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【企業研究】ワークライフバランスを重視している会社5選

よく日本人は働きすぎと言われますが、近年ではワークライフバランスという言葉をよく耳にするようになってきました。ここではワークライフバランスを重視してさまざまな取り組みを行なっている会社を5つご紹介します。

企業研究前に知っておこう!ワークライフバランスとは

ワークライフバランスは「仕事と生活の調和」と訳されるように、仕事と家庭のバランス、仕事と個人生活のバランスといった意味合いで使われます。働きすぎると生活と仕事の両立が困難になってしまうことから、働きすぎを防ごうと、近年日本でもワークライフバランスという言葉がよく使われるようになってきました。
では、このワークライフバランスを重視することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。労働者側、雇用者側それぞれに以下のようなメリットがあります。

労働者のメリット

  • 出産、育児など人生の各段階に合わせた働き方を実現できる
  • 自分の好きなことをする時間を確保できる
  • 睡眠時間を確保できるようになるなど健康面が改善される

雇用者のメリット

  • 労働生産性が向上する
  • 人材の確保につながる
  • 企業PRや企業ブランド向上につながる

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【企業研究】ワークライフバランスを重視している会社とその取り組み(1)伊藤忠商事

ワークライフバランスを重視している会社として、まず伊藤忠商事をご紹介します。伊藤忠商事が力を入れている「朝型勤務」と「健康経営」について説明していきましょう。

朝型勤務

  • 深夜勤務(22時〜5時)の「禁止」
  • 20時〜22時勤務の「原則禁止」
    ※ただし、やむを得ず20時以降勤務が必要な場合は事前申請の上、認める。
  • 早朝勤務時間(5時〜8時)は、深夜勤務と同じように割増し賃金を支給する。
    ※7時50分以前始業の場合、5時〜8時の割増率を8時〜9時にも適用する。
  • 健康管理の観点から8時前始業社員に対し、軽食を支給する。

この朝型勤務導入前と導入3年後では、時間外勤務時間が一人あたり約15%も下がり、電気使用量や温暖化ガス排出量も低下しています。

健康経営

全社員が自分の健康状態を管理できる『健康マイページ』を導入しています。生活習慣病予備軍への個別プログラム、喫煙率低下への支援強化なども行っています。

▽伊藤忠商事に関するクチコミはこちら
伊藤忠商事の掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

【企業研究】ワークライフバランスを重視している会社とその取り組み(2)サイボウズ

コミュニケーションを支援するグループウェア開発などを行なっているサイボウズも、ワークライフバランスを重視している企業のひとつです。サイボウズの離職率は、2005年には28%にものぼっていましたが、その2005年以降さまざまな取り組みを行ない、2012年には離職率が4%にまで低下しました。今回はその離職率低下の取り組みをお伝えします。

選択型人事制度の導入

選択型人事制度とは、労働時間と働く場所を社員自ら決められる制度のことです。「会社で長時間働く」「会社以外の自由な場所で長時間働く」「自由な場所で短時間働く」など、9パターンのワークスタイルのなかから、社員が自分のライフスタイルに合わせて選択することができます。

社内コミュニケーションを活性化する制度も導入

部活動支援や誕生日会の実施補助、リラックスした雰囲気で真面目に仕事の話をする「仕事Bar」、日々の業務を感動的にするための専任担当者を設置するなど、社内コミュニケーションを活性化する制度も導入されています。

▽サイボウズに関するクチコミはこちら
サイボウズの掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

【企業研究】ワークライフバランスを重視している会社とその取り組み(3)レオパレス21

不動産業界は離職率が高い業界として知られていますが、レオパレス21はワークライフバランスを重視し、働き方改革に力を入れています。具体的に確認していきましょう。

労務管理、働き方改革の推進に注力

レオパレス21は労務管理、働き方改革の推進に力を入れており、人事部から独立して「ワークライフバランス推進室」を組織しています。具体的には、たとえば以下のような取り組みが実施されています。

  • 事業所定期勤務調査
  • 労働時間のモニタリング
  • Eラーニングでの教育実施
  • ワークライフバランス、労務管理研修
  • ワークライフバランスポリシーの策定
  • ワークライフバランス意識調査

