第二新卒として転職で成功するには?知っておくべきコツを紹介

第二新卒とは大学を卒業して一度は就職した後、1~3年ほどで離職した求職者のことです。社会人経験の少ない第二新卒の転職者は、どのように転職活動を進めれば成功しやすいのか、転職を有利に進めるコツをまとめてご紹介します。

第二新卒が転職で成功するコツ1:転職後のキャリアプランやビジョンを明確にする

転職活動の成否を決めるのは、面接対応など実質的な転職活動の内容だけではありません。転職の目的や理由も、転職の成否に大きく関わってきます。一般的な中途採用の転職者同様、第二新卒者も、転職後の明確なキャリアプランやビジョンがないと転職を成功させることは難しいのです。

また、第二新卒者は社会人としての経験値が乏しいため、即戦力はあまり求めません。企業が第二新卒者に求めるものは、ポテンシャルです。成長の見込みや将来性がないのであれば、即戦力となる実務経験者を採用した方が良いに決まっているのです。

そのため、転職後にどのようなスキルを身に付けてどのようなキャリアを築いていくかということを考えず、ただ今の仕事を辞めたいから転職するという理由しかないのであれば、採用されることは難しいでしょう。5年後や10年後に自分はどのように働きたいのか、それまでにどんなスキルや資格を身に付けておくのか、年収はどれくらいかなど、具体的なキャリアビジョンを明確にしておくことで、転職活動の方針が決まり転職成功への第一歩となるのです。

▽転職で成功したい人必見!豊富な求人情報から仕事をみつけよう!
転職求人検索 - 楽天みん就 求人サーチ

f:id:hito-contents:20180723145018j:plain出典:fotolia

第二新卒が転職で成功するコツ2:自分なりの企業選定条件を整理する

誰でも条件の良い転職をしたいと考えていますが、給料や待遇、社風など全ての条件が良い転職先などはありえません。自分の中でどの条件を優先しどの条件は妥協するのかという、優先順位を付けておくことが重要です。
ここでは次のように転職先の条件になりうる項目をいくつか挙げますので、優先順位付けに役立ててください。

(1)労働時間・勤務地・有給休暇取得などの勤務条件

労働時間は何時間なのか、残業はどれくらいか、勤務地はどこになるのか、有給休暇はとりやすいのかなどという勤務条件は、とても重要です。その中でも、残業は多少多くても勤務地が近ければ良い、転勤は絶対に不可、有休はとりやすい方が良いなど、具体的な条件を明確にしておくようにしましょう。

(2)仕事の魅力

これから長く働いていきたい第二新卒者にとって、仕事にやりがいを見出せるかと言うのは非常に重要なポイントです。やりたい仕事ができそうかどうか、よく吟味しましょう。ただし、転職後に最初に与えられる仕事だけで転職先を決める必要はありません。社内異動のチャンスがある企業であれば、今後いろいろな部署の仕事を経験できるチャンスがあります。その企業全体でどのような職種やキャリアがあるかを確認することが重要です。

(3)スキルやキャリア

まだ若くこれから成長していく第二新卒者は、転職先で身に付けられるスキルはどういうものなのかも考えてみるといいでしょう。また、どのように成長したいかも重要です。人によって、若手のうちから大きな仕事を与えるベンチャー企業が良い、地道に実績を積めばキャリアが用意される企業が良いなど成長の仕方が違います。会社の教育方針とあなたの将来への考え方がかみ合っている企業を選ぶのは、重要なことです。

(4)給与条件や手当の有無

給与条件や残業手当などの手当の有無も大事なポイントです。ただし、第二新卒者が転職してすぐにもらえる給与額のみで転職先を決めるのはあまりおすすめできません。今後どれだけ給与が上がる見込みなのかも考慮して、条件を決めるようにしましょう。

第二新卒が転職で成功するコツ3:自分が今できることを等身大でアピールする

第二新卒は社会人経験が浅く、実務経験やスキルのアピールは難しいかもしれません。しかし、短い社会人経験の中でもどんな業務にどのように取り組んだのか、目標に向かってどのような努力してきたのか、強みは何かなどを適切に説明できれば、今できることを等身大でアピールできます。適切に自分の能力をアピールするための3つの段階について、詳しくご説明します。

