多くの大学生がアルバイトしているイメージがありますが、実際はどのくらいの大学生がアルバイトしているのか、アルバイトしている場合どのくらい稼いでいるのか気になりませんか?大学生のアルバイトデータを一挙に解説します。
大学生のアルバイト従事者の割合とは
大学生は、学部にもよりますが、高校生までと違って授業の合間に空き時間があったり夏休みが長かったりとアルバイトに使える時間が増えます。
「平成28年度学生生活調査」によると83.6%の大学生が実際にアルバイトをしたことがあるそうです。ほとんどの大学生がアルバイトを経験しているんですね。
また、夏休みや春休みなどの長期休暇のときだけに働くのではなく、大学の授業がある日にもアルバイトをする学生が多く、大学生のアルバイトは日常化しているようです。
一方、仕送りなど家族からのサポートのみで就学可能な大学生の割合も年々増えているようですが、なぜそれでも大学生はアルバイトをするのでしょうか?
大学生がアルバイトをする理由には以下のような目的が一般的です。
大学生がアルバイトをする理由
- アルバイト費用を生活費や学費、サークル費用などの足しにするため
- 自分の欲しいものを買うため
- 短期留学などの資金を作るため
- 友達と旅行に行く資金を作るため
- 学校以外での友達作りや出会いのため
- 彼氏や彼女とのデート費用などを稼ぐため
- 将来の就職につながる経験をするため
- 友達に誘われて一緒にアルバイトをしたいため
- 働いて報酬を得ることに魅力を感じているため
- 親へのプレゼントなどを用意するため
- 将来就職したい会社で働くことによりコネクションを作るため
- 将来どういった仕事に就くかを模索する手段として色々なアルバイトを経験したいため
大学生にとってアルバイトをする目的は、報酬を得ること以外にも将来の就職へつなげる経験をする目的や、友達や彼氏や彼女との出会いを期待するなどの目的があるようです。社会人になると、気軽に色々な仕事にチャレンジすることは難しくなります。大学生だからこそ色々な職種にアルバイトでチャレンジすることができるので、将来の可能性を見据えるためにも色々なアルバイトに挑戦することは有効だといえるでしょう。また、アルバイトをすることによって実際に働いている社会人の声を聞くこともできるので就職したい業界や企業が決まっている場合は、関連している業界や企業で働くと就職活動に役立つかもしれません。
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