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就活生なら知っておきたい!就活に役立つロジカルシンキングとは

効率的に物事を判断したり、理論的に説明したりする際に必要となるロジカルシンキング。ビジネスパーソンに求められるスキルですが、就活でも役に立ちます。今回は、就活生なら知っておきたいロジカルシンキングについてご紹介します。

就活生なら知っておきたい!ロジカルシンキングとは

ロジカルシンキングとは

ロジカルシンキング(logical thinking)とは、言葉の通り「理論的思考」という意味です。複雑な情報を細分化し、ある枠組みにそって整理・分析するスキルといってもいいかもしれません。整理・分析することで情報の因果関係を把握し、適切な判断によって結論を導き出すことが可能になります。合理的な判断や理論的な説明の際に有効なことから、企業の人材育成などにも導入されています。

ロジカルシンキングにより身につくことは、整理・分析能力のほか、発見する能力や問題を解決する能力なども考えられます。なぜなら、整理・分析した結果から過不足がないかを発見し、不足があれば不足した部分を補うために「どうしたらいいのか」を考える必要があるからです。さらに、枠組みにより情報の因果関係を理論的につなげていくことになるため、物事を組み立てる能力も身につくでしょう。

ロジカルシンキング実例

ロジカルシンキングを行う際に大切なのは、抜け漏れなく考えること。「なぜそうなのか?つまり何なのか?」ということを考えて深掘りすることが必要です。ロジカルシンキングを用いて物事を深掘りし整理・分析することによって、過不足や今後の課題が見つけやすくなり、問題解決へつながりやすくなります。

例えば、最近売り上げが落ち込んでいる飲食店から相談を持ちかけられたときに、「新しいメニューを出してみましょう」といきなり提案すると、「それが本当に良い案なのか」「適当にいっているのではないか」と店主に疑問を持たれてしまう可能性があります。しかし、以下のようにわかりやすい理由を挙げることで説得力が増し、相手は提案を受け入れやすくなります。

「以前の利益と今の利益を確認したところ、顧客と売り上げは変わっていませんでしたが、材料の高騰によって仕入れ値がかさんで利益が出ていないことがわかりました。材料を変えたメニューを作るか仕入れ先を変えてみると利益が上がる可能性があります。」

もちろん、ビジネスシーンだけでなく、自分自身のことでも整理・分析することができます。

例えば、「ダイエットしたいけど、どうしても成功しない」という問題を抱えていたとしましょう。

ダイエットできない理由は、「毎晩アイスクリームを食べてしまうから」
→毎晩アイスクリームを食べる理由は、頑張った自分へのご褒美がほしいから
→ご褒美がアイスクリームの理由は、帰宅途中にコンビニで気軽に買えるから

つまり、ダイエットできないのは「毎晩アイスクリームを食べるから」で、アイスクリームを食べる理由は「ご褒美がほしい」「帰宅途中にコンビニがある」「気軽に買える値段」ということになります。

解決策として考えられるのは、「ご褒美をアイスクリーム以外に変える」「帰宅順路を変えてコンビニを通らないようにする」などでしょう。

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出典:fotolia

ロジカルシンキングは就活でどう活かせるのか?