「モノの提供」から「コトの提供」へ変えていく。

今、コンビニはモノを販売しているだけでなく、便利なサービスを次々と提供しています。コンビニ業界はもはや小売業界ではないと、株式会社ファミリーマート執行役員 管理本部長の坂崎佳樹さんは語ってくれました。コンビニ業界はこれからどのように進化していくのでしょうか。

f:id:hito-contents:20180705180348j:plain株式会社ファミリーマート
執行役員 管理本部長
坂崎 佳樹さん
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コンビニには、ビジネスの可能性が無限大。

―― 貴社の優位性を教えてください。

コンビニ業界の優位性は、社会のニーズに合わせて業態を変化させられることです。その中でも弊社は47都道府県に約17,000店舗を展開。既存の業態にとらわれず、さまざまな商品やサービスをきめ細かくお客様に提供できるよう取り組んでいます。近年で言えば、フィットネス事業やコインランドリー事業へ参入しました。そして地域に密着することで、それぞれの地域に何が必要なのかを見極めながら新しい商品やサービスを企画し、各店舗に広めています。もしかすると今後、銀行や病院、行政の機能をコンビニが担うかもしれません。可能性に限界がない。それが私たちの優位性です。

何があれば便利なのか、創造力を働かせる。

―― 現在、貴社ではどのような方が活躍していますか。

モノを売る、ということよりもお客様にとって便利だと思ってもらえる商品・サービスを提供することが私たちの使命です。そのため、言われたことだけをこなすだけではなく、創造力を働かせて何事にも挑戦できる方が活躍していますし、私たちも求めています。ここで言う創造力とは、お客様が何を求めているかを考える力。相手の気持を推し量る力です。商品を売ろうと自分の理想を押し付けてしまうと、売れるものも売れません。まずはお客様が幸せになってもらうために、何が必要なのかを考えられる方が活躍できるのではないでしょうか。また弊社は挑戦的な社風から、社員のトライアンドエラーに関して大変寛容です。特に若手の方は失敗を恐れずに、どんどん積極的に挑戦してほしいですね。

勇気を持って、自分の言葉で語ってほしい。

―― 採用活動ではどのような点を重要視していますか。

面接で学生の方たちとお話していると、自分の言葉で話せていない方が多いように感じます。もちろん、話していることは的を射ているのですが、会社案内や採用ホームページに載っている内容をそのまま覚えているだけで、オリジナリティがないように感じます。私たちは、学生の方たちに自分の言葉で「自分はファミリーマートでこのように貢献できる」と語ってほしいのです。私たちとまだ社会に出ていない学生の方では、考え方の違いがありますし足りない部分もあるでしょう。しかし、間違っていてもいいから今までの人生で感じたこと、学んだことをいかに弊社で活かせるのかを素直にお話してほしいと思いますし、そういった方と一緒に働きたいですね。

ダイバーシティの土台をしっかり固めた2017年。

―― ダイバーシティの観点からなにか取り組んでいることはありますか。

今までコンビニ業界というのは男性中心の社会、長時間労働が当たり前でした。しかしそれも変わっていかなければなりません。昨年3月に社長直下組織としてダイバーシティ推進室が誕生し、まずは女性の活躍推進を命題に掲げ、1年間さまざまな施策を社内外で行いました。その結果女性はもちろん、障がいのある方、外国籍の方たちに対する社内の意識が大きく変わっていったのです。ダイバーシティの土台は昨年1年間でしっかりと固められました。本番はここから。この取り組みで実際にキャリアアップした方たちを長い目でフォローできるような教育方法や環境づくりを実践し、社員にとって働きがいのある会社を目指していきます。

新規事業は公募制、やりたい仕事ができるための制度。

―― 働き方改革といった面では、独自の取り組みなどございますか。

弊社では社員が長く働き続けられるように、さまざまな取り組みを行っています。「自己申告制度」や「キャリアポイント制度」という制度を活用して、自分が働きたい部署やポジションを選べる仕組みがあります。また、最近では新規事業を立ち上げる際に公募制をとっており、その事業に必要なスキルや条件を告知して社内で募集をかけています。社員も新しいことに飛び込みたい方が多いので、多くの社員から手が挙がっています。制度が制度のまま終わらず、実際に活用されているところを見るのはやはり嬉しくなりますね。

経営統合を機に、社内制度をブラッシュアップ。

―― エリアを選べる働き方などもあるとお聞きしましたが……。

「地域限定勤務制度」という制度を設けています。全国を7つの地域に分け、希望する地域限定で働くことが可能です。この制度は、ユニーグループ・ホールディングスとの経営統合を受け、エリアをより細分化していこうと思案しています。「地域限定勤務制度」に限らず、ファミリーマートの制度とユニーグループ・ホールディングスの制度を、それぞれの社員が納得する形でまとめていかなければなりません。今ある他の制度も少しずつ変えてまいります。もともと弊社は多様性を受け入れる文化が根付いていますから、新たにサークルKサンクスが加わったことで、より良い方向に社員の意識が向いています。社員のみなさんに会社が好きだ、仕事にやりがいがある、と思ってもらえるようにこれからも社内環境をブラッシュアップしていきたいですね。

好きだと思える企業を選ぶことが、仕事のやりがいにつながる。

―― 最後に就活生へのメッセージをお願いします。

やはり、自分の好きなこと、やりたいことを仕事にするのが一番良いと私は思います。そのためには自分自身をしっかりと理解することが大切です。次に、さまざまな企業を見て吟味する。好きなこと、やりたいことは案外思いもよらないところで見つかる可能性があります。自分には関わりのない業界だと決めつけずに、色んな方の話を聞いてみてください。自分が好きだと思える企業を選ぶことではじめて、長く、健やかに働けるのですから。

関連リンク

ユニー・ファミリーマートホールディングスの掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

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今回インタビューを受けてくださった方

株式会社ファミリーマート
執行役員 管理本部長
坂崎 佳樹さん