インターンシップとアルバイトの違いは?給与面や目的について解説

インターンシップとアルバイトにはどのような違いがあるか知っていますか?両者には、目的だけでなく、給与の有無や拘束時間、そして就職活動への関係性などさまざまな違いがあります。今回はそれらについて詳しく解説していきます。

インターンシップとアルバイトの違い1:給与の有無

インターンシップとアルバイトでの違いは給与の有無だと思われがちですが、最近では給与が発生するインターンシップも出てきています。

◆短期インターンシップ
1日から1週間程度の短いインターンシップです。就活前に実施されているものが多く、「体験型インターンシップ」や「1DAYインターンシップ」などと呼ばれています。
短期インターンシップでは実際に業務を行うことがほとんどなく、人事部や担当部署が主導でグループディスカッションやグループワークを行います。参加する学生は就活直前の学生や就活生で、給与は無償の場合がほとんどです。企業が交通費や宿泊、食事代等を一部負担するケースはありますが、実務を伴わないため、給与として支払いが発生することはあまりありません。

◆長期インターンシップ
こちらは参加期間が1ヵ月以上のインターンシップです。3ヵ月や半年間行うものから期限を決めないものまで、多様なインターンシップがあります。長期インターンシップに参加する学生の学年もさまざまで、1年生から卒業を控えた4年生(短大であれば2年生)まで参加しています。ベンチャー企業や中小企業が開催している場合が多く、長期にわたり実務経験を積むことができます。実際に実務を行っているので、時給や日給を支払っている企業がほとんどです。

◆アルバイト
アルバイトの場合は、企業が学生を採用し業務が始まるにあたって、企業と学生の間で労働契約が結ばれています。そのため企業は雇用した学生に対し給与を支払う義務があります。

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インターンシップとアルバイトの違い2:目的

アルバイトやインターンシップに取り組む目的は人それぞれですが、主に何を目的にして取り組む人が多いのか2つを比較して紹介します。今後、実際にインターンシップに参加する際には何を目的にして取り組めば良いのか考えてみましょう。

◆インターンシップの目的
参加する企業によって内容は異なりますが、主にスキルアップや職業体験などが挙げられます。長期インターンになると、社員と同様に実務に携わるチャンスがたくさんあり、実際に働くイメージも抱きやすくなります。マニュアルやルーティンを覚えて作業をするのではなく、自分で考えて行動し、時には自分の裁量で物事を決めることも出てくるかもしれません。そのような体験をすることにより、自分の可能性だけでなく、スキルアップや視野も広げることができるでしょう。

◆アルバイトの目的
主な目的は労働の対価として得られる給与ではないでしょうか?勤務先のマニュアルやルーティンを覚え、業務を習得してこなしていくことで給与をもらうことができます。自分が興味を持っている企業にアルバイトとして入社し、業務を行うことで職業体験をすることができますが、そこに対価が支払われなかった場合には辞めてしまう人がほとんどで「無給でも働かせてください」、という学生は少ないでしょう。

インターンシップとアルバイトの違い3:就職活動との関係性

インターンシップとアルバイトは、どちらも企業で業務や職業体験を行うという共通点があります。これは就職活動にどう関係してくるのでしょうか?インターンシップの内容や実施企業によっては直結することもあり得ます。2つの関係性について紹介します。

◆インターンシップの場合
長期インターンシップの場合は、特に就職活動に有利になるケースが多いようです。大学1年生から長期インターンシップに4年間参加していれば、卒業までの期間最大でも4年間は実務経験を積むことができます。働いている間に一緒に過ごす先輩方は、中小企業やベンチャー企業などで勤務している方々。そんな先輩方と一緒に社会人経験を積んだ学生は、アルバイトでは身につくことが難しい専門的なスキルや知識を得ることができます。企業は自社で経験を積んだ学生を優秀な学生と見る場合が多く、そのまま卒業後に就職してもらい、即戦力として育てていくことを計画しているところもあります。
もし、インターンシップ先の企業に就職しなくても、ほか企業の面接時にインターンシップで得られたことをアピールすることができます。アルバイトや部活、ゼミの話をする学生がほとんどの中で、実際に企業で働いた経験がある学生は、採用担当から見ても好印象になるでしょう。

