インターンシップの感想文でもう悩まない!書き方のコツと例文を紹介

インターンシップ終了後は、できるだけ早いうちに企業に感想文を出しておくこと大切ですが、感想文の書き方が分からずどうも苦手という学生も多いようです。そんな学生に、スラスラ書ける感想文のコツと例文を紹介しましょう。

感想文の書き方のコツ1:適切な構成案の作成

まず何から書いたらよいか分からない人のために、文章の基本的な構成について説明します。特に様式の指定がない場合には、序論・本論・結論という順番で構成を意識して書くと、まとまりやすいでしょう。以下に、それぞれの内容とポイントを紹介します。

1.序論

序論は、感想文の書き出しです。今回のインターンシップに参加してのお礼から始め、そのインターンシップ参加を決めた理由、参加しようと思った時の決意、そして学ぼうと思った内容を書きます。ポイントは、なぜその企業を選んだのかという理由を明確にすることです。

2.本論

本論は、今回の感想文のメインです。参加して初めて知った企業の魅力・特徴、もっともやりがいを感じた点、体験させてもらってことについては感動したところなどを述べましょう。本論のポイントは、抽象的にならないよう、どれも具体的に書くことです。

3.結論

結論は、感想文の締めくくりになります。さらに自分なりに業界研究をしていきたいといった目標や、今後のスキルアップ・能力向上にチャレンジしたい気持ち、仕事で生かせる資格取得への意気込みなどを示す言葉で締めくくります。ポイントは、次の行動につながる前向きな気持ちを具体的に書くことです。

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感想文の書き方のコツ2:具体的な経験を交えて記述

構成が決まったら、今度はそれぞれのパートに具体的な経験やエピソードを整理して記述します。

1.序論

序論に書くインターンシップ参加を決めた理由や、参加しようと思った時の決意は、不安な気持ちを書くのではなく、積極的に取り組もうとしたポジティブな決意を書きましょう。インターンシップで学ぶ内容は、インターンシップの目的(企業紹介型、課題解決型、職場体験型)によって変わってくるので、しっかり認識したうえで記述することが重要です。

2.本論

参加して初めて知った企業の魅力・特徴では、企業案内などに書かれていたもの以外の魅力や、実際の現場で聞いた生の情報などがいいでしょう。また、指示のあった実際の課題や現場体験をさせてもらった業務の具体例を出し、やりがいや感動した点を記述します。

3.結論

学んだ業界知識や企業研究がきっかけとなり、今後さらに深堀していきたいと思った点はどこなのかを記述します。また、自分が目指したい業界や仕事と重ね合わせて具体的な例を挙げて、スキルアップや能力向上、あるいは資格取得に励みたい、という決心で締めくくります。

感想文の書き方のコツ3:他の学生との交流についても記述

序論部分に入れる、「インターンシップで学んだ内容」については企業が用意したカリキュラムを書くのが基本ですが、忘れてならないのが一緒に参加した他のインターンシップ生との交流です。これを感想文に入れるポイントを紹介します。

1.他のインターンシップ生との交流の様子を説明

課題解決型のインターンシップでディスカッションした時や、職場体験型の実習で一緒に協力し合ったことを思い出しましょう。また、フリー質問会の活発な様子を述べることで、臨場感のある感想文になります。

2.非常に刺激を受けた学生の紹介

ディスカッションで素晴らしい発想や発言を見聞きした場合は、具体的に書くといいでしょう。また、中にはインターンシップ参加前から事前研究をしっかりやっていた意識の高い学生がいて、非常に刺激を受けた経験などは是非紹介します。

3.自分のキャリアプランに影響を受けたこと

これまでぼんやりと考えていた自分のキャリアプランだったものが、最後の反省会のときに、しっかりと自らのキャリアプランを考えている学生がいて、見習わなければと思ったという結論で結ぶのもいいでしょう。

