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【転職の悩み】上司へはどうやって報告する?そのタイミングは?

志望していた企業に転職が決定!新しい職場への期待で胸は膨らみます。しかし、多くの人がここで悩むのは、現在の上司にどうやって転職を報告するかです。上司の心象を損なわいためには、どのように伝えればいいのかを紹介します。

上司への報告から退職までの流れ

転職成功の最後のハードル、それは円満退社です。“立つ鳥後を濁さず”の精神できちんと上司に向き合い、手順を踏んで進めていきましょう。

1. 上司への報告

転職が決まったら、辞める時期を上司と相談する必要があります。退職届は会社によって提出する期限が異なります。まずは就業規則を確認し、そこから逆算して上司へ報告する日を決めましょう。退職交渉期間や引継ぎを加味すると、遅くとも1ヵ月間は猶予があるようにします。ちなみに、一般的には退職したい日の1~3ヵ月前に伝る場合が多いです。
上司には、いきなり「転職します」と決定事項を伝えるのではなく、「相談があります」とソフトに話を切り出すのがコツです。これまでお世話になったことへの感謝を伝え、前向きな理由で転職すると伝えてください。(具体例は後述します。)
たとえ上司と折り合いが悪くても対応は同じです。「感謝+前向き」、この二つを押し出すことで、上司の理解が得られやすくなるのです。

2. 退職日の決定

上司と相談しながら退職日を決定します。年度末やプロジェクトが終わる時期など、できるだけ周りに負担がかからないスケジュールを組みます。また、引き継ぎにどれくらい時間がかかるかも考慮しておきましょう。

3. 退職届の提出

退職届は辞める日の2週間前までに上司に手渡しするのが一般的なルールです。会社によって異なる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。その際、退職に伴う公的手続きや返却すべきものについても確認しましょう。

4. 業務の引き継ぎ

担当業務の引き継ぎを行います。必要に応じて後任者と取引先へあいさつに出向くなど、最後まで誠実に仕事に取り組みましょう。

5. 最終出社

いよいよ最終日。親しかった人には口頭で、それ以外の社員や社外の人にはメールで退職のあいさつをします。感謝の気持ちをこめて、お菓子を配るのもいいでしょう。

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【転職報告をする際の注意点1】転職活動をしていることは誰にも話さないこと

転職活動については、社内の誰にも相談しないことが基本です。もし同僚や部下に話してしまい、上司への報告前に噂が広まってしまうと、トラブルの元です。周りの人はとかく「人間関係や仕事に不満があるから辞める」という見方をしがちです。上司のマネジメント能力が疑われることになるのです。

また、上司としても「信頼されていない」と感じてしまい、その後の人間関係に影響する可能性があります。同僚の転職話は、社員にとって興味津々のテーマ。噂が広がると転職願望のある社員が影響され、「自分も転職しよう」という機運が高まる可能性があります。組織にとってマイナスであることはいうまでもありません。

もっと怖いのは、あなた自身も些細な行動から「辞めるからやる気がないのでは?」、「機密を持ち出そうとしているのでは?」、「何か問題を起こしたのでは?」とネガティブに評価されるケースがあることです。最終日までその企業の社員であると自覚し、社内の雰囲気に気を配りましょう。

余程口が堅く、強い信頼関係ができている同僚なら別ですが、転職活動については社内で相談せず、転職エージェントや友人に相談することをおすすめします。

【転職報告をする際の注意点2】上司から引き留められた場合は?

上司から引き留められた場合は、「何をいわれてもひるまない」という心構えで対応しましょう。そもそも転職したいと伝えた場合、「辞めたいです」、「わかった。いつ?」なんて会社はレアケースです。慰留されることは想定しておきましょう。多大なコストをかけて採用し教育した社員は会社の資産。ましてや人手不足の昨今、社員の退職は会社にとって痛手なのです。また、純粋に一緒に働きたい、いてほしいという気持ちから引き留めるケースもあります。

  •  「君に抜けたられたら困る」
  •  「君には期待している。一緒に頑張ってほしい」
  •  「次の人が見つかるまで待ってほしい」、「もう少し伸ばせない?」
  •  「君の気持ちはわかった。でも退職日までもし気が変わったら教えてほしい」

これまでお世話になった人たちからこういわれると、何か後ろめたい気持ちが起きたり、踏みとどまろうという気になったりします。しかし、転職を考えた原点に立ち戻り、やはりここは意志を曲げてはいけません。謝意を伝えた上で、どうしても転職したいと伝えましょう。

世の中には自己中心的な上司もおり、退職話を自分の手元で止め続けているケースもあります。そんな場合は致し方ありません。通常ならご法度ですが、その上の上司や人事部に相談するなど外堀から埋めていきましょう。法律上は2週間前に意志を伝えれば会社を辞める権利があり、遠慮する必要はありません。

【転職報告する際の注意点3】退職理由は個人的なものに

退職理由は個人的なものとしましょう。会社についての不平不満を述べるのは厳禁です。なぜなら、会社側があっさり解決策を提示してくるケースがあるからです。転職すると告げたとたん昇格・昇給の話を提示されたり、「Aさんのパワハラに耐えられません」と人間関係を理由にすると、異動話を持ちかけられたりするケースは珍しくありません。「仕事をやっていく自信がない」、「この仕事に向いていない」などの理由も同じです。

辞める側に非があると伝えたつもりでも、「そんなことはない。実は高く評価していた」、「ほかの部署でぜひ活躍を!」という流れになりがちです。「だったら最初から大切に扱ってくれれば」と思いますが、転職話を出されるまで社員の不満、境遇に上層部が気づかないことはよくあります。

ある意味、会社側の誠意ともいえるわけですが、転職意志が変わらない場合、違う理由を伝えなければならず、お互い時間を無駄に使ってしまうことになります。そうならないように、退職理由は個人的理由を強く打ち出しましょう。自分の人生計画を前面に出し、「将来、WEBデザイナーとして活躍したいので、スキルを身につけることができるIT業界へ転職します」など、現在の会社では解決できない理由を提示するのがポイントです。

ベタですが、「どうしても海外で働きたい」、「友人が経営するベンチャー企業から声をかけられた」、なども理解が得られやすい理由です。なお、転職先名については「あの会社は○○という点が良くないよ」と、引き留め工作に使われる可能性があるので、非公開をつらぬきましょう。

上司への転職報告は感謝の気持ちとともに

たとえ転職する理由が上司にあったとしても、上司への転職報告では感謝の気持ちを強く伝えてください。良好な人間関係を保ちつつ円満に退職するために、いろいろな知識を授け自分を育ててくれたことへのお礼を、退職という節目で言葉にしましょう。これが円満退職の秘訣であり、その後の良い関係にもつながります。

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著者:HRM

10年間、求人メディアの営業職として大手企業~中小企業まで数多くの企業の採用コンサルティングに携わる。独立後はライターとして、人事制度、メンタルヘルス、転職市場、採用手法、海外転職市場についてなど、人と仕事に関するテーマを中心に書いています。