インターンシップは中小ベンチャーがおすすめの理由とは

インターンシップ先を決める際、大企業にこだわらず、中小企業やベンチャー企業も候補に入れることが大切です。今回は就活生が答えたアンケート結果をもとに、中小企業やベンチャー企業でインターンシップをするメリットをお伝えします。

インターンシップに応募した企業の従業員規模はさまざま

楽天みん就が2017年9月に実施した『【2019年卒対象】定例学生アンケート調査』では、学生がインターンシップに応募した企業の従業員規模について以下のような結果が出ています。

f:id:hito-contents:20180427103252g:plain「2019年卒学生アンケート調査」2017年9月 みん就調べ

1〜100名:17.7%
101〜300名:24.0%
301〜500名:25.9%
501〜1000名:36.4%
1001〜5000名:49.1%
5001名以上:43.2%

この結果を見ると、従業員数が少ない中小企業のインターンシップにも、多くの学生が参加していることがわかります。また、中小企業のなかには設立してからあまり時間の経っていないベンチャー企業が含まれている可能性もあります。
中小企業やベンチャー企業のインターンシップにも目を向けてなかった方はこれを機に少し視野を広げてもいいのではないでしょうか。

※厳密にいうと中小企業の定義は業界によって変わります。また大企業の定義は特に決まっておらず、中小企業以外の企業を大企業といいます。

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f:id:hito-contents:20180427110054j:plain出典:imasia

中小ベンチャーのインターンシップだと視野を広げられる

インターンシップは有名企業が実施するものだけ参加しようと考えている人も多いのではないでしょうか。有名企業の場合、どのような仕事か想像しやすいという面もあるかもしれません。

しかし、大企業と中小企業では以下のようにいくつか違いがあります。大手企業と中小企業の違いを実感するためにも、中小企業にも目を向けるといいのではないでしょうか。

中小企業ではさまざまな業務に関われる

大企業の場合、業務が細分化されていることが多いので、インターンシップでも特定の業務にしか携われない可能性があります。また部署間で壁があり、違う部署の仕事のことがよくわからないということもよくあります。一方中小企業の場合は、さまざまな業務に携われる可能性が高く、部署間の風通しがいいケースも多いです。

中小企業はスピード感がある

大企業の場合、課長や部長、役員が認めないと新しいことが始められない、というようにスピード感にかける場合があり、自分の意見が通らないということもしばしばです。一方、中小企業ではそのようなことが少なく、担当者の意見やアイデアがすぐ反映されることも多いです。企業の成長をこの目で確かめられるというのも、中小企業のメリットといえるでしょう。自身で目標を立て、その目標の達成を繰り返していけば、自分だけではなく会社も成長しているという実感を得られるかもしれません。

中小企業はアットホームな雰囲気

中小企業ではアットホームな雰囲気で、一人ひとりとコミュニケーションをとりやすいケースも多いです。設立して間もないベンチャー企業の場合、気の合う仲間と同じビジョンで仕事をしていることもあるでしょう。中小企業で働く人は人間関係に喜びを感じているケースがとても多いのが1つの特徴です。そのような職場全体の雰囲気も大企業と中小企業とで比較してみるといいでしょう。

中小企業は社風や企業文化が現代的

大企業に勤めている人は社風や企業文化に不満を抱くことが多いです。保守的であったり、古風な企業文化になじめない人もいるので、そのような社風もインターンシップでチェックしてみるといいでしょう。

大企業と中小企業では一般的にこのような違いがあります。大企業と中小企業、両方でインターンシップを経験すれば、その違いを認識でき、より納得のいく選択につながるのではないでしょうか。大企業のインターンシップしか考えないという人はまだまだ多いですが、もう少し視野を広げるとまた違った選択肢がうまれてくるかもしれません。

長期インターンシップの場合、責任のある仕事を任されやすい

中小企業で行われるインターンシップでは、数ヶ月以上にわたって報酬も支払われる長期インターンシップも多くあります。この長期インターンシップの場合は、貴重な会社の戦力と捉えられることもあるので、ある程度責任のある仕事を任されやすいという特徴があります。会社によっては営業に1人で行かせてもらえたり、事業戦略会議に参加させてもらえたりするケースもあるようです。このような経験ができれば、将来社会人としてどうなりたいのかなど「働く」ということを真剣に考えるきっかけになるのではないでしょうか。

そもそもインターンシップはお金をもらうことが目的ではなく、自分の成長やスキルアップが目的とされます。マニュアルに沿って、決められた仕事を行うアルバイトとはそこが大きな違いです。責任のある仕事を任されたら、自分を成長させるチャンスだと思って、自分からいろいろアイデアを出し、行動へ移すのもいいでしょう。責任感のない行動はよくありませんが、失敗をおそれずに「恥をかいてもいいや」ぐらいの気持ちで、仕事に取り組むのもオススメです。またそこで働く社員も、インターンシップ生の新鮮な意見を必要としていることが多くあります。

インターンシップのなかで、自分から積極的に提案や行動をしていると、自分の成長につながるだけでなく、就職活動でのアピールポイントにもつながります。トライ・アンド・エラーを繰り返し、もがきながら成長している学生はきっと面接官にも魅力的に映るはず。たとえ大企業の面接であっても、中小企業でのインターンシップ体験談は貴重なアピール材料になるのではないでしょうか。一足早く「社会人」を経験した学生が、どのように仕事をしたのかという点は、面接官にとって大きな関心ごとだと思います。

インターンシップに参加すると志望度が上がる

『【2019年卒対象】定例学生アンケート調査』によると、インターンシップに参加することで、その企業への志望度があがるという結果が出ています。

  • 1Dayインターンシップの場合
    その企業に対する志望度がとても上がった:24.7%
    その企業に対する志望度がやや上がった:50.8%
  • 2日間以上のインターンシップの場合
    その企業に対する志望度がとても上がった:51.5%
    その企業に対する志望度がやや上がった:35.5%

この結果を見ると、インターンシップを経験したことで、その企業への志望度が上がり、今後の就活へもさらに前向きに取り組める学生が多いことが分かります。幅広く志望企業を検討するためにも、そして今後の就職活動へ弾みをつけるためにもインターンシップへ積極的に参加するようにしましょう。

早めにインターンシップに参加して視野を広げよう

大企業、中小企業を問わずインターンシップに参加するメリットはたくさんあります。特に中小企業やベンチャー企業の場合、責任ある仕事を任されるケースもあり、自分の成長にもつながるはずです。そして、大企業と中小企業の違いを実感できれば、自分の視野を広げることにつながるのではないでしょうか。

関連リンク

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インターンシップ情報交換のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)
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著者:沖 圭祐

関西在住のライター、キャリアコンサルタント。 総合大学卒業後、大学受験予備校で進路相談の職員を経験。大学職員として勤務した後、ライター、キャリアコンサルタントとして独立。 現在では就職活動、転職活動、働き方といった分野を中心に記事を書いています。履歴書、エントリーシート、小論文作成のアドバイスや添削といった仕事もしています。食べることが大好きで、お土産やグルメの記事も執筆中。教員免許や国家資格であるキャリアコンサルタントの資格も所持しています。