転職の相談相手はいつ誰にする?最適なアドバイスが得られるのは?

転職活動で悩みがある場合、誰かに相談したりアドバイスをもらったりしたいものです。しかし、転職という大きな問題を相談するには、適している相手とそうでない相手がいます。どのタイミングで誰に相談するのが良いか考えてみましょう。

転職を妻や夫など家族に相談するタイミングは?

転職を妻や夫などの家族に相談するタイミングはいつが良いのでしょうか?

基本的には、転職活動を始める前に相談したいものです。家族が転職するというのは一大事ですし、家族の生活にかかわることは知らせておく義務があるからです。特に、転職に伴って引っ越しが必要だったり転勤が発生したりという場合は、必ず家族が知っておく必要があります。また、「転職後はしばらく仕事が忙しくなる」「ライフプランに変更が生じる」などの可能性も生じ、どれも家族に深く関係することです。

しかし、転職するということを家族に知らせると無用な心配をかけてしまう可能性もあります。そのため、転職活動中は家族に知らせずに内定を受諾するかどうかというところで相談するのも良いでしょう。ただし、その場合も在職中に、「転職を考えている」ということを一言家族に伝えておくことは決して忘れないでくださいね。

f:id:hito-contents:20180517143924j:plain出典:fotolia

相談相手として先輩はどう?どんな先輩に相談すべきか?

転職する際に、身近な人に悩みを相談することでアドバイスをもらいたいと考える人も多いでしょう。そんなときには、誰にどんなタイミングで相談すべきなのでしょうか?

多くの人が思い浮かぶのは、人生の先輩で、できれば転職経験がある年上の人ではないでしょうか。しかし、先輩であれば誰でも相談して良いということでもありません。まず、同じ仕事をしている社内の先輩や取引先など仕事で利害関係がある会社の人は避けましょう。転職するということは会社を辞めるということですから、社内の人間に知られないようにする必要があります。いくら秘密にすると言っても、ふとしたことで社内の人や取引先の人に転職することを知られてしまう可能性もあるのです。

また、口が軽い人も要注意。転職は、仕事へ支障を来さないためにも成立するまで誰にも知られずに進めるべきなので、何でも人にぺらぺら喋ってしまう人には相談しないようにしましょう。

信頼できる先輩に相談するタイミングとしては、その先輩と二人きりで会ったときにするのがベスト。ほかの人が多く集まる飲み会などの場で話すと、ほかの人に話が漏れてしまいますから注意が必要です。

同僚に相談するのはNGな理由3つ

会社の事情やあなたの仕事ぶりを良く知っている同僚に相談したいと思うこともあるかもしれません。しかし、会社に転職することがばれてしまう可能性が高くおすすめはできないのです。では、なぜ同僚に相談すべきではないのかについて、考えてみたいと思います。

社内の人間との関係性が悪くなる

転職することを社内の人に知られることで最も問題なのが、社内の人間関係が悪くなり仕事がしづらくなるということです。一緒に仕事をしている人がもうすぐ辞めるということを知れば、何となく気を使うでしょう。もうすぐ辞める人と協力して仕事をしようという気にはならないはずです。最悪の場合、嫌がらせに遭うかもしれません。それに、転職活動はしたけれど結局転職しないことになったときにかなり仕事がやりづらくなってしまいます。

転職の引き留め工作に合う

会社としても社員に辞められては大きな損害ですから引き留めようとします。転職を考えていることを知られれば、「どうして辞めるのか、思いとどまることはできないのか」と強い引き留めに遭うことになり、かなり転職しづらくなるでしょう。

同僚と愚痴を言い合うだけになってしまう

会社の同僚に転職することを相談すると同じような境遇で働いている人ですから上司への愚痴や仕事のつらさなどを分かち合うことができるかもしれません。でも、結局、愚痴の言い合いだけに終わってしまい、転職に対して建設的な意見を聞けるような雰囲気にはならず良いアドバイスを受けられない可能性があります。