◆アルバイトの場合
アルバイトも就職活動に関係ないわけではありません。アルバイトの場合も卒業後そのままそのアルバイト先企業に就職することもあります。しかし、アルバイト枠で一時的に仕事を担ってもらうために採用しているケースが多く、「今必要とされている業務を与えられて実行すること」が主な役割になってしまう、という特徴もあります。長期インターンシップのように即戦力に直結することは少ないかもしれません。
ただし、就職活動でどのように頑張ってきたか、どのようなスキルが付いたかをアピールすることは一つの強みになります。

インターンシップとアルバイトの違い4:時間的な融通のききやすさ

時間的な融通のききやすさについて比較してみると、インターンシップの方が融通がききやすい傾向にあるようです。ここでもインターンシップとアルバイトを比較してみます。

◆インターンシップの時間的融通について
インターンシップの参加者はすべて学生です。企業は学生の学業を優先することを考えてくれているところも多く、テストや授業などがあれば融通をきかせてくれる傾向にあります。ただし、毎日多くの授業を履修し、テストや追加講義などの予定が詰まっている方は、頻繁に休むと企業側に迷惑がかかりますので注意しましょう。長期インターンシップは「企業体験」ではなく、「企業の社員と一緒に働く」という気持ちで臨むことが大切です。短期インターンシップの場合も、事前に日程や期間について企業に相談しておき、テスト期間とインターンシップの期間が重なるようであれば、時期をずらすことも考慮しなくてはいけません。

◆アルバイトの場合の時間的融通について
1週間、もしくは1ヵ月の間にどれくらいアルバイトをする時間を入れているかにもよりますが、アルバイトの場合は余剰人員を多く取っていない企業が多いので時間の融通はききづらいでしょう。テスト期間に数日休む場合は、代わりに入ってくれる人員を確保しなくてはいけなかったり、少ない人員でアルバイト先が仕事をしなくてはいけなかったりと迷惑がかかってしまう可能性が高いです。

インターンシップとアルバイトの違い5:採用基準と対象年齢

インターンシップの採用基準や年齢をアルバイトと比較してみると、大きな違いがあります。どのような人材が採用されているのか紹介します。

◆インターンシップの場合
対象者は学生のみですので年齢は限定されています。インターンシップの際に面接を行う企業であれば、その学生のポテンシャルやモチベーションなどを加味して採用することが多いようです。企業によって採用基準は異なりますが、基礎的な能力やスキルと意欲や志向、行動などを確認しながら選考を進めていきます。会社の社風と合うか、学生時代に力を注いだことについて情熱があるか、などを見られていることが多いです。

◆アルバイトの場合
対象者は学生のみではなく、働きたい人すべてが対象となります。企業にとっては、体験やスキルアップなどの目的ではなく、「労働力の確保」が目的ですので、自社の労働条件に沿う人材かどうか、即戦力となりうる人材かどうかが選考基準となります。月間の労働時間や勤務地、仕事内容等の条件が合うかなどを見られていることが多いです。

就職に生かせる職業体験を積みたいならインターンシップがおすすめ!

インターンシップとアルバイトを比較してみると給与、時間、採用基準など、さまざまなことが異なります。お金を目的とする場合はアルバイトも良いですが、就職に直結する職業体験やスキルアップを希望する人は、インターンシップに応募してみましょう。

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著者:RIKUA

大手アパレルにて4年勤務後、広告業や人材業にて人事系統に8年、企画系統に5年勤務。広告会社にてフリーペーパーの記事作成やリライト、校正、新卒社員に向けたメルマガ配信等,ライティング経験有。また、人事部の立ち上げや運用等人事採用関連の知識を活かし、大学内や就職支援機関での就職セミナー講師も行う。