:fotolia

就活生なら知っておきたい!リクルートスーツの寒さ対策【男性編】

次に、リクルートスーツ着用の際の寒さ対策に役立つ男性向けのアイテムを紹介します。

長袖の薄手インナー

特殊素材でできた「高機能インナー」が増えています。薄着で保温ができるため、ワイシャツの下に着ると効果的です。

タンクトップ

高機能インナーの化繊で肌がかぶれてしまうのが心配な人は、下に綿のタンクトップやTシャツを着ておきましょう。冬でもスーツの下には汗をかきます。特に汗をかきやすい人は、吸湿・消臭加工されたインナーを着けておくと、汗の臭いを予防することができます。

レギンス

真冬はリクルートスーツのパンツだけでは身体が冷えてしまうことも。寒さに弱い人は、パンツの下に特殊素材のメンズ用レギンスをはくことをおすすめします。

腹巻き

メンズ腹巻きの素材は、ウールだけではありません。ごわごわするのを避けたいなら、薄手のタイプを選びましょう。カシミヤ100%や、メーカー独自開発の素材でできた薄めタイプのものが増えています。

靴下

靴下の素材はウールや綿が主流ですが、抗菌機能や蒸れ防止機能を備えた化繊の生地を選んでも良いでしょう。消臭効果の見込めるレーヨン混もお勧めです。靴下にも、薄手ながら足の冷えない特殊素材のものがあります。
なお、レギンスと靴下を重ね履きすると保温性を高めることができます。

就活生なら知っておきたい!リクルートスーツの寒さ対策【女性編】

女性の場合の冷え対策にもいろいろなアイテムがあります。代表的なものを紹介します。

機能性インナー

ブラウスの下には、サーモクロス繊維などのカットソータイプのインナーを重ね着するのが寒さ対策に効果的です。七分袖やVネックのものを選べばブラウスから見えてしまう心配もありません。

タンクトップ

スーツの下にキャミソールはあまりお勧めしません。脇の汗が服の表側に染みる可能性があるからです。脇汗が特に心配な人は、脇パットが付いているタンクトップを選びましょう。

腹巻き

吸湿発熱素材でできたものが暖かいですが、化繊にかぶれやすい人もいます。敏感肌の人は、服の上から使用すると良いでしょう。
天然素材では、ウールやシルクの腹巻きもお勧めです。

ガードル

裏起毛などの防寒ガードルやショートスパッツには保温効果があり、スタイルにも響きにくいメリットがあります。ストッキングの上から重ね履きするのも良いでしょう。

ストッキング

就活用ストッキングのカラーはベージュにしましょう(黒タイツはマナー違反とされていますので注意)。40~50デニールの厚手で、高機能素材のものにすると暖かいです。寒くて靴下を重ね履きしたい人には、つま先だけの5本指ソックスなら、外から見えないのでマナー違反にはなりません。

就活生なら知っておきたい!リクルートスーツの寒さ対策【小物編】

ここまで衣服について紹介してきましたが、さらに、寒さ対策に役立つ小物をいくつかご紹介します。

カイロ

シャツの中に防寒用インナーを着てもまだ寒いという人は、シャツの中に着るインナーにカイロを貼りましょう。インナーの重ね着が必要なく、着膨れの心配がありません。お腹が寒い人は、下腹部を温めると良いでしょう。腰や背中に貼ると暖まりすぎることがあるので注意しましょう。

防寒インソール

スーツ姿になると意外と寒くなるのが、足先です。靴用カイロか、防寒インソールを用意しましょう。革靴に入れても違和感のないボア素材などのインソール(中敷)がおすすめです。

塗るカイロ

指先がかじかんで、手が動かせなくなるのが心配という方に効果的なのが、「塗るカイロ」と呼ばれる遠赤パウダー配合の温感クリームです。入室前に手に塗っておくと、じんわりと暖かくなって、安心できますよ。

就活生なら知っておきたい!リクルートスーツの寒さ対策での注意点

最後に、リクルートスーツの寒さ対策に関する注意点・ポイントを挙げておきます。

体温調節

寒さ対策も大切ですが、緊張して身体が熱くなったときや、暖房がききすぎているときなどに体温の調節ができるようにしておきましょう。特に、カイロを貼るときは取り外しやすい部位に貼りましょう。

シャツで防寒

スーツの下に着るシャツが寒さ対策を左右します。男性ならサーモクロスなどの断熱性のある素材のワイシャツを選びましょう。女性なら襟元から寒い風が入らないよう、首元までしっかりボタンがあるレギュラータイプのブラウスを選びましょう。

重ね着に注意

着膨れは動きにくいだけでなく、面接官にやぼったい印象を与えてしまいます。シャツの下に着るインナーは最小限にして、何枚も着込みすぎないように注意しましょう。
また、色が透けて見えるような黒系のインナー、袖先や首元がシャツからはみ出るようなインナーは、印象があまり良くないため避けましょう。

就活で大事なリクルートスーツの寒さ対策は、見えない部分でしっかりと!

リクルートスーツの寒さ対策としては、寒さ対策に有効なスーツやシャツの素材を知る、寒さ対策に役立つインナーやカイロなどを用意する、体温調節などの対策をする、この流れが効果的です。やみくもに重ね着するのは避け、適切な寒さ対策で乗り切りましょう。

関連リンク

スーツ/メイク/写真の掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

f:id:epb0804:20170929192026j:plain

著者:杉本 京子

産業カウンセラー/日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)プロジェクトマネジメント・スペシャリスト
都内私立大学にて非常勤職員の傍ら、職業訓練講師や面接指導に従事。新卒・既卒者を対象に年間延べ100人以上の個別面接練習を行っている。