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【憧れの職業への道#1】地方局アナウンサー職内定!木村カレンさん

ただでさえ、大変な就職活動。その中でも「狭き門」と呼ばれ、選ばれし者にしか就くことのできない職業が存在します。「憧れの職業への道」では、そんな職業への夢を追いかけ、見事内定を獲得した方にインタビューをしていきます。
その職業を目指したきっかけから、就職活動中に人一倍努力したことは何か、壁に当たった時にどう乗り越えたのかなど、様々なエピソードを伺います。全ての社会人にとって、成功をおさめるためのヒントが満載です!

第1回目にインタビューさせていただいたのは、アナウンサー職として内定を獲得した木村カレンさんです。

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木村カレンさん 基本プロフィール

生年 / Year of birth
1994

出身大学 / Graduated from
上智大学

内定先 / Prospective employer
地方テレビ局

アナウンサーの就活は、スケジュールも費用も普通じゃない!

Q1:アナウンサーを目指したきっかけを教えてください!
A: 物心がついた頃から、アナウンサーになりたいと思っていました。それはラジオリポーターをしていた母の影響です。「今日はこんなことがあってね、あんなことがあってね…!」と仕事の話をしている母は、幼い私から見て、とても輝いて見えました。そんな母に憧れて私も喋りの仕事をしたいと思うようになりました。
加えて、大のテレビ好きであることもアナウンサーを目指した理由の1つです。その気持ちは、大学生になっても変わることはなかったので、私は就職活動では、テレビ業界アナウンサー職だけに絞って受験しました。

Q2:アナウンサーを目指して具体的に活動し始めたのはいつ頃ですか?
A:大学2年生の夏から、アナウンススクールに通い始めました。そこには、アナウンサーになるためにひたむきに努力している人たちがたくさんいて、大変刺激になりました。そこでは、基礎的な発声・滑舌練習から、ニュース原稿読みや、自己紹介のやり方など、アナウンサー試験に向けて実践的な内容の授業が多かったです。

Q3:就活スケジュールを教えてください!
A:多くの地方局の採用活動は他の総合職と同様に春に行われますが、それ以降も夏採用、秋採用、冬採用と、1年間にわたって全国の局から採用試験の募集がかかります。地方局の採用が本格的に始まった3年生の3月頃から、内定を頂いた4年生の11月まで、毎月少なくとも数局ずつ、継続して試験がありました。

3年生11月    キー局ES面接スタート
3年生12月~2月  地方局インターン
3年生3月             地方局ES面接スタート
4年生11月           内定

ちなみに私は、各局(地方局含む)が開く1dayインターンには、積極的に参加していました。また、試験の案内は突然出されることも多いため、就活用のウェブサイト等を年間を通してこまめにチェックしておくことをお勧めします。

Q4:就活でかかった費用はどれくらいですか?
A:私は、就活を約1年間続けたので、アナウンサーを目指し、就活していた他の方よりも多くの費用がかかっていると思います。
■総額:
約70万円
■内訳:
└ES用写真撮影代 10万円
└スーツ代(2着) 8万円
└地方局受験のための交通費 40万円
└宿泊費 10万円

Q5:アナウンサー職を目指して就職活動をするにあたり、用意すべきものなどあれば教えてください!
A:黒のリクルートスーツでも問題はありませんが、自分に似合う明るい色のスーツがあるといいと思います。アナウンサー試験では、服装の指定がない場合が多いので、カメラ映りなどを考慮してスーツ選びをすることをお勧めします。また、髪色も同様です。黒、という指定はありません。私の場合は、真っ黒だと顔色が悪く見えてしまったので、茶色に染めていました。自分に似合う色を探してみてください。

Q6:就活中のマイルールはありますか?
A:1つは「夢を公にする」ことです。周囲に、なりたい職業を積極的に言うようにしていました。自分にいい意味でプレッシャーを与えるため、さらに自分が妥協しないようにするためです。そのためか、多くの友人が応援してくれました。そして、内定をもらった時に、そんな友人たちに絶対報告する!という目標を持つことが、1つのモチベーションになっていました。
もう1つのルールは「就活にかかるお金は自分で工面する」ということです。就活のために揃えるものもたくさんありますし、交通費もかかります。また。私の場合は志望職種の特性上、日本各地を周らなければならず、宿泊費などもかさみました。どうしても厳しい時は両親に支援を頼んだこともありましたが、なるべくは自分でやりくりできるよう、隙間時間にアルバイトをしていました。自分で目指した業界、職種を目指す限り、その意思決定に責任を持ちたいと思っていました。

