アルバイトの円満な辞め方にはコツがある!実践すべきマナーを解説

アルバイトを辞める際は、できるだけ先方に迷惑がかからないように退職したいものですよね。このページでは、スマートにアルバイトを辞めるためのコツについてまとめました。アルバイトの辞め方に悩んでいる大学生の皆さん、必見です。

アルバイトを辞める意思はいつまでに伝えるべき?

アルバイトを辞める際は、職場の責任者に退職の意思を伝える必要があります。事前に退職の意思を伝える期限については職場によって異なりますが、一般的には退職希望日の2週間から1ヶ月前までには責任者に伝えるのがベターといえるでしょう。ちなみに民法上(民法第627条)では、雇用期間が定められていない労働契約に限り、退職希望日の14日前までに職場に報告すれば退職できると定められています。また、アルバイトとして採用された際にも退職時のルールについて説明があったはずなので、もし思い出せない場合は同僚や上司に再度、確認をとることをおすすめします。

ただし、「病気が見つかったので入院しなければならない」など、やむを得ない事情でアルバイトを辞める必要がある場合は、職場の厚意ですぐに退職させてもらえることもあります。嘘は厳禁ですが、早急な退職が必要である場合は無理をせず、勤務先にすみやかに報告するようにしましょう。

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アルバイトを辞めたい!伝え方のマナーは?

「アルバイトを辞めたい」と伝える際は、言葉遣いやタイミングに気をつけることが大切です。具体的には次の4つのポイントに注意するようにしましょう。

1つめのポイントは、退職の意思を伝えるときは対面で直接、責任者に「辞めたい」と伝えること。電話やメールといった間接的なツールを使うのは控えましょう。これらのツールは、「直接相手に言いにくいことでも伝えやすい」というメリットがある一方で、「相手が携帯を見ていなかった」「言葉があいまいで退職の意思がわかりにくかった」などの要因により、必ず相手に伝わるとは限らないデメリットも持ちあわせています。退職の意思を確実に伝えるためにも、できるだけ責任者に直接話すようにしましょう。

2つめのポイントは、退職の意思を伝える際には、同時に感謝の言葉も添えること。ただ単に「辞めたい」と伝えるだけでなく、これまでお世話になったことに感謝している旨を添えると好印象です。

3つめのポイントは、退職の動機をいう際に、職場の人の批判をしすぎないこと。人間関係など色々と思う面もあるかもしれませんが、「辞めるから何を言ってもいい」というわけではありません。自分は辞めていく職場であっても、他のスタッフはこれからも同じ職場で仕事を続けます。「暴力を振るわれた」「悪質ないやがらせを受けた」などの明らかな加害行為を受けた場合を除いて、職場の人の批判は控えるようにしましょう。

最後の4つめのポイントは、職場への不満を退職の理由にしないこと。職場への不満を退職の理由にすると、先方から「なんとかするからまだ働いてほしい」というように、現場の改善を条件に引き留められてしまうことがあります。「不満点が改善されるならまだ働きたい」という場合はかまいませんが、円満かつスムーズに退職したい場合は、別の退職理由を言うことをおすすめします。具体例は後述しますね。

アルバイトを辞めたい気持ちを最初に伝えるべき相手は?

アルバイトを辞めたい意思を最初に伝えるべき相手は、勤務先の責任者(バイトリーダーや店長など)です。また、退職したい旨を伝えるときは先方にきちんとアポイントメントをとり、対面でゆっくり話せるよう時間をとってもらうのがベター。アポイントをとる際も、仕事上がりのときや昼休憩など、相手が時間を取りやすい時間を選びましょう。「お伝えしたいことがあるのですが、少しお時間をいただけないでしょうか」と切り出し、時間をもらえるよう相談してみましょう。

なお、勤務先の責任者に退職希望の話をするまでは、周囲には「辞めたい」という意思を漏らさないようにすることをおすすめします。なぜかというと、事前に周囲に伝えた「辞めたい」という意思が、間接的に上司に伝わってしまう可能性があるためです。場合によっては、自分が思ってもいないこと(上司が嫌い、職場が気に食わないなど)が誤って理由として伝わることもあります。くれぐれも、仲のいい同僚などにうっかり話してしまわないようにしましょう。

アルバイトを辞める際の理由の伝え方 (OK例)

大学生がアルバイトを辞める際は、「自己都合」を退職の理由として挙げるとスムーズに辞めやすいです。具体的な例としては、まず「学業に専念したいから」です。「学業とアルバイトを両立させるつもりだったが、勉強時間が減ってしまい講義についていけなくなってしまった」「サークルで大会に出ることになり、今まで以上に活動が忙しくなってしまったのでアルバイトを続けるのが難しい」など、自分の大学生活を優先させたい旨を伝える人が多いです。

また、「就職活動に専念したい」という理由も、退職がスムーズに認められやすい動機といえます。就活シーズンを迎える大学3年生はもちろんのことですが、1~2年生でもインターンへの参加などを理由に挙げることで、就活への意欲を伝えることができます。ただ、アルバイト先によっては「インターンはいつ終わるの?」「シフトを減らしたら残れる?」など、就活とアルバイトの両立ができないかどうか提案してくれることもあります。確実に断りたい場合は、就活とアルバイトとの両立が難しい理由(インターンの期間が長い、参加してみたいインターン数が多いなど)も考えておくと安心です。

アルバイトを辞める際の理由の伝え方 (NG例)

最後に、アルバイトを辞めたいと先方に伝える際、言わないほうがいいNG例を2つご紹介します。

1つめのNG例は、職場や労働条件への不満ばかりを並べること。「アルバイトを辞めたい」と思う人の多くは、労働条件や職場に何らかの不満を持っていることがほとんどです。しかし、だからといって「職場が汚い」「給料が安すぎるからやる気が出ない」などの不満点を退職理由にすると、先方から「なんとかする」と引き留められてしまう可能性があります。上司から引き留められたくない場合は、退職の理由を自己都合にすることをおすすめします。

2つめのNG例は、人間関係の不満を言うことです。特に「××さんとノリが合わない」「○○チーフが怖くて仕事がしにくい」など、名指しで他のスタッフを批判することは避けましょう。1つめのNG例である「職場への不満ばかりを並べる」ときと同じく、現場の責任者から引き留められるリスクがありますし、実際に退職するまでの間に同僚や上司との関係が気まずくなってしまう可能性も否めません。円満に退職するためにも、周囲への批判は最小限におさえるようにしましょう。

アルバイトの辞め方のコツをおさえて円満退社を目指そう!

アルバイトを辞める際には、つい今までの不満を全部言いたくなったり、及び腰になってもっともらしい嘘をついたりしてしまいがちです。上記のアルバイトの辞め方のコツをおさえて、円満退社を目指してみてくださいね。

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著者:ritfiles

音楽と映画の世界を経て、ライター職へ。ビジネス系を中心にオールジャンルで活動しているフリーライターです。飲食店・映画制作会社・税務署・イベントホールなどでのアルバイト経験あり。