就活では卒論についてどう答えればいい?質問例と答え方まとめ

就活では卒論についてきかれることもありますが、答え方に悩むこともあるかもしれません。卒論があまり進んでいない場合はなおさらでしょう。今回は卒論に対する質問の答え方や、就活と卒論を両立するうえで大切なことなどを紹介します。

就活と卒論はどちらが優先?

就活と卒論はどちらも大切なので、両立できるようにスケジュールを立てましょう。卒論の提出は卒業の条件になっているケースも多いですし、就活で卒論についてたずねられることもあるからです。両立が難しいと感じることもあるかもしれませんが、そのように感じている人が他にもいるようですね。(みん就の掲示板より)

「卒研つらすぎる、、、、、
就活より断然つらいよ、、、、
わからなすぎるよ、、、、」
引用:https://www.nikki.ne.jp/bbs/200306260509448549/ 

卒論では実験が必要になることもありますが、それらの実験やテスト(質問紙調査など)を行う時期と就活の選考が重なるケースも多く見受けられます。担当の教授と打ち合わせを重ねて、早めに準備をするよう心がけましょう。

また、卒論の進行具合を発表する中間発表と就活が同時期に重なるケースもあります。どちらにも全力投球するのは難しいので、できる限り就活を早めに終わらせて、卒論に時間を割けるようにするのが理想です。もちろん早くに終わらせたいからといって、安易に妥協してはいけません。「早く卒論にとりかかりたい」と思えるぐらい、卒論のテーマを自分にとって興味のあるものに設定することも大事なポイントです。

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就活の面接でよくある卒論についての質問と答え方

ここでは就活の面接でよくきかれる卒論についての質問をまとめておきましょう。答える際のポイントについても合わせてご紹介します。

(1)卒論のテーマを教えてください

エントリーシートできかれることもあるオーソドックスな質問です。面接官は専門知識を持っていないケースがほとんどなので、内容を簡潔に伝えましょう。なるべく面接官に興味を持ってもらえるように工夫することも重要です。面接では面接官との会話が大切なので、少しでも興味を持ってもらえると、面接の展開にリズムが生まれやすいからです。

(2)なぜ卒論でそのテーマを選んだのか

問題意識や興味のある学問分野を聞き出すという目的があります。論文を書くからには何かしらの目的があるはずです。「どのようなことに役立つのか」などその研究の目的をきっちりと伝えることができれば、芯のある人物だという評価につながりやすくなります。面接官からすると、就活生の価値観を想像できる質問ともいえるでしょう。

(3)卒論や研究で苦労していることがあれば、それをどのように乗り越えようとしているか

ここまで突っ込んだ質問は珍しいですが、理系の技術職、研究職ではたずねられる可能性が高まります。仕事はチームで動くことが多いので、周りの学生や教授とどのように関わりながら研究を進めていったかが問われます。卒論に限らずいえることですが、チームでの行動は高い評価につながりやすいという点は意識しておくといいでしょう。

(4)卒論を進めるうえで、大事だと思うのはどのようなことか

卒論を進めるにあたって必要な力は、社会人になってからも必要とされる力であることが多いです。たとえば以下のような力です。

  • 論理的思考力
  • 自分で課題を選び、自分で解決する方法を考える力
  • メンバーと協力しながら、自分の役割を果たす力
  • スケジュールを立てて、それを実行していく力

卒論を進めるうえで、自分自身が特に大事だと感じる力を伝えるといいでしょう。具体的なエピソードをまじえることも大切です。

卒論のテーマが決まっていない場合どうするか

エントリーシートを作成したり、面接を受けたりする段階ではまだ卒論のテーマが決まっていないというケースもあるかもしれません。その場合は今現在、興味を持っているテーマを述べるといいでしょう。
「まだ卒論のテーマは決まっていないのですが」という前置きはわざわざ伝えなくてもいいかもしれません。興味を持っているテーマや問題意識、卒論をどう進めていきたいかといった意思が明確であれば、面接官の質問意図に答えることができるからです。

就活の面接で卒論について答えるときに注意したいこと

ここでは、就活の面接で卒論について答えるときに注意したいことを確認しておきましょう。

いきなり詳細を話さず簡潔に答える

卒論の内容について質問されたときは、いきなり詳細を話さないことが大切です。特に卒論の研究に熱心に取り組んでいる場合は話が長くなりがちなので、注意が必要です。面接で大切なのは面接官との会話。話が長くなって一方的に話をするような形にならないようにしましょう。出し惜しみしない程度に簡潔に答え、面接官からの質問を待つことが大切です。

相手は知識がない前提でわかりやすく説明する

面接官はその分野に関して詳しくないことが多いので、専門用語をなるべく使わずに話すよう心がけましょう。少しサービス精神を持って、研究の意義やおもしろさを伝えられると高評価につながりやすくなります。

油断せず準備する

卒論についてきかれる可能性は低いと考えることもあるかもしれませんが、油断は禁物。面接官には就活生がどのようなことに興味や問題意識を持っているか確認したいという思いがあり、実際に卒論についてきかれている就活生は多くいます。研究の意義やおもしろいところ、どのように進めているかといった点を今一度整理しておきましょう。

具体例を用意する

卒論のテーマについて深く理解ができているのであれば、具体例をまじえながら話をすることもできるはずです。卒論のテーマについて深掘りされたときや、面接官と話が盛り上がった際に具体例を話すことができれば面接官の理解も深まり、好印象につながりやすくなります。

今の段階でわかっていることを伝える

就活の時点では卒論があまり進んでいないということもあるかもしれません。しかし、そのようなときでも自信を持って答えることが大切です。今の時点でどの程度進んでいて、これからどのような計画で進めていくのか伝えることができれば、好印象につなげることが可能だからです。

就活では卒論について興味を持った理由や意義、苦労した点などをわかりやすく伝えよう

面接でよくされる卒論についての質問はしっかりと準備をしていないと答えることが難しいという特徴があります。自分の長所や志望動機など定番の質問だけではなく、卒論について深堀りされても余裕を持って対応できるように準備しておきましょう。そのテーマに興味を持った理由や意義、苦労している点をわかりやすく伝えることも大切です。

関連リンク

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著者:沖 圭祐

関西在住のライター、キャリアコンサルタント。 総合大学卒業後、大学受験予備校で進路相談の職員を経験。大学職員として勤務した後、ライター、キャリアコンサルタントとして独立。 現在では就職活動、転職活動、働き方といった分野を中心に記事を書いています。履歴書、エントリーシート、小論文作成のアドバイスや添削といった仕事もしています。食べることが大好きで、お土産やグルメの記事も執筆中。教員免許や国家資格であるキャリアコンサルタントの資格も所持しています。