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19卒の学生にアンケート調査を実施!文系・理系別人気業界TOP5

楽天みん就は、2017年9月に『定例学生アンケート調査』を実施。その結果、文系、理系で人気の業界が大きく違うということがわかりました。この記事ではどのような業界が人気なのか文系理系ごとにランキング形式でご紹介します。

回答者数は666名!全国の学生の回答を分析

まずは『定例学生アンケート調査』の概要や地方比率は次の通りです。

■アンケート概要
実施期間:2017年9月19日〜9月29日
対象の学生:2019年卒業予定の学生
回答者数:666人
文系理系比率:文系64.7%、理系35.3%
男女比率:男性35.0%、女性65.0%

■地方比率
北海道/東北:3.9%
関東:53.3%
信越/北陸:2.7%
東海:8.4%
近畿:25.4%
中国/四国:2.4%
九州/沖縄:3.3%
海外:0.6%

理系の学生や女子学生も含め、回答者数が666名と多く、全国の学生が回答していますね。このアンケート結果をもとに、以降、文系、理系ごとに人気業界をランキング形式でお伝えします。

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文系の人気業界TOP5

1位:総合商社、専門商社
メーカーなどから仕入れた商品を小売店などに販売し、その仲介料を得るというビジネスモデルが基本です。食品、機械、化学製品、エネルギーなど扱うものは多岐にわたり、「ミネラルウォーターから通信衛星まで」と表現されることもあります。総合商社では三菱商事などが有名で、特定の分野を専門とする専門商社も全国に多数あります。

2位:メガバンク、信託銀行
三井住友銀行(三井住友ファイナンシャルグループ)などのメガバンクは信託銀行を傘下に収めています。銀行は企業や個人に対して、預金や貸し付け、資産運用のサービスを行い、収益をあげています。

3位:広告
大手広告代理店では電通、インターネットに特化した広告代理店だとサイバーエージェントが最大手です。広告枠を販売したり、適切な広告を提案する営業の仕事や、実際に広告をつくる制作の仕事などがあります。インターネット広告の市場規模は年々増え続けています。

4位:ホテル、旅行
高級ホテルからビジネスホテル、カプセルホテルなどたくさんの種類があります。近年訪日観光客が増加していて、ホテルは都市部を中心に満室続きですが、民泊の普及など今後の見通しは不透明です。
JTBグループなどの旅行会社は実店舗での販売で苦戦しており、ほとんどの企業がインターネットでの販売に力を入れています。

5位:ゼネコン、住宅、不動産
ゼネコンとは総合建設会社のことで、鹿島などがあげられます。自治体や民間企業、不動産会社などから建築工事の依頼を受け、工事業者などと契約を行い、工事全体の取りまとめを行います。
不動産会社はオフィスビルや、住宅を開発し、企業や個人に貸したり、売ったりすることで利益を出します。代表的な企業として三井不動産などがあげられます。

理系の人気業界TOP5

1位:水産、農林、食品
食品は生活必需品であり、景気の影響を受けにくいといわれています。即席麺の日清食品ホールディングス、乳製品やお菓子の明治ホールディングスなど、食べものの種類によって有名なメーカーが異なるという特徴があります。新商品の開発などで研究者の力が必要とされています。

2位:情報処理、システム開発
ITの分野は人手不足の状況が続いていますが、2位にランクインしています。グーグルなどの外資系の存在感が強いという特徴があります。企業を相手にしたクラウドサービスも市場が拡大しています。

3位:通信、ネットワーク
通信業界の国内最大手はNTTです。スマートフォンが普及した現在、サービスの差別化が課題であり、世間のニーズを汲み取ったうえで、新しい発想のできる人材が求められています。

4位:電機機器、電気電子部品
総合電機メーカー(日立製作所など)、家電メーカー(ソニーなど)、電子部品メーカー(京セラなど)などに分けられます。日本の家電メーカーは苦戦が続いていますが、スマートフォンなどの需要は安定していて、電子部品メーカーは好調です。

5位:紙、パルプ、化学、素材
直接一般消費者に届けるBtoCビジネスではなく、企業相手にBtoBビジネスを行うことの多い業界です。製紙産業では王子ホールディングス、化学メーカーでは旭化成、化学繊維メーカーとしては東レが代表的な企業です。

▽こちらも参考に見てみよう!2019年卒学生を対象にした人気企業ランキング(文理別)
2019年卒 新卒就職人気企業ランキング│文理別ランキング - みん就

文系と理系では求められる力も大きく違う

ここまでで文系と理系では人気業界が違うということがわかったのではないでしょうか。さらに、文系と理系では人気業界が違うだけでなく、求められる力も少し異なるのでここで整理をしておきましょう。

■文系の学生に求められる力
文系では対人の仕事が多くなるため、コミュニケーション力が重視されます。コミュニケーション力といっても、話す力だけが求められるわけではなく、それ以上に聴く力が重要視されるケースも多いです。それは、営業や事務の仕事では相手の話を聴いて、その人に合った提案や仕事をしていく必要があるからです。就職活動の面接でも、自分をアピールする力(話す力)も大事ですが、面接官の問いにしっかりと答えられているか(聴く力)も大事だということはしっかりと認識しておきましょう。エントリーシートにおいても、問いに答えるということを強く意識することが大切です。

また、事務処理能力を測るためSPIが就職試験として課されるケースが多いようです。SPIは国語と算数の力が必要になりますが、一定基準以上でなければ面接の機会すら与えられません。油断せずに早めに対策を行うことが大切です。

■理系の学生に求められる力
理系の研究職でももちろん人柄は重要ですが、専門分野に関する知識や技術も重要になります。企業が今後力を入れたいと思っている分野と、応募した学生の得意分野が合致すれば、内定につながりやすくなります。ただし、研究内容をわかりやすく説明できるかという点も、仕事をしていくうえでは重要です。わかりやすく説明する力を身に付けることができれば、他の学生と差別化でき、魅力的なアピールポイントにつながるはずです。

ただし、理系出身であっても適性に応じて営業の仕事に就く可能性もあります。専門分野の研究に打ち込むのも1つの道ですが、専門知識を活かして対人交渉する仕事もあるということを理解しておくと、就職活動の視野が広がるのではないでしょうか。

文系と理系では人気の業界も求められる力も違う

文系と理系では人気の業界も違えば、求められる力も違います。自分が志望している業界が人気かどうかを気にし過ぎる必要はありませんが、求められる力はどのようなものなのか、考えることは大切です。もちろん企業ごとに求める人物像は異なるので、企業ごとの分析もしっかりと行いましょう。

参考

[1]日本経済新聞社(編集)
[2]2017/8/26
[3]日経業界地図 2018年版
[4]日本経済新聞出版社

[1]マイナビ出版編集部 (著, 編集)
[2]2017/5/23
[3]マイナビ2019オフィシャル就活BOOK 内定獲得のメソッド 業界&職種研究ガイド
[4]マイナビ出版

関連リンク

2019年卒 新卒就職人気企業ランキング│文理別ランキング - みん就

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著者:沖 圭祐

関西在住のライター、キャリアコンサルタント。 総合大学卒業後、大学受験予備校で進路相談の職員を経験。大学職員として勤務した後、ライター、キャリアコンサルタントとして独立。 現在では就職活動、転職活動、働き方といった分野を中心に記事を書いています。履歴書、エントリーシート、小論文作成のアドバイスや添削といった仕事もしています。食べることが大好きで、お土産やグルメの記事も執筆中。教員免許や国家資格であるキャリアコンサルタントの資格も所持しています。