「仕事に疲れた、辞めたい」と思ったら 転職する前に試したい対処法

職場での悩みで転職したいと思うことはあります。しかし、転職にはリスクがともないますし、仕事に疲れて辞めての転職となると、転職活動にも影響します。ここでは、仕事に疲れて辞めたいときにまず試したい対処法をご紹介します。

転職活動する前に現職を辞めたい理由を考えよう

職場での悩みで疲れて辞めたい、転職したいと思うことは、誰にでもあります。
厳しい生存競争をしている企業・職場には、人間関係の悩み、仕事内容の悩み、待遇や評価に対する悩み、長時間残業などの職場環境の悩みなどいろいろな悩みが発生する要因がありますので日々の仕事の中でどれかの悩みを抱えてしまうことは特別なことではありません。

しかし、その悩みの対処を行わずにひとりで抱えたまま退職してしまうと、転職への前向きなモチベーションが持ちにくくなるだけでなく、転職しても再び同じ悩みを抱えてしまう可能性があります。また、転職での面接で退職理由を聞かれたときに、ネガティブな話しかできず、よい結果が得られないかもしれません。それを避けるためにも、まずは現職でなにに悩んでいるかを明確にし、仕事を辞めたいと思っている原因を自己分析することが必要です。その分析結果によっては、辞めなくても済む対処方法が見つかるかもしれません。それに会社のあなたの周辺には、同僚や上司、人事担当など親身に相談に乗ってもらえる相談相手もいます。
ひとりで抱え込まず、悩みの原因をしっかり分析できれば、必ず適切な対処法が見つかるはずです。ここでは、4つの悩みの対処法をまとめてみました。

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転職する前に試したい仕事の悩みへの対処法(1)人間関係の悩み

仕事を辞めたい悩みでは、やはり職場の人間関係の悩みが最も多いようです。
職場の人間関係の悩みに対する対処法を紹介します。

■職場内の人間関係で悩んでいる場合
あなたが仕事を辞めたいほど人間関係で悩んでいたら、おそらく職場の身近な人や上司は気づいていると思います。まずは一番相談しやすい人に相談してみましょう。その結果、やはり対処がむずかしいようでしたら、上司に相談することを勧めます。

■上司からのパワハラ的な言動などで悩んでいる場合
上司に関わる問題で悩んでいる場合は、人事に相談することを勧めます。最近は、人事も各種のハラスメントを未然に防ぐ取り組みを意識していますので、親身に対応するはずです。遠慮なく相談してください。

■職場の同僚や上司・人事に相談できない内容の場合
社内に相談できる相手がいない内容の場合は、第三者のカウンセラーに相談する方法があります。会社がカウンセラー相談窓口と契約している場合も多いですが、そうでない場合は、いくつかの団体が開設している「悩みホットライン」などの無料相談を利用しましょう。第三者に相談することは躊躇するかもしれませんが、経験豊富なカウンセラーと話をすることで、解決策が見つかることもありますし、気兼ねなく相談することで気持ちが軽くなることも期待できます。

悩ましい相手と関わりを絶っても仕事に差し支えなければ、割り切って合わない人のことは必要以上に気にする必要はありません。
もし、仕事に支障があるような状況でしたら、他部署への異動願を出すことを勧めます。そのことで課題が顕在化して、関係者が対応し解決方向に向かう可能性もありますし、実際に異動することで解決する場合もあります。

転職する前に試したい仕事の悩みへの対処法(2)仕事内容の悩み

仕事上での悩みがあると、ほんとうに1日が辛いですね。辞めたくなる気持ちもわかります。ただ、その内容によっては、辞めて転職すれば解決するものとそうでないものがあります。仕事の悩みに対する対処法を紹介します。

■仕事内容が難しすぎると感じている場合
会社では組織で成り立っていて、仕事は職場のメンバーの共同作業です。もし、自分の仕事内容が難しすぎると感じている場合は、先輩や上司に遠慮なく相談しましょう。仕事の割り振りや難易度の調整をしていただけるはずです。その結果、悩みが解消してからご自身でも当初の仕事内容がこなせるレベルになれるよう努力をしてください。

