アンケート結果からわかる!就活のスタートを早めに切るべき理由とは

就活を成功に導くためには早めにスタートするのがカギです。この記事では2019年卒業予定の大学生を対象に、楽天みん就が実施したアンケート調査結果をふまえ、なぜ早めの準備が大切なのかという理由を考えていきたいと思います。

就活が本格的に始まるまでにしておきたいこと

就活でエントリーシートの作成や面接が始まるまでにしなければならないことはたくさんあります。就活が人生の大きな岐路であることに間違いはないので、納得のいく選択をするためにも早めにスタートを切りましょう。たくさんの選択肢を自分で用意することで、後悔のない就活につながります。ここではエントリーシートの作成や面接が始まるまでにしておきたいことを順に5つご紹介しておきます。

(1)就活のスケジュールを把握する

まずは就活のスケジュールを把握しておかないと、計画は立てられません。2017年時点では以下のような取り決めが経団連(一般社団法人 日本経済団体連合会)でなされています。有名企業を中心にこのようなスケジューリングで進んでいくと理解しておけばいいでしょう。ただし、外資系企業や経団連に属していない企業など経団連の取り決めに影響を受けない企業も多いため、早めに準備をしておくに越したことはありません。

広報活動 : 卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
選考活動 : 卒業・修了年度の6月1日以降
引用:http://www.keidanren.or.jp/policy/2017/030.html

 広報活動の解禁日が3月1日となっているため、新卒採用を行う企業にエントリーなどができる大手就活情報サイトも3月1日にオープンすることが通常です。ただし、インターンシップは広報活動に含まれないため、3月1日より前から実施されるケースもあります。情報収集は早めにおこないましょう。

(2)どのような人生にしたいかを考える

仕事は自分の人生を豊かにする手段です。ではどのような人生が自分にとって豊かな人生といえるでしょうか。自分の本音を明確にするために、自由に想像を膨らませていくことが大切です。「将来の夢がもう定まっている」と感じている人も、今一度考えてみるといいでしょう。

(3)仕事で大事にしたいことはどのようなことかを考える

自分の人生のなかで仕事はどのような意味合いを持つでしょうか。仕事をするにあたって大事にしたい価値観を明確にしましょう。給料面、楽しさ、自分の能力を活かせるか、休暇を取りやすいかどうか、など人によって様々なはずです。どれも大事だと思うこともあるかもしれませんが、そのなかで優先順位をつければ自分の仕事に対する価値観が見えてきます。

(4)業界研究、企業研究を進める

自分の人生観や仕事をするうえでの価値観が見えてきたら、業界研究や企業研究を行いましょう。企業研究をすることで、その業界に関する情報も得られるので、同時に進めていくのもおすすめです。エントリーなどもできる大手就活サイトや企業のホームページ、書籍などから情報を集めましょう。アンケート調査によると志望業界を決める予定の時期は学部3年生(大学院1年生)の12月が一番多く、応募する企業を決める予定の時期は学部3年生(大学院1年生)の2月が最も多くなっています。いつまでに決めたらいいか迷う際は参考にするといいでしょう。

(5)業界や企業を絞り込めたら、生の声を集める

志望する業界や企業を絞り込めたら、次はそこで働いている人の生の声を集めてみましょう。インターネットや書籍からはわからない実情を知ることができるからです。生の声を集める方法には以下のようなものがあります。

  • OB・OG訪問をする
    OB・OG訪問は学校のキャリアセンターに行けば、情報を教えてくれることもあります。また、自分の学校の先輩であるかどうかにかかわらず、社会人と出会えるWebサービスもあります。就活の相談にのってくれるケースもあるので、利用してみてもいいのではないでしょうか。
  • インターンシップや採用説明会に参加する
    インターンシップは採用説明会よりも早い時期に実施されることが多いので、早めに情報収集したいという人にはおすすめです。アンケート調査でインターンシップの応募理由として特に多かった回答は以下のとおりです。

■事業・業種の理解
■仕事・職種の理解
■社風・雰囲気の理解

インターンシップでは情報収集を目的としている人が多いことがわかります。1日で完結するインターンシップを複数回実施する企業も多いので、スケジュール的に参加しやすいというのもメリットの1つです。

▽就活のスタートに関するクチコミはこちら
就活ゼロからのスタートのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

f:id:epb0804:20180123152945j:plain出典:写真AC

就活が本格的に始まってからやらなければならないこと

実際にエントリーが始まる時期になると就活が本格化していきますが、その時期にやらなければならないことをまとめます。

適性検査対策をする

「SPI」や「玉手箱」といった能力や性格を測定するためのテストが多くの企業で実施されます。能力検査で測定される主なものは論理的思考力(国語と算数の力)です。時間制限も厳しいので、苦手意識があるのであれば早めに対策を始めることが大切です。

