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就活で死にたいと感じるときの乗り切り方!自分を否定する必要はない

就活がうまくいかず追い詰められてしまうと、「死にたい」と感じることもあるかもしれません。この記事ではそのように就活で悩んでいる方へ向けて、自分の本音を意識することや人に相談することの大切さをお伝えしていきます。

実は就活で死にたいと思ったことがある人は多い

まずは、就活で「死にたい」と思ったことがある人は多いという事実を知っておきましょう。自殺対策に取り組むNPO法人ライフリンクが2013年10月に実施した【就活に関わる意識調査】では、「就活開始後に、『本気で死にたい・消えたい』などと 考えたことがあるか。」という問いに対して「はい」と答えた人が21%(26人)にものぼっています。就活は多くの人に大きなストレスがかかっているということが想像できるのではないでしょうか。

大学受験などに比べても人気企業の競争倍率はとても高く、人気企業から内定を得るのは簡単なことではありません。多くの会社から不採用となったとき、つらくなるのはとても自然なこと。また、まわりの友人も一斉に就活を始めることが多いため、就活の進み具合を比較してつらい思いをすることもあるかもしれません。さらに、選考が進んでも圧迫面接を経験して自信をなくしてしまう人も多くいます。

そのようなときは自分を否定することはやめて、まずは自分を大切にすることから始めていきましょう。就活というのは1つの大きなライフイベントではありますが、自分の人生を豊かにするための1つの手段でしかありません。自分の理想の生活や人生はどういったものか、じっくりと振り返ってみるのも大切なことではないでしょうか。

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こんなとき就活を休むべき!注意したい身体のSOSとは

ストレスが限界に近いほどたまっていくと、身体や心に異常をきたす場合があります。ここでは注意したい身体と心のSOSについてご紹介しておきます。(うつ病の代表的な症状を掲載しています。)

■睡眠の異常
・眠れない
・朝、予定よりも早く目が覚める
・夜中に何度も目が覚める
・熟睡できない

■食欲の低下
・食欲がない
・何を食べてもおいしくない
・体重の減少

※逆に食欲が増加することもあります。(過食)

■倦怠感
・疲れが長い間残る
・ひどく疲れる

■ホルモン系の異常
・性欲の低下
・月経不順
・勃起障害

■その他のSOS
・頭痛
・肩、背中などさまざまな部位の痛み
・便秘
・動悸
・発汗
・窒息感

続いて、こころの症状(SOS)についても確認しておきましょう。

■抑うつ気分
気分が落ち込む、悲しい気持ちになるといった状態のことです。

■思考力の低下
集中力の低下、注意力が散漫になるといった状態のことです。

■意欲の低下
今まで好きだったことをやる気になれない、友人や家族との会話を楽しめないといった状態のことです。

これらはうつ病の代表的な症状ですが、就活をきっかけに発症する「就活うつ」で悩む人が多いという調査もあります。労働相談などを行っているNPO法人のPOSSE(ポッセ)が2010年度に実施した『就活調査』では、就活経験者の7人に1人が「就活うつ」状態になっていると報告されています。

就活で悩む人は多いですが、身体や心を壊してしまっては元も子もありません。まずは自分の身体や心を客観的に判断して、自分を大切にすることから始めるといいでしょう。

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就活で死にたいほどつらいときにやってみるとよいこと5つ

就活で死にたいと思うほどつらいときにやってみるといいことを紹介します。ただし、リフレッシュの方法は人それぞれ。効果がないからといってあきらめる必要はなく、ときにはまわりの人に頼りながら自分に合った方法を見つけていきましょう。

ゆっくりと休む

死にたいと思うほど疲れているときは、がんばりすぎて、自分を大切にできていない可能性があります。こういうときは、ゆっくりと休むに限ります。たとえ眠りが浅かったり、寝付きが悪かったりしたとしても、横になるだけで身体は休まります。焦る気持ちもあるかもしれませんが、そのようなときはゆっくりしながら、自分が理想とする将来や生活をイメージするといいでしょう。理想の将来をイメージすることも立派な就活です。

好きなことをしてリフレッシュする

一時的に就活から離れるために、好きなことをするのも有効な方法です。好きなことがあまりないと感じる場合は、今まで自分が多くの時間やお金を使ってきたものはなんだろうと振り返ることで「自分が好きなもの」が見えてくるかもしれません。「こんなもの趣味といえるだろうか」と気にする必要はなく、自分の「好き」を大切にしましょう。