■ 仕事が向いていないと思う場合
仕事も出会いのひとつですので、向いていないと感じる場合もよくあります。
ただ、はじめから自身に100%マッチしている仕事を担当できる可能性はあまり多くありません。ただ向いていないと感じるだけでなく、どういうところが自分に向いていないのか掘り下げて分析してください。その分析した結果、向いていないと感じるギャップは、勉強などで埋められないのか、あるいは埋められる内容だけれども勉強をしていないためかも自己確認してください。

また、今の部署ではなく他部署に自身の適性にマッチした仕事があるのであれば、そこに異動できないかを上司に相談する方法もあります。

転職する前に試したい仕事の悩みへの対処法(3)待遇や評価に対する悩み

職場での自分の待遇や評価に対する悩みはよく耳にします。職場の待遇や評価に対する悩みの対処法を紹介します。

会社では、昇給や賞与のための評価を上司が行います。明確な数字で成果が出る仕事ならわかりやすいですが、多くの仕事はなかなか成果を数字で表すことが困難です。そのため、上司も評価作業は苦痛の種です。

対処法としては、まず「報告・連絡・相談」の徹底が基本です。うまくいかないことも含め上司への「報・連・相」を基本どおり行うことで、上司は管理業務をスムーズに行うことができ、自分の職場の成果を出しやすくなります。その結果、上司の評価が上がり、それに貢献したあなたの評価も上がります。逆に「報・連・相」をないがしろにする社員は、問題発生時の対処も遅くなり、それが職場成果にマイナスの影響を与えますので、その社員の評価は必然的に下がります。

また、多くの会社には目標管理制度という社員が上司や人事に年度の目標に対する成果を報告する制度があると思います。その制度をやらされていると受け取るのではなく、自分の成果をアピールできるチャンスと受け取り、しっかりと成果をまとめ、必要ならわかりやすい補足資料もつけて上司面談や人事面談に臨むことをお勧めします。

転職する前に試したい仕事の悩みへの対処法(4)勤務環境の悩み

残業が多い、休みが少ないなどの勤務環境の悩みを抱えている人も多いと思います。
「働き方改革」が叫ばれ始めてから、特に大手企業では、長時間残業の抑制などに注力するようになり、36協定の見直しなどで実態としても残業時間が減少傾向にあるようです。
ただ、その分を中小企業や下請け企業がカバーしている現実もあるようで、あまり状況が変わらない会社も多いのではないでしょうか。
勤務環境の悩みの対処法を紹介します。

■ 自分の仕事が終わらないという場合
・仕事量が多く、どうしてもそれをこなすには時間がかかってしまう場合、一度、日々行っている仕事の項目を洗い出し、1から順番に優先順位を明確にしましょう。その結果の一番優先順位の低い仕事からやらなくてもいい内容や、ほかの項目とあわせてできないかを考えてみてください。このように仕事への取り組みを見直すことで、効率が上がる可能性があります。
■自分の仕事の負荷が高いと思う場合
・まず、先輩や上司に相談してみましょう。それでも改善できなければ、人事に相談することも遠慮は不要です。
・経営の厳しい中小企業では、わかっていてもどうにもできないのが現状かもしれません。仕事帰りに同僚と飲みにいって一緒に愚痴を言い合うことも、結構ストレス発散には効果的です。

現職に疲れた、辞めたいと思っても対処すれば改善する可能性あり。対処法でもダメそうなら転職を考えよう!

現職を辞めたいと思ってもその悩みの内容によって適切に対処すれば改善する可能性があります。それでも改善できない場合は、業務に支障がない程度に転職活動を開始するしてみましょう。転職活動に意識が向くと職場での人間関係の悩みがどうでもよいものになる場合もあります。そこで実際に転職するかどうか決めてはいかがでしょう。

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著者:寺澤 健治

エンジニアから人事責任者を経て人材ビジネス分野に転職。派遣元責任者25年の経験で多くの社員の悩み事やキャリア相談を経験してきました。
登録標準キャリアコンサルタント
第一種衛生管理者、各種情報処理資格所有