アルバイトの時給を上げる交渉は可能?面談のポイントを押さえよう

アルバイトを続けて仕事を覚えてきてテキパキとこなせるようになると、頑張りに応じて時給を上げてほしいと思い始めることでしょう。今回は、時給を上げる交渉はどのように行ったらよいのか、面談でのポイントをご紹介します。

アルバイトの時給が上がるのはどんなとき?

アルバイトの時給が上がるかどうかは、バイト先により異なります。アルバイトとして雇用された際の契約条件に昇給についての記載があれば、時給が上がる可能性は十分にあります。時給が上げられる基準としては、能力や勤続期間、アルバイト先への貢献度などであることが多いのですが、大手の場合は、バイトリーダーになることや、連続でよい評価を得ることなど、一定の基準が設定されていることが一般的です。また、前提として普段からバイト先と良好な関係を保っておくことも重要となります。実際に昇給が行われるのは、おおむね次のようなタイミングです。

●契約更新時
アルバイトの契約は数ヵ月から1年程度で更新が行われるのが一般的ですが、その際には勤務条件や時給などの確認もなされます。その際に勤続期間に応じて時給が上がることがあります。

●年度始めや最低時給変更時
社員の定期昇給が行われる年度始めや、都道府県の最低時給が変更された際には、アルバイト全員の時給が規定に応じて上げられることがあります。

●規定の能力が認められたとき
会社によっては、特定の仕事ができるようになった際に、次の給料から時給が上がるしくみのところもあります。能力を認定するために、規定の昇給試験を用いる場合もあります。

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出典:pixta

アルバイト時給を上げる交渉テクニック1:実績や能力をアピールする

アルバイト時給を上げてもらうテクニックの1つ目は、アルバイト先での販売実績や仕事の速さなどをアピールし、能力を認めてもらう方法です。

●実績がアピールできる例
アルバイトにおいて、成果のあらわれる数字が具体的に提示できる場合は、能力のアピールに活用できます。コンビニや量販店を例にとると推奨商品の販売数、テレアポであればアポイントの件数、家庭教師であれば担当生徒の成績が上昇したときなどが挙げられます。数字が出る仕事の場合、他のアルバイトの人との比較もしやすいため、能力のアピールには最適です。

●時給が上がる条件を聞いてみよう
アルバイトの仕事内容によっては、この段階までできるようになったら時給を上げる、といったように、昇給の条件が規定されている場合もあります。昇給の制度があるにもかかわらず、一定期間働いても時給アップについて特に言及がない場合には、どのようにしたら時給が上がるのかについてこちらから聞いてみるのも、基準が明確になるのでおすすめです。

アルバイト時給を上げる交渉テクニック2:柔軟に働けることをアピールする

学生のアルバイトの場合、時間帯や時間数を限定したシフト制で働いていることが一般的でしょう。飲食店や小売店舗などのように人材不足が慢性化している職場では、シフトの調整に苦労している例は多く見られます。そこで、現在働いているシフト以外の時間帯でも働けることや、急な変更や残業にも対応できることをアピールして時給アップを交渉するのもひとつの方法です。

●柔軟性をアピールする場合の注意点
アルバイト先からすると、働ける時間帯が幅広いことは、休み希望が集中した場合などのシフトの穴を埋めることができるので運営上大変助かります。実際に時給の交渉をする前には、シフト人員が埋まっていないところを協力するなど、ある程度の実績を作っておきましょう。説得力が増すのでおすすめです。
ただし、時給アップのために、たくさんアルバイトのシフトを入れ過ぎてしまい、学校の勉強に支障が出てしまっては本末転倒です。無理をしないように注意してアルバイトをしましょう。

アルバイト時給を上げる交渉テクニック3:役職への意欲があることをアピールする

アルバイト先が大手の場合には、アルバイトを頑張っている様子がわかっても、責任者の一存で時給を上げることはできない場合も多いです。その場合には、アルバイトでもレベルアップしたいという意欲を見せましょう。

●意欲をアピールするメリット
アルバイトの場合でも、リーダーなどの役職を設定して、能力が時給に反映するしくみを取り入れている会社も多いです。上位役職への意欲があることをアピールしておけば、その候補者として見てくれるようになり、実際にそのチャンスが訪れる可能性が広がります。また、すぐに時給アップにつながらない場合でも、昇給につながる社内資格の取得の提案や時給の高い仕事への変更など、何らかの時給アップへの道を用意してくれることが多いです。

●定期面談や契約更改を活用しよう
定期面談や契約更改は、単に契約内容を確認するだけでなく、働き方やステップアップなどについても話があることが多いので、絶好のアピールチャンスです。アルバイトを頑張っている場合には、今後の仕事について会社側の方からステップアップを提案されることもあるでしょう。そのような場合でも、自分から積極的に意欲を見せることは効果的。会社側としても、評価のしがいがあるため印象がさらによくなるはずです。"
これはNG!やってはいけない時給アップ交渉例
"時給を上げてほしいということを伝えるにしても、かえって逆効果となってしまう交渉の仕方もありますのでご紹介します。

●辞めることをちらつかせる
時給を上げてくれないならアルバイトを辞める、というのはあまり印象がよくありません。なぜなら、要求が通らない場合は、いつも辞めると言い出すのでは、という懸念を会社側に持たせてしまうからです。また、辞めるということを口に出すことは、現在の仕事に意欲がないことの表れと捉えられます。

●同業他社とくらべる
時給について、同業他社とくらべて「あの会社ではいくらなのに」と例を出すのも好ましくありません。会社により、仕事の内容や忙しさも違うでしょうし、それならばその会社で働けばいいのでは、という感情を呼び起こしてしまう危険性があります。特に、同業相手ならライバル意識もあるでしょう。今のバイト先への思いや愛情はないのかと疑われてしまうことにもなりかねません。

アルバイトの時給を上げる交渉はやる気の見せどころという面も

アルバイトの時給を上げてほしいときに交渉することはタブーではありません。しかし、会社規定がある場合も多いため、すぐの結果を求めず状況に合わせて行いましょう。いずれの場合も、日頃の頑張りとやる気、能力を認めてもらうことが重要となります。面談や契約更改の際にはしっかりとアピールすることが大切です。

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著者:みゅぜ

フリーライター。大手GMSでのアルバイトを中心に、空き時間には各種調査からテレアポ、イベントスタッフなどさまざまなアルバイトの経験を重ねる。ライターとして独立後は、就職支援サイトでのニュースや自己の経験を元にした多数の記事執筆を行っている。