【例文1】会社説明会型インターンシップの感想文

インターンシップには「会社説明会型」、「課題解決型」、「職場体験型」などさまざまな形があり、その形によって感想文の内容が変わってきます。まずは、会社の事業内容などの説明を受けたり、会社の雰囲気を体験できたりする「会社説明会型」から例文を紹介しましょう。

「先日はお忙しい中、インターンシップに参加させていただきありがとうございました。私のもっとも気になる業界で、しかもリーディングカンパニーである貴社のインターンシップ参加は私の念願でしたが、それが実現でき本当に感謝しております。
貴社のことは、事前に資料などで学んでおりましたが、実際にご担当者の方々から生きた話を聞くことができ感動する点が多々ございました。特に、〇〇業界の将来性と貴社の近年の事業取り組みをお聞きし、貴社の素晴らしさを再認識いたしました。
今回のインターンシップで学んだことをきっかけに、さらに〇〇業界ならびに貴社について深く勉強していきたく思っております。
この度は本当にありがとうございました。」

【例文2】課題解決型インターンシップの感想文

次は、企業から課題を与えられ、参加者で解決策を見出す「課題解決型」インターンシップの感想文の例文です。

「先日参加させていただいた貴社のインターンシップは、特に他の学生と交流ができる課題解決型のインターンシップだったので、私としては他流試合をする気持ちで臨みました。そんな場を与えていただいたこと、本当に感謝しております。
カリキュラムの中で一番やりがいがあったのは、やはり『〇〇についてのグループディスカッション』でした。〇〇というテーマについて議論を深められたのもよかったのですが、もっとも大きな収穫は、いろいろな発想や考え方を持った学生と意見を戦わせられたことです。特に優秀な学生が数人おられ、大きな感化を受けました。課題を把握する力、分析力、そして持論を訴える口頭表現力など、まだまだ勉強不足、実践不足を実感いたしました。
これを機会に、私自身さまざまな社会人スキルを磨き、能力向上に努めていきたいと、決意を新たにいたしました。」

【例文3】職場体験型インターンシップの感想文

最後は、社員と同じ体験をする「職場体験型」のインターンシップに参加した時の例文です。

「この度のインターンシップでは、念願であった貴社の製造ライン最前線の仕事を体験できるということで、大変期待をして参加させていただきました。結果は予想以上の貴重な体験となり、ここにあらためてお礼申し上げます。
事前に製造部門のAI化は案内冊子等で予備知識として持っておりましたが、実際には想像以上でした。しかし、いくらAI化が進んでも、そこに人間の役割は依然と大きく、各種資格を持たれた社員の方が品質管理の徹底のために頑張っておられるのを目の当たりにし、大変感動いたしました。社員の方の指導の下、実際に検査の一部工程を担当させてもらいましたが、貴社の品質管理はもとより、安全管理にも配慮された企業の姿勢を感じることができました。
私も将来、製造分野や品質管理に必要な資格の取得など、目標を持って進んでいきたいと決心いたしました。」

インターンシップの感想文は分かりやすく具体的に!

インターンシップの感想文は、序論・本論・結論という基本構成にのっとって記述していくことが大切です。そして、企業の担当者に印象に残るようにするためには、自分独自の視点を盛り込みながら具体的に記述していくようにしましょう。

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著者:GAKUSUI

◆一部上場企業で人事・採用・能力開発を約15年経験。採用では、新卒を中心に面接官はじめ採用選考実務と管理職(採用課長、能力開発部次長)を経験。
◆採用業務だけでなく、人事異動、能力開発、教育訓練等トータルで経験。
◆上記企業で営業部、販売部、企画部で実務から管理職まで経験。また、転職経験もあり(中堅商社6年、国家公務員2年)。
◆新卒専門のキャリアコンサルタント(国家公務員)として直接大学生に対面指導。模擬面接、ES添削、自己分析指導等、就活カウンセリングの実務全般を2年間経験。その間、大学キャリアセンターと連携し講演実績あり。