就活は夏休みで差がつく!3年生の夏休みをどう過ごすべきか徹底解説

3年生の夏休みが少しずつ近づいている中、「就職活動のために自分ができること、やるべきことはあるか?」と考えている人も多いのではないでしょうか。ここでは就活スケジュールの全体を解説するとともに、夏休み中にどんなことをし、考えるべきかを解説します。

就活スケジュールの全体を把握する

まずは2019年卒のスケジュールを参考に、就活全体の流れを把握しておきましょう。3年生の6月から9月に夏期インターンシップが開催され、10月から2月にかけて冬期インターンシップが実施されます。企業エントリー開始は3年生の3月1日。これと並行して多くの企業が企業説明会を実施します。3月から5月にエントリーシートの提出、5月から採用試験や面接が開始され、7月頃からは内々定が出る、という流れです。

▽詳しい就活スケジュールはこちらからチェック!
2020年卒就活スケジュール - みん就(みんなの就職活動日記)

しかしこのスケジュールはあくまで目安。企業エントリー開始前に行われた調査によれば、企業説明会を3月に開始する企業は約60%、エントリーシートの受付を3月に開始する企業は約55%、エントリーシートの結果通知を3月から4月に行う企業が約60%、適性検査や筆記試験の実施時期を3月から4月に予定している企業が約50%、面接のピークが4月から5月と8月になることがわかっています。つまりそれ以外の企業は別の時期に採用活動を行うというわけです。

企業エントリー開始時期が早まるにせよ遅くなるにせよ、「今できること」を都度やっていく必要があります。

▽夏休みの就活対策に関する就活生のクチコミ
夏休みの就活どーする?のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

f:id:hito-contents:20180131113045j:plain出典:fotolia

自己分析をしてみる

夏期インターンシップのスタートとともに開始したいのが「自己分析」です。自己分析の目的は次の5つです。

  1. 自分がどんな人間かを知る。
  2. 自分が何に向いているかを知る。
  3. 自分の長所と短所を知る。
  4. エピソードを掘り起こす。
  5. どうなりたいかを明確にする。

自己分析の一番の目的は「自分という人間を知ること」です。エントリーシートを書くにしても、面接で企業の人と話すにしても、必ず求められるのが「自己PR」や「自己紹介」です。そこで自分という人間を言葉で表現できなければ就職活動は始まりません。

これができていれば自ずと2や3も見えてくるはずです。「自分はこんなときに輝いていた」「こういう状況になると自分は結果が出せなくなる」などこれまでの経験を振り返りましょう。またエピソードを掘り起こすことも重要です。誰かに自分について話すときに具体的なエピソードがあるのとないのとでは、説得力が全く違います。

5は過去について考える1から4とは違い、現在・未来について考える部分です。自分の人生において何が大切で何が大切でないかを考え、できるだけ具体的に未来を思い描きましょう。

業界研究を始めてみる

自己分析同様、夏期インターンシップのスタートと同時に始めておきたいのが「業界研究」です。これから就活をする社会には実に多くの業界があり、それぞれに魅力や欠点があります。就活前から「自分は百貨店業界を受けるんだ!」などとビジョンがあるのも素晴らしいですが、自分の全く知らない業界にそれ以上の魅力を感じるかもしれません。

そのため業界研究の第1のステップは「社会にどんな業界があるのかを知る」ことです。そして少しでも魅力を感じた業界があれば就活本や就活雑誌、インターネットを駆使してより深く調べてみましょう。これが第2のステップ「業界について調べる」です。業界の現状や課題、将来性、自分の能力が生かせる業界なのかやどんな仕事をしてみたいかなど、掘り下げていきます。

こうして業界研究を進めていると徐々に「なぜ自分は○○業界なのか」が明確になってくるはずです。魅力を感じる業界に大学の先輩などがいれば、迷わず会って話を聞きに行きましょう。集めた情報と実際に働いている人の話とのギャップを埋められるほか、働かなければわからない魅力や苦労なども業界研究のための貴重な情報です。

企業研究・職種研究に進んでみる

業界研究が深まってきた9月頃には「企業研究」「職種研究」に進んでおきたいところ。業界研究同様に本や雑誌、インターネットや実際にその企業で働いている人などへの調査によって、企業や働くことそのものへの理解を深めていきます。これが第1のステップ「企業について知る」、第2のステップ「自分にとっての『働くこと』について考える」です。

この2つのステップを踏むと次第に自分の企業選びの基準が見えてくるはず。第3のステップはこうして明らかになった基準をもとに、「同じ業界の各社を比較する」です。最終的には「どうして自分がその企業を志望するのか」という志望理由をできるだけ具体的に掘り下げることが企業研究のゴールとなります。

職種研究も基本は業界研究・企業研究と同じですが、「その職種で自分の能力や長所を最大限発揮できるのか」を考えるのがポイントです。

国内・海外インターンに参加してみる

自己分析や業界・企業・職種研究には様々な方法がありますが、一番スピーディにこれらをまとめてできるのがインターンシップです。国内のインターンシップでも十分「働くとは何か」について考えられますが、より濃い体験をしたいのであれば海外のインターンシップにも挑戦してみましょう。

参加するためにはエントリーシートや面接に合格しなければならないため、「誰でも手軽に参加できる」というわけではありません。しかしもし合格できなくても本番の就職活動を身をもって体験できるため、自己分析や各種研究に大いに役立ちます。「今の自分では社会に通用しない」と実感できるだけでも、インターンシップに挑戦しなかった就活生とは大きな差がつくはずです。

インターンシップ参加者の中に優秀な人材がいればそのまま採用する企業や、そもそもインターンシップに参加していなければ選考に参加できないという企業もあります。。自分が魅力を感じている企業がインターンシップを実施している場合は迷わず応募しましょう。

自分の人生を決めるのは自分でしかない

現在の就活戦線では「あれをやれ」「これをやれ」と言われてやるだけの受け身の人材は求められていません。求められているのはできること、やるべきことを自分で決められる主体的な人材です。就活はその最初の第一歩であり、試金石なのです。ここで挙げた就活スケジュールと4つの「今できること」を参考に、その第一歩をぜひ踏み出してみてください。

関連リンク

2020年卒就活スケジュール - みん就(みんなの就職活動日記)
夏休みの就活どーする?のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

f:id:hito-contents:20170801113356p:plain

監修:小室直子

臨床発達心理士
中級教育カウンセラー
東北福祉大学大学院修士課程卒業後、専門学校専任講師、大学の非常勤講師として心理学系科目の講義を行うかたわら、のべ200名の就職支援の経験を持つ。