【業界研究】厳選採用!?外資系メーカーの就活のポイントとは?

「外資系メーカーへの就職を希望しているのだが、エンジニアでも高い語学力が求められるのだろうか?」グローバルに拠点を展開する外資系企業では、語学力は必須であることが多いようです。このように採用要件ひとつを見ても、どうやら外資メーカーと国内メーカーには様々な違いがあることが伺えます。ここでは外資メーカーへの就職を考えている方のために、日本企業との違いと就活の心得について解説します。

f:id:hito-contents:20180316111143j:plain出典:pixta

黒字経営でも撤退する外資特有の経営

国内企業と外資系企業には様々な違いがあります。決定的な違いとして挙げられるのが経営思想。国内企業では「企業とは公のもの」という考えが一般的ですが、外資系企業の場合、ズバリ「会社は株主のもの」というスタンスであり、活動の目的は利益を挙げることのみとしています。さらに、経営サイドが合理的と判断すれば、黒字経営であっても事業売却やマーケット撤退も厭わない徹底した効率主義での経営を貫いています。

外資系企業の特徴として、徹底した成果主義の人事評価が挙げられます。近年は日本型経営との融合を図る企業も目立っていますが、基本は成果主義です。従業員が求められるのは、どれだけ会社に利益をもたらすかということであり、実績を挙げた者は報酬とポストを手に入れ、そうでないものは減俸・降格も当たり前というのが成果主義なのです。

外資系企業においては、仕事に必要な能力はすべて自分で身に付ける自助努力が不可欠であり、結果はすべて自己責任という文化が根付いています。

これが外資系メーカーの採用だ

外資系メーカーの採用について見てみましょう。

採用の流れそのものは国内企業と基本的に同じですが、活動開始は圧倒的に早いのが特徴。外資系メーカー全体の傾向として、採用人数は少なめの厳選採用となっています。基本的に学歴フィルターはなく、人物重視の採用と言えます。国内企業のように採用予定数の確保に重きを置く採用は行わず、採りたい人物以外は採らないという姿勢であるため、採用難易度は高いと言えるでしょう。

人物評価においては志望動機を重視する傾向にあります。またほとんどの企業においてグループディスカッションでの選抜を行っており、総合力に優れた人材であることが条件となるようです。

グローバル展開を進める企業では、海外拠点への赴任の可能性も高く、エンジニア職も含めすべての職種において英語力は必須と言えるかもしれません。面接にて突然英語で質問されることもあるようなので、最低でも中級以上の英語力は身につけておくべきでしょう。

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外資系メーカー、就活のポイントとは?

外資系メーカーへの就職を考えるなら、十分な企業研究が不可欠。初めにお話しした通り、どれだけ業績好調でも躊躇なく事業撤退してしまうのが外資です。
まず注目して欲しいのが、グローバルで見た場合と国内で見た場合のシェア・成長率などの比較。マーケットにおける日本法人の立ち位置を知ることで、ある程度の将来予測ができると思います。
さらにアジアにおける日本法人の立ち位置を知ることも重要です。アジア・極東地域における戦略拠点が日本以外である場合、他国拠点への統合の可能性もあり得ます。

選考において重視されるのは志望動機。確固たる志望動機を形成するためには業界・企業研究を徹底的に深める必要があります。企業側が求めるのは「確固たるキャリアビジョンを描き、やりたいことが明確であること」「専門スキル・知識・コミュニケーションスキルなど即戦力たる総合力を備えていること」です。語学力はコミュニケーションスキルに含まれると考えてください。
なぜその企業でなければならないのか?
その企業で何をしたい・何ができるのか?
この2つがキーワードです。

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監修:藤信 明憲(ふじのぶ あきのり)

GCDF-Japan キャリアカウンセラー資格所有
私立大学でキャリアカウンセラーとして勤務。大学在籍時は、就職相談の他、合同説明会の運営リーダーを担当し、各種就活対策セミナー講師としても年間50本以上の登壇を行う。リピート指名ナンバーワンの実績を誇り、何よりも傾聴を心がけている。
現在はフリーランスで、学生や社会人へのカウンセリング、次世代社長や大人向けの勉強会のファシリテーターや講師を行う。