(1)スキルの棚卸し

まずは、過去の経験からあなたが持つスキルを洗い出してみましょう。社会人としての仕事経験を並べて書き出すことからスタートです。そして、それぞれの時代のエピソードや努力したこと、仕事の成果、得たスキルや苦労した経験、前職で取得した資格などをどんどん書き込んでください。
もし社会人経験が1年未満など短い場合は、学生時代の接客のアルバイトで接客スキルを身に付けた、アルバイトリーダーになったなどという経験も入れていいでしょう。

(2)アピール内容を企業の採用担当者に説明できるようにまとめる

アピールポイントを洗い出すことができたら、どのようにアピールすべきかを考えてみましょう。あなたのことを何も知らない企業の採用担当者がわかる形でまとめる必要があります。
例えば、前職で営業担当として何件かの顧客を任されており、営業手腕をアピールしたいとします。この時、どれくらいの額の商品をどれぐらいの量売ることができたのか、顧客に対するフォローは具体的にどのようにいったのか、顧客満足度を高めるためにどのような工夫を行ったのかなどを、具体的に説明できるようにしましょう。
ここでまとめたアピール内容は職務経歴書を書く内容にもできるので、しっかり取り組みましょう。

(3)アピールの練習

アピール内容がまとまったら、実際に口に出して人に説明する練習も必要です。心の中で思うことと、実際に口に出して誰かに説明するのは別物ですから、実践的な練習は必ずしておきましょう。

第二新卒が転職で成功するコツ4:退職理由を明確にしておく

転職活動の面接では、「なぜ前職を退職したのか」という退職理由を聞かれることも多いです。特に、第二新卒者に対しては、せっかく新卒で入った企業をなぜ短期間で退職したのか、企業は知りたがります。これに対し、ネガティブな退職理由ではなく、将来を見据えたポジティブな退職理由に言い換えて説明できるような退職理由を用意しておくことが重要です。
例えば、仕事がつまらないと感じて前職を辞める決意をした場合、それをそのまま面接などで言うと、企業側は「この人は少しでも意に沿わない仕事を任せたら、辞めてしまうのでは」と思ってしまうでしょう。退職理由はネガティブなものではなく、もっとやりたい仕事がある、応募した企業の仕事は自分のキャリアビジョンに合っているというポジティブな方向に持って行くようにしましょう。

他にも、残業が多く仕事がきつくて辞めた場合は、「プライベートな時間をある程度確保してスキルアップがしたい」と言い換えます。給料が安かった場合は、「キャリアアップして収入アップを狙いたい」などと言い換えることができます。

たいていのことはポジティブな言い方に言い換えることができますから、あらかじめポジティブで、且つ相手が納得できる退職理由を用意しておきましょう。

第二新卒が転職で成功するコツ5:転職先が決まるまで退職しない

第二新卒の場合、現在務めている会社を退職してから転職活動を始めるのではなく、仕事をしながら転職活動をすることをおすすめします。仕事を続けていれば経済的な不安を抱えることなく、気持ち的にも余裕ができるからです。退職してしまうと収入が絶たれることになりますから、貯蓄を切り崩して転職活動を進めるしかありません。

しかも、第二新卒者は即戦力と言うには仕事経験が浅く、実務経験が豊富な転職者に負けてしまうのはよくあることです。他の転職者と比べて不利な状況の中で、経済的にも余裕がないとなると落ち着いて転職活動を進められなくなってしまうでしょう。

焦らずにじっくりと転職先を見極める心の余裕を持つためには、無理のないスケジュールを立てて転職活動を進めることが転職を成功させるコツなのです。 

成功のコツをおさえて第二新卒の転職活動を始めよう!

第二新卒で転職を成功させるためには、転職の目的や転職理由、企業選びの優先順位を明確にし、アピール内容を準備するなどの転職準備が欠かせません。また、退職前に転職活動を行うことで心に余裕を持つことができます。これらのコツをおさえれば、転職活動を有利に進めることができるでしょう。

関連リンク

転職求人検索 - 楽天みん就 求人サーチ

f:id:epb0804:20180223110601j:plain

著者:宮内光

中堅転職エージェントにて5年間勤務。営業として400社以上の人事担当者と商談を行いました。登録人材の面接も担当していましたので、「雇う側」「仕事を探す側」どちらの立場からの記事も制作可能です。豊富な実務経験を活かして、ノウハウと具体的なアクション、問題解決策満載の記事制作を行っています。