目立つ=高評価じゃない!集団面接を確実に攻略する方法

「他の応募者に埋もれないように目立つようにしよう!」集団面接になるとこんなことを考える人がたくさんいます。しかし必ずしも「目立つ応募者=高評価な応募者」ではありません。ここでは人事から見た集団面接のポイントを解説するとともに、集団面接を確実に攻略するためのポイントを紹介します。

人事から見た「集団面接のメリットとデメリット」

集団面接の攻略法を考えるにあたって、まずは人事がどんな目的で集団面接をしているのかを知っておきましょう。人事から見た集団面接の最大のメリットは「比較的短時間で、多くの応募者を面接できる」という点です。一次面接や二次面接など初期の面接でこの方式が採用されるのは、応募者の数がまだ多く、まとめて面接する必要があるからです。また集団面接はAさんとBさん、BさんとCさんといったように応募者間の比較ができます。応募者の優劣がつけやすくなり、次の選考に進ませる応募者が選びやすくなります。一方で集団面接にはデメリットもあります。それは公平性の観点から、興味のある特定の応募者だけに突っ込んだ質問をするということができない点と、他の応募者がいる前では言いにくい応募者の個人的な話題について質問できない点です。

したがって集団面接をする企業は、効率的に応募者をふるいにかけられる反面、話の細かい内容よりも「ざっくりとした印象」で評価せざるを得ないことがわかります。

▽集団面接に関する就活生のクチコミはこちら
集団面接のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

集団面接で人事はココを見ている!

集団面接では、もちろん話の内容も重要ですが、細かいところまでは聞いてもらえません。そのため「ざっくりとした印象」が合否に大きく関わってきます。この「ざっくりとした印象」とは、例えば言葉遣いや仕草、他の応募者が話している間の態度、髪型やスーツの着こなしなどです。これらを総合的に判断して、印象が良いか悪いかが決まります。

「そんな細かい部分は自分の本質じゃない!」と思うかもしれません。しかしそう考えているのは応募者だけです。集団面接をして「効率的に応募者をふるいにかけたい」と考えている企業にとっては、ぱっと見でNGだとわかる応募者を次の選考に進ませる理由がありません。つまり企業からすれば、話の内容も、言葉遣いや髪型などの細かい部分も、どちらもその人の本質なのです。事前に面接の練習などをしておき、「ざっくりとした印象」を良くするための対策をとっておきましょう。

f:id:hito-contents:20180322151901j:plain出典:imasia

集団面接で「やってはいけないこと」

ここまでの内容を踏まえたうえで、集団面接で「やってはいけないこと」を3つ紹介します。

  1. 聞かれてもいないのに長々と話す。
    →これをすると他の応募者の持ち時間まで使ってしまうことになります。「空気の読めない人」「自分勝手な人」という印象を与えてしまいます。
  2. 他の応募者が話している時間に手遊びをする。
    →他の応募者が話している時間は、ジェスチャーだけでもいいので話を聞いていることをアピールしましょう(頷くなど)。手遊びをしたり、窓の外を眺めるなどの行動は、「人の話が聞けない」「集中力がない」という印象を与えます。ただし、人の話を聞いている時の頷きも度を超えると、目につくので程々にしておきましょう。
  3. 目立とうとして他の人と違いを強調しようとする。
    →悪目立ちはマイナスの印象に直結します。「目立つ応募者=高評価な応募者」ではないと心得ましょう。

どれも思い入れが強かったり、緊張してしまうとやってしまうものばかりです。しかし企業は「思い入れが強いから仕方ない」「緊張してるから仕方ない」とは考えてくれないので、注意しましょう。

「隣の人と話がかぶった!」場合の攻略法

集団面接ではもちろん話の内容も大切です。しかしこの方式の面接では話の内容が同じようになる可能性も十分あります。特にアルバイトやサークルを中心にしたエピソードは、同じような内容になりやすい傾向にあります。

<「隣の人と話がかぶった!」となったときに有効な攻略法>

1つは「あらかじめ他のエピソードのストックを作っておく」です。例えば1つの長所を伝えるためのエピソードを2つ~3つ用意する、「大学時代に力を入れたこと」のエピソードを2つ~3つ用意しておきます。これだけあれば1回の面接で話がカブったせいで話せないという状況はほぼなくなるでしょう。
2つ目の攻略法は「『内容はよく似ているのですが』と前置きをしたうえで、独自性を強調する」という方法です。よく似たエピソードでも、そのときの経験は自分だけのもの。必ず独自性があるはずです。この方法を選ぶ場合は自分との違いを確実に強調するために、しっかりと相手の話を聞くようにしましょう。

「他の応募者の自己PRがスゴすぎる!」場合の攻略法

「隣の人と話がカブった!」場合よりも焦りがちなのが「他の応募者の自己PRがスゴすぎる!」場合。留学経験や部活でのインターカレッジ出場経験、世界一周旅行の経験や大規模なイベントの運営経験など、派手な自己PRをされると「自分ってものすごく場違いな人間なのでは……」と気持ちが萎縮してしまい、せっかく準備してきていた自己PRができなくなってしまうのです。しかしだからといって即席で嘘をついたり、度を越して話を盛るようなことはNGです。それは企業に対して不誠実ですし、何よりボロが出る危険があります。

このような状況に陥ったら、最初にやるべきは深呼吸です。気持ちが落ち着いたら、他の応募者の自己PRは一旦忘れ、用意してきた自己PRをきっちりと話しましょう。学生から見れば「なんてスゴい自己PRなんだ!」と思うものでも、企業の面接官の心に全く響いていない可能性は十分あります。余計なことは考えず、自分のPRを貫きましょう。

「目立つこと」ではなく「自分をアピールすること」が第一

集団面接では他の応募者の受け応えや話の内容を気にしがち。しかしそれらを意識しすぎてむやみに目立とうとすると高評価どころか不採用と判断されかねません。もちろんまったく目立たないのは問題ですが、目立つことが第一なのではなく、きちんと「自分をアピールすること」が第一なのだと心得ましょう。

関連リンク

集団面接のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

 

f:id:hito-contents:20170727142104p:plain

監修:YAN

・東証一部上場メーカー(従業員数:2万人以上)にて新卒・中途採用の採用業務を担当。新卒・中途採用では、高校・大学・就職活動イベントでの会社プレゼン、書類選考、面接官(10