転職活動で内定を複数もらえたら?内定保留や入社する企業の選び方

転職活動をしていて複数の企業から内定が出た場合、どう対処すれば良いのでしょうか?肝心の第一志望の企業からの内定を逃してしまうのを防ぐために、内定保留や入社する企業の選び方について詳しくお話ししたいと思います。

転職活動で内定を複数もらえた!嬉しいけど決められない場合はキープしてもいい?

転職活動をしていて一社から内定をもらったけれど、他の企業を受けることを考えている場合や、まだ他の企業の選考結果が出ていない場合はどう対応すれば良いのでしょうか?内定受諾の返事を保留にして内定をキープしても良いものなのか、保留にした時点で内定を取り消されるようなことはないのかと、悩むところだと思います。

内定の連絡をもらってから「キープして置こう!」と何日も放置してしまうのは、トラブルの元です。他の企業を受けていて返事を引き延ばしたかったとしても、何の返事もしないまま放置してはいけません。内定保留の返事がしづらいのはわかりますが、内定の連絡をもらったら早めに返事をすることが重要です。

内定の連絡が来たらできるだけ早く入社を受諾する旨の返事をするのが理想ですが、誠意を持って申し出れば内定受諾を保留することもできます。
とは言っても、戦力となる中途採用者を早く確保したいと考えている企業からすれば、内定辞退が出ると代わりの中途採用者を探さなければなりませんから、早く返事をもらいたいのは当然のことです。

内定受諾を待ってもらえる期間は2、3日、最長でも1週間と考えてください。あまり長く待たせてしまうと、内定辞退が取り消しになってしまうリスクもあることを考慮に入れておきましょう。

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転職活動で内定が複数もらえた時の判断基準(1)転職の軸との合致点

今まで希望条件に合致した転職先を探してきたけれど、いざ内定を複数社からもらった際にどの企業を選ぶべきか迷うこともあると思います。その際の判断基準はいくつかありますが、その一つに「転職の軸との合致点を探す」というやり方があります。
今までの転職活動の軸を振り返り、改めて転職先をどこにすべきか選びなおすのです。この転職の軸についての考え方を、具体的に2つご説明します。

(1)転職理由を振り返る

そもそもなぜ転職したかったのか、転職理由を振り返ってみましょう。「年収アップしたかった」、「やりたい仕事ができる職場に移りたかった」、「子育てと仕事を両立させるために休みを取りやすい職場に転職したかった」など、転職を決めた理由があったと思います。

その自分の転職の軸や転職理由に最も合致している企業を選ぶことで、迷いなく転職先を選ぶことができるでしょう。

(2)改めて自己分析をする

転職活動を始める際に、自分の強みややりたい仕事、転職先の希望などについて自己分析をしたと思いますが、内定が出た今、もう一度自己分析をしてみてください。
様々な企業情報を見て面接を受けた今、転職活動を始めた時とは企業に対する見方や価値観が変わっている可能性もありますし、心理状態が変わっているかもしれません。
例えば、年収アップを目指していたが、転職時の年収が高い企業を選ぶよりもスキルアップがしやすい企業を選ぶ方が年収アップできる可能性が高いことに気づいたなどです。改めて自己分析をした結果からヒントを見つけ、自分が望むキーワードや重視する条件を実現できそうな会社を選んでみましょう。

転職活動で内定が複数もらえた時の判断基準(2)企業の財政状況・業績

複数の内定企業から一つの企業を選ぶ際に重要なのが、「企業の財政状況や業績を確認する」ということです。

いくら規模が大きく給与水準が高い企業であっても財政状況が悪ければ給与が下がっていくかもしれませんし、中小規模の企業でも業績が上がっていけば収入が上がり社員待遇が良くなっていく可能性もあるでしょう。企業の財政状況や業績が悪ければ、入社しても収入が増えないばかりか、最悪の場合倒産してしまう恐れもあります。

転職とはこれからの自分の人生を決める大事な決断ですから、自分の人生を任せることができる企業なのかを財政状況や業績からしっかりと判断しなければなりません。
ここでは、具体的にどのように企業の財政状況や業績を確認すれば良いのかをご説明します。

(1)求人情報で財政状況を確認する

企業の財政状況を確認するためには、求人情報を見るという方法があります。
業績の良い企業はたいてい求人情報に直近数年間の業績を記載して財政状況が良いことをアピールしますが、逆に、業績が悪化気味の企業はそのような情報を載せることはできません。

求人情報に財政状況を記載しているかどうかはその企業の財政状況をはかる一つの判断基準になるため、もう一度よく確認してみると良いでしょう。

(2)業績は利益で見る

求人情報でもその企業の財政状況をある程度把握することができますが、その数値は「売上」なので「利益」については確認できません。売上がいくら高くても、人件費や経費などを引いた後の利益が出ていなければ、景気が良い会社とは言えないのです。
最終的にその企業がどれだけの利益を出しているのか確認するためには、会社四季報などの情報を調べる必要があります。

安定して長く働き続けるためには、その会社の業績を知るということも重要な判断基準になるでしょう。

転職活動で内定が複数もらえた時の判断基準(3)人間関係・職場環境

自分の中の転職の軸と合致しているか、財政状況や業績はどうかということは転職先を選ぶうえで重要ですが、人間関係や職場環境も非常に重要なポイントです。
一緒に働く人たちの雰囲気が悪い、自分があまり評価されていないように感じる、そんな職場に転職しても、長く働き続けることは難しいでしょう。
同僚や上司など一緒に働くことになる人の雰囲気や自分がどれだけ必要とされているかを把握することが、転職先を選ぶ決め手になることもあります。

(1)同僚や上司など働く人の雰囲気

面接を受けるために企業を訪問した時に働いている人たちの雰囲気や、直接の上司の面接を受けた場合はその人柄や印象を思い出してみてください。
その会社で働いている人たちが常に暗い顔をして疲れ切っていた、面接の際の上司の態度が横柄だったなどという場合は、勤務時間が長すぎるブラック企業である、上司によるパワハラがあるなど、問題がある可能性もあります。

インターネットの企業の口コミサイトを参考にするという方法もありますが、不特定多数の人が投稿した内容には信憑性に疑問があるので、あくまで参考程度にとどめておきましょう。

(2)どれだけ必要とされているか

面接を受けた際のやり取りの中で、ぜひうちの会社に来て欲しい、あなたの能力に期待しているなどという、「自分を必要としてくれている」と感じた会社を選ぶという判断基準もあります。
自分を認めてくれる、仕事を評価してくれる、期待してくれる会社を選ぶことで、仕事にやりがいを持つことができますし、評価されて昇給する可能性も高くなります。
高いモチベーションを持って仕事をすることができるでしょう。

転職活動で後悔しないためにも、よく考えて決断を!

複数社から内定がもらえるということは複数の企業から評価されたということですから、素晴らしいことです。その中で自分に合った企業はどこなのか、自分がやりたい仕事ができ、自分を評価してくれる企業はどこなのかを自信を持って決断していきましょう。

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著者:宮内光

中堅転職エージェントにて5年間勤務。営業として400社以上の人事担当者と商談を行いました。登録人材の面接も担当していましたので、「雇う側」「仕事を探す側」どちらの立場からの記事も制作可能です。豊富な実務経験を活かして、ノウハウと具体的なアクション、問題解決策満載の記事制作を行っています。