適性検査ってのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

エントリーシート作成

Webでエントリーするものもあれば、用紙に記入して郵送するタイプのものもあります。書式は企業によって様々なので、1つ1つの企業に合わせて書いていく必要があります。なか多くの人が苦労するのは志望動機です。エントリーシート作成の時期までに企業のホームページや書籍、インターンシップや説明会、OB訪問などでいかに情報収集できているかがポイントです。

エントリーシートのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

グループディスカッション、グループワーク対策

企業によっては選考のなかで、グループディスカッションやグループワークが行われることもあります。グループディスカッションとグループワークに明確な定義はありませんが、集団のなかでどのような役割を果たすかをチェックされるという点では共通しています。特に対策をしない人も多いですが、対策をすることで自信を持って本番を迎えられるのは事実です。どのように振る舞えば自分をアピールできるか考えておきましょう。自分が何を話すか、どのような役割を果たすかという点も大切ですが、メンバーの話をしっかり聞いて、みなが話をしやすい状況を作るのも大切なポイントです。

グループディスカッションのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

面接対策

面接対策も行いましょう。基本的にはエントリーシートや履歴書をもとに質問されます。一問一答のような形で答えを準備しておくのも大切ですが、面接は面接官との「会話」でもあるということを忘れないでおきましょう。「こう答えたら、次はこういう質問が来るのでは」と自分のなかでシミュレーションを重ねておくことが大切です。

面接でこう聞かれたらのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

早めにスタートを切ることでまわりと差をつけられる

就活は早めにスタートを切ることでまわりと差をつけることができます。
アンケート調査では大学3年生(大学院1年生)の4月から就職活動を意識する人が最も多い(29.9%)との結果が出ています。本格的に選考がスタートするのは大学4年生(大学院2年生)からですが、多くの人がそれよりも1年早く就活を意識していることがわかります。大学3年生(大学院1年生)の4月よりもっと早く意識できればまわりに差をつけられるといえるでしょう。大学2年生の1月というタイミングで意識する人も13.8%とやや高い数値になっています。年がかわるタイミングで、就活や今後の人生について改めて考え始めるのもいいのではないでしょうか。

f:id:hito-contents:20180330100921j:plain「2019年卒学生アンケート調査」2017年9月 みん就調べ

この記事で紹介してきたように、就活では準備しないといけないことがたくさんあります。まわりに流されず、少しでも早めに準備をするよう心がけましょう。就活を新卒で働く企業を探すための短期間の活動であると捉えるのではなく、今後歩む人生の大事なターニングポイントとして長い視野で考えることが大切です。自分の人生について考えるのであれば今すぐにでもスタートを切れるはずです。

また、情報感度が高まることも早めにスタートを切るメリットの1つです。アンケート調査では「就職活動を意識するようになって、テレビCMなどの動画広告を『就職活動の対象企業』としてみるようになった」との回答が76.9%にまでのぼっています。また、「テレビCM や電車内の動画広告を見て興味を持ち、企業研究した企業がある」と答えた人も44.3%にのぼります。
就活を早く意識すれば、消費者の立場から何気なく見ていた広告を企業目線で考えることができるようになり、就活を意識していない人に比べて、情報を得やすい状況になると考えられます。就活で早くスタートを切るということは、それだけ多くの情報に触れられるということでもあるのです。 多くの選択肢があればあるほど、自分の納得のいく選択につながるので、メリットは大きいといえるでしょう。

f:id:hito-contents:20180330100937j:plain「2019年卒学生アンケート調査」2017年9月 みん就調べ

今できることから始めよう!

就活は、どのように働きたいかといった自分の本音を知ることや、業界研究、企業研究、面接対策などするべきことがたくさんあります。いきなりエンジンをかけようとしなくてもいいので、自分でわくわくするような人生設計を考えるところからスタートしてみてはいかがでしょうか。

参考

大学の先輩以外にもOB訪問ができるマッチングサービス「マッチャー」
https://matcher.jp/

関連リンク

就活ゼロからのスタートのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)
OB訪問OG訪問のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

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著者:沖 圭祐

関西在住のライター、キャリアコンサルタント。 総合大学卒業後、大学受験予備校で進路相談の職員を経験。大学職員として勤務した後、ライター、キャリアコンサルタントとして独立。 現在では就職活動、転職活動、働き方といった分野を中心に記事を書いています。履歴書、エントリーシート、小論文作成のアドバイスや添削といった仕事もしています。食べることが大好きで、お土産やグルメの記事も執筆中。教員免許や国家資格であるキャリアコンサルタントの資格も所持しています。