いろいろな人と話をしてみる

人と話ができる状態であれば、これを機にいろいろな人と話をしてみるのもいいでしょう。生き方、働き方は多様化しているので、身近なところに自分の視野を広げてくれる存在がいるかもしれません。就活というライフイベントはたしかに人生の大きな岐路ではありますが、その先にもいろいろと道は分かれています。社会人になってからも選択肢はたくさんありますし、もちろん就活だけが今残されている唯一の選択肢というわけではありません。言葉では理解できても、実感が伴わないこともあるかもしれませんが、実際に人と会うことで自分の価値観に変化が生まれることもあるのではないでしょうか。

本を読んでみる

本を読んで視野を広げるのも1つの方法です。いろいろな生き方、考え方に触れることで自分がこれから本当に大事にしていきたいものを見つめ直す機会になるかもしれません。

電話相談サービスを利用する

気分転換や休息を取っても死にたいという思いが強く、自分でなかなか行動に移せないときは、遠慮なく電話相談サービスを使いましょう。人と話をすることで安心感を得られることや、自分が抱えている悩みを客観視でき、解決の糸口が見つかるかもしれません。以下に電話相談サービスを2つ紹介しますので、参考にしてみてください。

こころの健康相談統一ダイヤル
TEL:0570-064-556
公的機関が運営している電話相談事業です。運用時間は、各都道府県で大きく違うので、以下のページを参考にしてください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188813.html

いのちの電話
TEL:0570-783-556(ナビダイヤル)
いのちの電話は一般社団法人日本いのちの電話連盟が運営しています。電話相談のほかにもメール相談も行っています。また、毎月10日にはフリーダイヤルでの相談も受け付けています。
https://www.inochinodenwa.org/

※2018年2月時点の情報です。番号などは変更になる可能性もあるので、つながらない場合はインターネットで検索してみるといいでしょう。

就活で自分にあった会社との出会いは突然訪れる

就活を進めていくなかで、志望度の高い企業から不採用通知が来るとショックは大きいですよね。採用担当者が能力や人間性を必ずしも正しく判断できるわけではなく、自分を否定されているわけではないということは理解しておきましょう。

ときには休みながらでも、自分の強みやビジョンを大切にしつつ就活を続けていけば、いずれどこかしらの企業と縁が結ばれる可能性は高いです。多くの企業が若い人材を欲しているのは紛れもない事実だからです。

志望度がそれほど高くない企業から内定を得ても、うれしくないと感じることもあるかもしれません。しかし、今の志望度にかかわらず、自分が将来実現したいことへつながる仕事であれば、そこで働くことにとても価値があるといえるのではないでしょうか。これからは企業で働きながら自分が将来やりたいことをブラッシュアップし、転職や独立をしていく人も増えていくことが予想されます。

内定を得られない状況が続くと、早々に内定を得た友人との比較で辛くなることもあるかもしれません。しかし、まわりはまわり、自分は自分です。まわりがどのような就活をしているかよりも大事なのは自分の人生だと思います。就活でつらいときは、まわりと比べたり、内定を得られないことで自分を責めたりするのではなく、自分が将来実現したいことやなりたい姿をイメージして、自分の本音を再認識するといいでしょう。内定や入社がゴールではないので、今、就活で辛い思いをしているのであれば、少し長期的な視点を持つのもいいかもしれません。

就活が苦しいときはしっかりと休んで自分を大事にしよう

就活はもちろん大切なライフイベントですが、一番大事なのは自分自身です。つらいときはゆっくり休んでから、人と話をしたり、自分の本音と対話したりして長期的な視点で自分の人生を見つめ直すといいのではないでしょうか。そして、精神的にしんどいときは、遠慮せずにまわりの人に相談してみましょう。

参考

[1]就活自殺”の背景に迫る 「就活に関わる意識調査」分析結果報告
[2] http://www.lifelink.or.jp/hp/Library/201310shukatsu.pdf
[3] 2018.2.15

[1]こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556) |厚生労働省
[2] http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188813.html
[3] 2018.2.15

[1]一般社団法人日本いのちの電話連盟
[2] https://www.inochinodenwa.org/
[3] 2018.2.15

関連リンク

うつ病のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)
就職活動はつらいのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)
私はこれをやってストレスを解消しているのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

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著者:沖 圭祐

関西在住のライター、キャリアコンサルタント。 総合大学卒業後、大学受験予備校で進路相談の職員を経験。大学職員として勤務した後、ライター、キャリアコンサルタントとして独立。 現在では就職活動、転職活動、働き方といった分野を中心に記事を書いています。履歴書、エントリーシート、小論文作成のアドバイスや添削といった仕事もしています。食べることが大好きで、お土産やグルメの記事も執筆中。教員免許や国家資格であるキャリアコンサルタントの資格も所持しています。