おすすめの相談相手(1)転職エージェント

転職時の相談相手として最もおすすめなのが、転職エージェントのキャリアコンサルタントです。その理由としては、以下のような点があげられます。

転職のプロから転職ノウハウを得られる

過去に何人もの転職者のサポートをしてきた実績からどのような企業を選ぶべきか、書類選考や面接はどう対処すべきかといった実践的に役立つ転職ノウハウを得られます。

客観的な視点からアドバイスを得られる

「この企業は転職する価値があるかどうか」「自分が持つスキルはどこまで通用するか」ということに対して第三者から客観的な意見やアドバイスを得ることができます。

求人紹介などの実務的な面でもメリットが大きい

有効なアドバイスを得られるという点だけではなく、求人紹介や企業との調整を依頼できるなどの実務的なサポートを受けることができます。

一方で、自分に合った転職エージェントを選ばないとデメリットしか得られない場合もあります。転職エージェントは転職を成立させることで企業から報酬を得るので、早く転職を決めさせようと希望していない企業をゴリ押ししてくるところもあるのです。そのようなサポート体制が良いとは言えないエージェントだった場合、ほかのエージェントに切り替える必要があるでしょう。良いエージェントに出会うために最初から複数のエージェントに登録しておくことをおすすめします。

おすすめの相談相手(2)ジョブカフェやハローワーク

ジョブカフェやハローワークなどの公共的な職業紹介施設でも転職相談を受け付けています。求人に応募しなくても転職に関する相談に乗ってくれますし、もちろん、求人紹介もしてくれます。

ジョブカフェやハローワークの求人情報をこまめに確認することで求人の動向を知ることもできます。例えば、「常に求人情報を出している企業は、社員への待遇が悪く常に人手不足なのかもしれない」「この年収レベルの求人ならいくらでも出るが、それを超えるとなかなかない」などの具体的な求人動向がわかります。ジョブカフェやハローワークに相談すれば、親身に転職相談の対応をしてくれます。転職を迷っている時点で相談することでアドバイスをもらえますし、必要な情報を収集することもできるため転職準備に役立つでしょう。

おすすめの相談相手(3)同業者の友人

転職の相談相手として、同業他社の友人はどうでしょうか?

同業他社の友人に転職相談をすることで、「他社の状況を詳しく知ることができる」「友人の会社や友人の取引先、知り合いの会社などから紹介を受けられる可能性がある」などのメリットがあります。転職先の待遇や年収、仕事内容といった具体的な情報を知りたいと思ったら、実際に働いている社員に聞くのが一番です。また、その会社で希望する部署で働く社員を友人に紹介してもらえば、社員に直接会って情報を聞いたり自分のことをアピールしたりできるかもしれません。うまくいけば、友人の人脈をたどって転職先を紹介してもらえる可能性もあります。

一方で、仕事関係の友人からあなたが転職することが漏れるリスクもあるので注意が必要です。友人から漏れることはなくても、友人が紹介した知人から漏れてしまうかもしれません。同じ業界にあなたが転職することが知れれば、現職の職場に噂が広まる危険はかなり高くなります。相談する相手は慎重に選び、信頼できる人にだけ相談するようにしましょう。

転職の相談相手はしっかり選んで!タイミングも重要

転職活動を行う際に誰に相談するかによって転職活動の成功は左右されがちです。相談する相手やタイミングを間違えれば、転職活動がうまくいかないこともあります。転職活動がスムーズに進むように転職するタイミングと適切な相手を選び相談するようにしましょう。

関連リンク

転職・仕事探しの掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

f:id:epb0804:20180223110601j:plain

著者:宮内光

中堅転職エージェントにて5年間勤務。営業として400社以上の人事担当者と商談を行いました。登録人材の面接も担当していましたので、「雇う側」「仕事を探す側」どちらの立場からの記事も制作可能です。豊富な実務経験を活かして、ノウハウと具体的なアクション、問題解決策満載の記事制作を行っています。