いつから何をすればよい?第二新卒の就職活動の流れと方法を解説!

第二新卒の就職活動で大切なことは、より多くの求人に出会えるベストタイミングに照準を合わせることです。では、ベストタイミングはいつか?いつからどんな準備をすればいいのか、就職活動の流れと方法について詳しくご紹介します。

第二新卒の企業の採用が多い時期とは

第二新卒の就職活動は1月から3月がベストタイミングで、企業の採用が最も活発になる時期です。転職を成功させるには、希望に合う求人に出会うチャンスをできるだけ多く持つことがポイントです。1年の中で、最も求人が増える時期を狙って、計画的に就職活動を進めていかなければいけません。

では、なぜ1月から3月に求人が増えるのか、その理由をご説明します。

【理由その1】決算月である

日本の多くの企業は3月が決算月です。
決算月である年度末をひとつの区切りとして、新規事業の立ち上げや部門、部署の増減などの組織改革を行うため、求人が発生します。

【理由その2】受け入れ体制が整う

1月から3月に募集活動を行い、4月入社に照準を合わせます。
4月入社であれば、新卒とともに研修を実施することができ、人や時間のコスト削減につながるだけでなく、充分な準備をした上で、配置することができます。第二新卒といっても経験年数は少なく、充分な研修を受けられることは応募者側としても安心要素となります。

1月から3月の次に転職市場が活発になるのが、7月から9月です。3月決算の企業は9月がちょうど半期になり、人事異動がある時期です。また、ボーナス時期に合わせて転職する人もいるため、欠員補充の求人が出ます。1月から3月の場合は4月入社、7月から9月の場合は10月入社を目処に企業は採用活動を行います。

就職活動は自己分析や業界研究などエントリーまでの事前準備が必要です。具体的な就職活動の内容と方法について、これからご説明します。

f:id:epb0804:20180713122822j:plain出典:写真AC

【第二新卒の就職活動の流れ】(1)まずは自己分析と業界研究や情報収集でエントリーの準備

就職活動の事前準備は、1ヵ月から2ヵ月の期間が必要です。この準備期間に自己分析や業界研究、情報収集を行うことで、スムーズに就職活動をすすめることができます。

■自己分析はなぜ必要か?

第二新卒の採用面接では、必ず転職理由と入社後の目標や将来のビジョンについて質問があります。これらがあいまいなままでは、面接を突破することはできません。
明確な答えを出すためには自己分析が必要です。自己分析の方法は「なぜ」「なに」を繰り返します。
今の会社に入社したのはなぜか、どんな実績があって、仕事の中でどんな工夫をしたか、満足度はどれくらいだったか?それはなぜ?次に希望するのはどんな業界で、なにをしたいのか?
入社後の目標は?その理由は?その目標を達成するためにはなにをするの?と納得いくまで、答えを出していきます。

■業界研究と情報収集も必須

希望する業界についての知識や情報も面接対策や就職活動にかかせません。業界の将来性や市場、現状を把握することで目指す方向性とマッチしているか、確認することができます。情報収集のツールはひとつだけではなく、業界の市場動向がタイムリーに分かる業界誌や、詳細な採用情報が得られる転職エージェントを利用するなど、複数を併用することで効率的に行えます。

自己分析や業界研究は学生時代にやったから、もうやる必要がないと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、一度、社会に出ると考え方や価値観、視点が学生の頃とは変わっています。再度、自己分析や業界研究、情報収集を行ってください。

【第二新卒の就職活動の流れ】(2)エントリーをする企業を決め企業研究

多くの求人の中から業界を絞り込み、エントリーをする企業を決めます。単純に勤務条件だけでエントリー先を決めてしまうと、入社後にミスマッチを起こしてしまいます。
第二新卒の就職活動では、希望する働き方や将来のビジョンを実現できる社風や制度のある企業を見極めることが大切です。

同じ業界でも企業によって社風や人事評価制度、福利厚生などそれぞれ異なります。各企業の細かな情報収集を行う方法は4つあります。複数の方法で、欲しい情報を効率的に集めましょう。