アナウンサーの面接で、まず見られるのは臨機応変さ

Q7:エントリーした企業はどう選びましたか?
A: 「入たい会社に入りたい」というよりも「なりたい職業になりたい(アナウンサーになりたい)」という気持ちが圧倒的に強かったので、正直会社選びは全くしていません。テレビ局ならどこでもいいという気持ちだったので、募集が出たテレビ局は、北海道から鹿児島まで、全国場所を選ばずにエントリーしました。エントリーしたテレビ局は66局で、そのうち1局にアナウンサーとして内定をいただくことができました。

Q8:内定を得るために、人一倍努力したことは何ですか?
A:内定をもらえるまで選考を受け続けたことです。アナウンサー就活は厳しいため、途中で諦めていく就活生が多くいます。ですが私は、採用の案内が出た局はほぼ全て受験し、ESを書く手を止めませんでした。何か特別なことをしたわけではありませんが、諦めずに就活を続けたことが唯一努力したことと言えるかもしれません。

Q9:面接やESで、自分をどのようにアピールしましたか?
A:とにかく素の私を見てもらえるように、と考えていました。アナウンサーを目指していると、どうしても「アナウンサーっぽい」表現や、しゃべり方、アピール内容に寄っていってしまいがちですが、自分のキャラクターを一つに絞り、どんなことを聞かれても、自分の性格に寄せた回答を心がけていました。

Q10:アナウンサー職特有の選考方法や課題はありましたか?
A:面接では、その場で臨機応変に対応できるかどうかを問われている質問が多かったです。以下は実際に面接で言われた内容です。
・今日あった面白い話をして下さい。
・朝起きてからここ(面接会場)に着くまでを情景描写してください。
・変顔をしてください。
・モノマネをして下さい。
・私がやめ、というまで何でも良いので話し続けてください。

また、選考が進むと、カメラテストというものがあり、局のスタジオで試験をします。内容は、原稿読みであったり、フリートークであったり様々ですが、普通の面接と異なる点は、面接官ではなく、カメラに向かって喋る、ということです。その場には担当者が1名いるだけで、面接官は別室でカメラに映っている就活生を見ています。

Q11:印象に残っている面接はありますか?
A:ある局の面接では、始めから終わりまで、スポーツに関する質問のみ、ということがありました。スポーツに精通しているアナウンサーがこの年は求められていたのでしょう。これといってスポーツ経験がない私は、回答に苦戦しました。アナウンサーには幅広い知識が求められるんだな、と痛感しました。

何歳になっても、アナウンサーとして同世代の「代弁者」でありたい

Q12:諦めそうになったり、挫折しそうになったりしたことはありますか?その時、どうやって乗り越えましたか?
A:複数人で行うグループ面接で、他局の選考状況を聞かれた際に、周りの子達は何局もカメラテストや最終面接に進んでいることがわかりました。私はその時、選考が進んでいる局はなく「御社のみです。」と回答しました。周りと比べてしまい、自信をなくしました。
その時は連戦連敗の原因を追求し、次の面接に生かそうと努めました。諦める、という選択肢はなかったので、就活を続けるかどうか悩むことはありませんでしたが、試験に落ちた悔しさを次の試験のやる気へと変えていました。

Q13:自分だけのゲン担ぎはありますか?
A:エントリーする局のホームページに載っているアナウンサー紹介のページを見て、そこに自分が将来載ることを妄想していました(笑)。格好良く言うとイメージトレーニングですね(笑)。その局で働くことを具体的に想像できると、面接で「うちでやりたいことは?」などと聞かれても、すらすらと答えられた気がします。

Q14:入社後にやってみたいこと、挑戦したいことはありますか?
A:私が働く土地は、縁もゆかりもない土地です。初めての経験、新しい出会いを通して得た感動を素直に伝えたいです。季節物の郷土料理をリポートすることも楽しみです。

Q15:目標とするアナウンサーはいますか?
A:テレビ東京の松丸友紀アナウンサーです。アナウンサーとして、バラエティ番組や報道などで、番組ごとに自分のキャラクターを使い分けていて、その器用さに憧れています。私も、現場ごとに自分を変えられるアナウンサーになりといと思っています。

Q16:今後の長期的な目標を教えてください!
A:将来、結婚や出産を経ても、アナウンサーを続けることが目標です。歳を重ねるごとに、少子化や老後問題など、実感を持ってお伝えできるニュースの幅が増えると思います。いくつになっても、その世代の代弁者となれるような働き方がしたいです。

Q17:アナウンサーを目指す学生にアドバイスをお願いします!
A:アナウンサー試験は、他の総合職の就活と比べて特異な点が多いです。苦労することも多々あると思いますが、将来やりたいことがはっきりと決まっていることはとても素敵なことだと思います。アナウンサーを目指す、という自分の選択に自信と責任を持って、最後まで諦めないで頑張ってください。

関連リンク

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著者:キャリマガ編集部

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