これらの取り組みの結果、時間外労働が減少し、有休取得率は大きく向上するなど成果が出ています。また、育児・介護の両立支援にも力を入れており、たとえば以下のような取り組みを実施しています。

育児・介護の両立支援

  • 休職者管理システム(休職している社員とのコミュニケーションツール)の導入
  • 時間単位年次有給休暇制度
  • 育児休業の特別延長措置
  • 短時間勤務者の残業時間に伴う延長保育料の補助
  • 男性社員の育児休業取得促進

▽レオパレス21に関するクチコミはこちら
レオパレス21の掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

【企業研究】ワークライフバランスを重視している会社とその取り組み(4)P&G

P&Gは洗濯洗浄関連製品・紙製品・医薬部外品などを研究開発、製造、販売などをしている化学系のメーカです。P&Gが行っているワークライフバランスの取り組みもご紹介しましょう。

超フレックス制

1日単位ではなく、月単位で勤務時間を管理するフレックスタイム制度と、週1度の在宅勤務制度を組み合わせた制度のことです。最終的に1カ月トータルで規定の勤務時間数になればよく、社員一人ひとりが自分に合った働き方を選択できるようになっています。

ロケーション・フリー・デー(Location Free Day)

業務に必要な環境とセキュリティーが確保されているのであれば、会社や自宅以外でも働ける制度のことです。

コンバインド・ワーク(Combined work)

育児や介護などが理由であれば、1日の中で会社と自宅の両方で働ける制度です。会社で4時間半以上働けば、残りの仕事を自宅で行ってもフルタイム勤務とみなされます。あらかじめ合意した特定の曜日に、最大週5日間まで取得できます。

フレックス・ワーク・アワー(Flex work hour)

就業時間を月単位で管理する制度のことです。コアタイムに仕事をしてさえいれば、仕事の開始時間や終了時間を柔軟に調整できます。

時短勤務

育児や介護など理由であれば、所定労働時間の60%まで労働時間を短縮できる制度です。

▽P&Gに関するクチコミはこちら
P&Gの掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

【企業研究】ワークライフバランスを重視している会社とその取り組み(5)ユニリーバ

ダヴやリプトンなどさまざまな有名ブランドを手がけるグローバル企業・ユニリーバも、ワークライフバランスを重視しています。代表的な制度は、働く場所と時間を自由に選択できる「WAA(Work from Anywhere & Anytime)」と呼ばれる制度で、食品・日用品の世界大手ユニリーバの日本法人、ユニリーバ・ジャパンが2016年7月から始めた制度です。

「WAA」は平日の午前6時~午後9時の間、どの時間に働き、いつ休憩を取るのかを自由に決められる制度のことです。1カ月単位で所定の労働時間が守られていればよく、結果を出せばいいという実力主義の考え方も反映されています。

ユニリーバ・ジャパンはルールで社員をしばるのではなく、社員を信頼することを大切にしています。WAAを導入することで、社員同士でコミュニケーションが円滑に進むのか、疑問の声もあがったようですが、「今までと違うことをしない限り、新しい結果は得られい」との考えのもと、この制度が実施されました。

▽ユニリーバ・ジャパンに関するクチコミはこちら
ユニリーバ・ジャパンの掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

企業研究でわかる!ワークライフバランスを重視している会社は増えている傾向にあり

社員のワーフライフバランスを重視し、より働きやすい環境をつくる取り組みを行なっている会社は増えているようです。企業研究をする際には、ワークライフバランスをどれぐらい重視しているかという点も1つのポイントにするといいのではないでしょうか。

関連リンク

伊藤忠商事の掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)
サイボウズの掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)
レオパレス21の掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)
P&Gの掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)
ユニリーバ・ジャパンの掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

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著者:沖 圭祐

関西在住のライター、キャリアコンサルタント。 総合大学卒業後、大学受験予備校で進路相談の職員を経験。大学職員として勤務した後、ライター、キャリアコンサルタントとして独立。 現在では就職活動、転職活動、働き方といった分野を中心に記事を書いています。履歴書、エントリーシート、小論文作成のアドバイスや添削といった仕事もしています。食べることが大好きで、お土産やグルメの記事も執筆中。教員免許や国家資格であるキャリアコンサルタントの資格も所持しています。