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遠方への転職を成功させるには?転職活動のコツと注意点

住んでいる場所から遠い地域に転職する際には、注意しなければならないことが増えてしまいます。ここでは、地方から東京へ上京する場合やUターンやIターンの場合など、転職先が遠方の場合の注意点についてご紹介します。

遠方からの応募は不利?採用側の考え方は?

そもそも、遠方から応募するのは、不利になるのでしょうか?採用側は、遠方からの応募者に対してどのような考え方を持っているのかを見てみましょう。

採用側からすれば、遠方からの転職者を受け入れるなら、その労力に見合うだけのメリットがある方が良いと考えるのが普通です。しかし基本的には、遠方からの応募だからといってそれだけで不利になるということはありません。ただ、選考時に転居予定などの実際的な問題と、遠方から転職するだけの志望動機があることを明確に伝える必要はあります。

遠方から転職するのに引っ越し準備が全くできていない場合や、高額な交通費や引っ越し代に見合う中途採用者ではないと判断された場合は、遠方であるという理由で不採用になるケースも十分考えられます。遠方から応募する場合、採用側が納得できる志望動機を説明できること、そして遠方から引っ越してきて転職するまでの準備がしっかりと整っているといったことが必要になってくるでしょう。

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【例文あり】遠方への転職の場合志望動機はどうするべき?

遠方から転職する場合、「なぜあえて遠方の会社を選んだのか?」ということは企業から必ず聞かれます。そのため、企業側が納得できる志望動機を準備する必要があります。ここでは、地方から東京へ転職する場合と、東京から地方へ転職する場合の2種類について志望動機の例をあげてみたいと思います。

地方から東京へ転職する場合

東京へ転職する人の中には、東京に住みたいから、賃金が高いからなどという志望動機を持つ人も多いと思います。しかし、このような単に東京が良い、条件が良いという志望動機では、志望動機としては内容が薄く、面接にこぎつけることも難しいでしょう。

東京という場所に惹かれたのではなく、あくまでこの会社に転職したかったという強い志望度をアピールしなければなりません。過去のエピソードやこの会社の何に惹かれたのかということを具体的に説明してください。もちろん、東京に出れば多くの出会いがあり、チャンスを活かせるなどという理由で東京への転職を選んだ人もいると思います。その場合は、その会社への強い志望度をアピールしつつ、付帯的な志望動機として説明すると良いでしょう。

『御社でしかできない○○システムの開発に携わりたい』
『○○業界で最も先進的な技術を持つ御社に入りたい』
『多くの情報が集まる東京でビジネスを広げる御社で活躍したい』

東京から地方へ転職する場合

逆に東京から地方へ転職する場合でも、地方環境の方が良い、物価が安いなどという理由を一番にあげるべきではありません。この会社に入りたいということを、具体的に企業側が納得できる形でアピールしましょう。

『ニッチな業界でトップシェアを持つ御社で働きたい』
『若手でも実力主義で責任ある仕事を任される御社で活躍したい』
『ここにしかない産業であり、ずっとこの産業にかかわりたかった』

面接が大変!活動スケジュールの確保のコツは?

遠方の企業に転職するというのは、普通の転職よりもスケジュールの確保が大変になります。特に、在職中に時間を作って遠方の企業へ面接に数回にわたって行くのはなかなか難しいもの。ここでは、遠方へ転職する際のスケジューリングのコツについてお話しします。

在職中に転職活動をするのはかなり困難なため、退職してから転職活動をするかどうか悩んでいる人も多いと思います。しかし、基本的には交通費や引っ越し代などの費用を捻出しなければならないことや、転職活動がうまくいかなかった場合を考えると、在職中の転職が望ましいと言えます。

在職中であっても、スムーズに遠隔地への転職ができる方法もあります。例えば、転職エージェントを利用する方法です。転職エージェントのキャリアコンサルタントにお願いすれば、遠隔地の企業の情報収集や企業との面接日程調整や連絡のやり取りを任せることもできます。遠くに住んでいるとどんな企業があるのかという情報を得にくいものですが、コンサルタントに聞けば豊富な企業情報を提供してくれます。そして、面倒な雑務をコンサルタントにお願いすることができるので、自分は転職活動そのものに専念することができます。また、遠方からの転職ということでスカイプや電話を利用した面接を受けることもできますし、休日を利用した面接日程を組んでもらうことも可能です。

さまざまな手段を使ったとしても、転職活動が困難な場合もあるでしょう。例えば、今の仕事が激務で遠隔地に転職どころか普通の転職活動すら満足に行えないケースです。その場合は、退職後に転職活動をすることも考えなければなりません。この場合、退職しても何カ月かは生活していけるだけの生活費、遠隔地に面接を受けに行く際の交通費、宿泊代そして、内定が決まった後に引っ越す際の資金を確保しておく必要があります。

また、どれくらいの期間で転職できそうかというスケジュールの見極めや、ある程度まで転職活動を進めておいて転職の見込みを立てておくことも重要です。退職してしまったのに、次の転職先が決まらなかった…となっては困ってしまうからです。遠隔地に転職する場合は、スケジュールや資金計画をしっかりと考えておく必要があります。

遠方への転職の場合の情報収集の方法

遠方に転職することは、今住んでいる場所とは全く異なる場所に住んで働くことになります。そのため、転職後に環境のギャップに悩む人が意外と多いもの。特に、地方から都市部へ転職する場合は、環境の変化が大きくなりがちです。ここでは、環境が異なる遠方に移り住んで転職する際の、情報収集方法についてお話しします。

おすすめ方法は、直接その地域に住む人に教えてもらうことです。具体的には、現地のハローワークに相談する方法や転職エージェントを活用する方法があります。ハローワークの職員や転職エージェントのキャリアコンサルタントに遠方から転職することを伝えれば、現地企業や居住環境の詳細な情報を得ることができます。

例えば、現地にどのような企業があるのか、企業の年収水準や福利厚生制度、待遇、残業の多さはどうなっているのか、社員たちのスキルの高さはどうかなど、企業の情報を知ることが可能です。また、家賃相場や通勤時間、近くに学校やスーパーなどはあるのかという居住環境の情報もかなり重要です。このような詳細な情報をあらかじめ知っておけば、環境ギャップに悩まされるリスクを減らすことができるでしょう。

そのほか現地の企業情報をまとめて得るためには、その地域の企業が数多く集まる転職フェアを利用するのも良い方法です。現地のハローワークや転職エージェント、転職フェアを最大限に活用して、転職先の情報を効率良く得るようにしてください。

遠方への転職の場合は綿密な計画を立てよう

遠方への転職は、通常の転職よりもかなり大変です。そのため事前に綿密な計画を立てることや貯蓄をすること、また、現地の企業や居住環境の情報を集めることが重要です。しっかりと情報収集をして効率良く転職活動を進めるようにしましょう。

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著者:宮内光

中堅転職エージェントにて5年間勤務。営業として400社以上の人事担当者と商談を行いました。登録人材の面接も担当していましたので、「雇う側」「仕事を探す側」どちらの立場からの記事も制作可能です。豊富な実務経験を活かして、ノウハウと具体的なアクション、問題解決策満載の記事制作を行っています。