(1)転職サイト

タイムリーに多くの求人が掲載されている転職サイトには業界別の動向やノウハウなど就職活動に必要な情報も掲載されています。

(2)転職エージェント

転職サイトにはない非公開求人を多く取り扱う転職エージェントでは、企業の社風や面接の内容など詳しい情報を得ることができます。

(3)業界紙・四季報など

業界紙や業界新聞は希望業界の動向を詳しく知ることができます。四季報は売上高や利益などの情報が掲載されています。

(4)口コミサイト

元社員や現役社員が投稿している口コミサイトは、転職サイトやホームページでは分からない企業の実態が分かります。ただし、信ぴょう性に欠ける投稿もあるので、参考程度にとどめておきましょう。

【第二新卒の就職活動の流れ】(3)応募書類の作成

応募書類の中でも採用選考のカギを握る自己PRと志望動機は充分時間をかけ、丁寧に作成しなければいけません。

第二新卒の採用で企業側が重視する点は、経験よりもポテンシャル(潜在能力)です。どんなポテンシャルがあるのかを見極める判断材料となるのが、自己PRと志望動機です。

■自己PRは自己分析を活用します。

どんな仕事に携わったか→実績や結果を具体的なエピソードを交えて書き出す(※実績や結果はできるだけ数字で表す)→身につけたスキルや強みはなにか→スキルや強みでどのように貢献できるかを書きます。
企業が自己PRで知りたいことは、仕事に対する考え方や価値観、姿勢、どのような強みがあるのか、その強みをどう活かしたいと考えているか、です。

■志望動機は業界研究や企業研究で得た情報を活用します。

数多くある企業の中から、なぜその企業を選んだのか。どんな点に魅力を感じたのか、入社後に実現したいことを志望動機で伝えます。業界研究や企業研究で得た情報をしっかり読み返し、その企業の特性や魅力を見つけましょう。
志望動機を見て、採用担当者は自社の理解度、入社意欲がどれくらいあるのかを見極めます。

【第二新卒の就職活動の流れ】(4)応募→面接等

希望に合う企業が複数あれば、積極的に応募しましょう。複数社にエントリーする場合、在職中であれば、現職に支障をきたさないように就職活動のスケジュールを立てなければいけません。

また、複数社から内定をもらった場合に迷わずに答えが出せるように希望順位をつけておく必要があります。希望順位は応募前と一次面接、二次面接で変化する可能性があります。選考が進む中で、しっかりと自分の目で企業を見極めていきましょう。
先述したとおり、第二新卒の場合、経験よりもポテンシャルを重視する場合が多いため、一般の中途採用よりも書類選考の通過率が高く、面接に行けるチャンスが多くなります。

つまり、事前にしっかりと面接対策をしておかなければいけません。経験よりも人物を見る第二新卒の採用は、面接が重要な場となります。
応募書類に書いた自己PRや志望動機を見返し、面接で矛盾点が生じないように、しっかりと準備をしましょう。

第二新卒の面接で最もよく聞かれる質問は「転職理由」です。「転職理由」を皮切りに展開される質問を想定し、明確に答えていけるようにご紹介してきた就職活動の流れのポイントをつかみ、事前に準備を整えておきましょう。 

第二新卒の就職活動では採用が多い時期を知り、照準を合わせて行動することがカギ

第二新卒の就職活動は、求人が増える時期に合わせて、自己分析や企業研究など事前準備を整え、スケジューリングをしっかり行うことが大切です。就職活動の流れを把握し、慎重に行動することで、転職を成功に導くことができます。

f:id:epb0804:20180306182024p:plain

著者:Rinkyo

リクルートおよびリクルートエージェントなど数社の大手人材サービス企業で、営業・制作・広報・採用担当・キャリアコンサルタントを担当。
学生、若年層からキャリア層まで現在まで2,000名以上の面談実績あり。「就職・転職の専門家」として、就職支援とマッチングを得意領域とし、大学、専門学校にて就職セミナーを実施。海外在住経験あり。
・国家資格キャリアコンサルタント
・CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
・第一種衛生管理者