ワンデイインターンって行く意味あるの?企業側の意図は?徹底解説

今では開催してない企業は無いというくらい一般的なワンデイインターン。「就業体験」であるインターンにおいて、1日で一体どんな体験ができるのが疑問や不安に思っている就活生の皆さんも多いでしょう。今回は企業側がワンデイインターンを開催する意図を読み解き、学生側がどんなモチベーションで参加すべきなのが考えていきましょう。内定に直結するのか、本当に行く意味があるのか、徹底解説していきます。

f:id:hito-contents:20180320152956j:plain出典:imasia

ワンデイインターンと中・長期インターンの違い

まずワンデイインターンについて考えていく上で、中期・長期インターンとその中身を比較してみましょう。

中期インターンはグループワークが中心

3日間~1週間程度の中期インターンは、グループワークが中心で、事業戦略立案や組織作りワークなどに取り組みます。このインターンで試されるのは、基本的な対人スキルや論理的思考力などです。中期インターンは、本選考に呼ぶ学生をスクリーニングする意図があります。

長期インターンは就業型

2週間以上のインターンは主に就業型になります。メンターがつき、実際の業務に取り組みます。長期インターンに採用された時点で、本選考の土俵に乗っていると考えていいでしょう。そこで良い成績が出せれば、本選考でも優遇され実際に内定をもらうパターンが多く見られます。

ワンデイインターンは座学とワークショップが中心

中・長期が実際にワークや仕事に取り組む一方で、ワンデイインターンは座学や企業紹介自己分析などのワークショップが中心になります。先着順で受付されることからも、他の中・長期インターンに比べたら選考としての比率は低いと考えたほうが無難です。どちらかといえば、企業のプロモーションの場です。ごく一部のワンデイインターンを除いて、内定に直結することはありません。しかし選考過程にワンデイインターンが組み込まれていることもあるので注意が必要です。成績優秀者には本選考への招待が用意されている場合もあります。

ワンデイインターン開催の意図

上でも述べた通り、一般的なワンデイインターンの本選考への影響度は大きくはありません。企業としては、なるべく多くの学生に自社のことを知ってもらい、興味関心を持ってもらうことが目的です。そのため参加学生の人数は多く、また開催回数も多いのが特長です。体験型の企業説明会と考えるのが一番しっくりくるかもしれませんね。
そんな中、ワンデイインターンでも簡単なWebESが設けられている場合があります。そこでは主に(1)能力(2)志向(3)志望度のスクリーニングが行われています。
まず
(1)能力スクリーニングは、文字通り大学名やTOEICの点数などで足切りをすることです。人気の企業は莫大な応募数があるので、ここである程度数を絞ります。
(2)の志向スクリーニングは、目指している業界の一貫性や志望度の高さをみています。似たような企業のインターンに参加している学生であれば、業界への関心が高いことがわかります。
(3)の志望度のスクリーニングとは、「せっかくインターンを開催するのであれば高い志望度を持った学生を参加させたい」という企業側の意図です。
以上のことからわかる通り直接的に本選考への影響はありませんが、参加して不利になることはありません。

種類別にみるワンデイインターンの内容とは?

主なワンデイインターンは、座学・見学・ワークショップの3つで、座学とワークショップ型が半数を占めます。

座学型

座学は企業が活躍する業界についての基礎知識や、用語の説明が主で、実際の業務内容を知ることができる場です。また自分が知らなかった業界についての知識を深めることができます。業界選択の軸が決まっていない人や、より深くその業界について知りたい人まで有益な情報収集がでる貴重な場です。

ワークショップ型

ワークショップ形式は、自己分析や業界分析をグループに別れて行います。一般的な説明会との差別化を図るために、社員からのフィードバックを用意している企業がが多く見られます。自分一人での自己分析に行き詰った人や、実際に企業の人と話してみたい就活生にオススメです。

見学型

見学のインターンは、メーカーや研究所で開催されることが多いようです。実際に物を作っている様子や、社員が働く様子を見学することで自分の将来を想像するいいきっかけになります。特に理系向けの見学インターンが多く開催されています。

業界が絞れてない就活初期はワンデイがおすすめ?

ワンデイインターンがオススメなのは、まだ就活を始めて間もない3年生や、業界選択が定まっていない就活生です。さらに参加するときのスタンスとして、業界研究の一環として本気で取り組んでみてください。自分一人で四季報や企業HPをチェックする業界研究はとても大変です。そこで半日程度のワンデイインターンに参加し、人事の体系化された話を聞くことで効率的に業界研究することができます。また同じ業界の企業に幾つか参加してみましょう。業界を幅広く見ることで、企業を相対的に判断することができます。

インターンに参加する目的を明確にしておくことが大切

座学や見学のインターンでもきちんと自分なりの参加する目的を明確にしていきましょう。これをするとしないとでは、得られる気付きに大きな違いが生まれます。ワンデイインターンであれば、インターンの内容があらかじめ開示されていることも珍しくありません。事前にその内容をチェックして、インターンを通して自分が知りたいこと・出したい成果を明確に言語化してから参加しましょう。たとえワンデイインターンであっても、なんとなく参加している他の学生とは違った視点で取り組むことができるはずです。そしてそれを繰り返すことで、様々な業界・企業への理解が深まり、結果就活にプラスに働くはずです。

まとめ

ワンデイインターンは参加する意味がない、という意見をよく耳にしますが、実際は参加する人の心持ちでそれは変わってきます。ただの企業説明会にするのも、自分の就活の軸を見つける絶好のチャンスにするのもあなた次第です。ぜひ明確な目的を持って参加し、いい機会を作ってくださいね。

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監修:藤信 明憲(ふじのぶ あきのり)

GCDF-Japan キャリアカウンセラー資格所有
私立大学でキャリアカウンセラーとして勤務。大学在籍時は、就職相談の他、合同説明会の運営リーダーを担当し、各種就活対策セミナー講師としても年間50本以上の登壇を行う。リピート指名ナンバーワンの実績を誇り、何よりも傾聴を心がけている。
現在はフリーランスで、学生や社会人へのカウンセリング、次世代社長や大人向けの勉強会のファシリテーターや講師を行う。