【外資系企業のインターンシップ対策】内定につなげる方法を知ろう

外資系企業と日本企業のインターンシップでは、選考時期や実施内容など、異なる点がいくつかあります。どのような違いがあるのか、外資系インターンシップの特徴を理解して、内定につなげるための対策をしていきましょう。

【外資系企業の特徴】外資系企業とは?日本企業との違いはどんなところ?

インターンシップの違いを学ぶまえに、そもそも外資系企業と日本企業の特徴的な違いを確認しておきましょう。実は、これらの違いがインターンシップの違いにも関係しています。

・基本的に「新卒者に限定した採用」は少ない
一部の大学に採用担当者が訪問し、リクルーティング活動をするケースを除いて、対象者を新規学卒者に限定した採用活動を行うケースはほとんどありません。そのため、日本企業のように「就職倫理協定で、面接解禁日は6月1日」といった全体的なスケジュールも存在しません。通年採用、もしくは不足するポジションが発生したときに随時募集をかける形になります。

・終身雇用が前提ではない
新規学卒者の定期採用を行なわない代わりに、中途採用市場は流動的で、その会社が求めるスキルと経験のある人材であれば、常に門戸が開かれています。日本企業の場合、なんの知識も経験もなくても、将来のポテンシャルや人柄などを考慮して採用し、自社の社風や考え方に合った人材をじっくり育てていくスタイルが主流ですが、外資系企業では「必要なスキルとキャリアの持ち主を、必要に応じて雇用する」のが一般的です。そのため、最初は有給インターンシップや短期雇用で経験を積み、自分の望むキャリアに必要であれば再び大学院などで学び、また転職するのが前提になっています。

・若手ほど外資系のほうが給与は高い
そのときに必要なスキルに対して報酬が支払われるため、長く勤めて退職金や福利厚生も含めて報酬を得る日本企業と比較して、特に若いうちの給与は外資系が高くなっています。もちろん、スキルに応じて報酬が決まるため、希少性の高いビジネススキルを持つ人には高い報酬が支払われます。横並びの年功序列型給与ではありません。

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出典:pixta

【外資系企業のインターンシップの特徴】外資系企業と日本企業とのインターンシップの特徴と違い

それでは外資系企業と日本企業のインターンシップの違いについて解説していきます。

・日本企業のインターンシップ
日本企業がインターンシップを開催する目的は、「仕事体験・社会貢献」です。就職解禁日などを定めている日本経済団体連合会の「採用選考に関する指針」では、インターンシップについて以下のように定めています。
「インターンシップは、産学連携による人材育成の観点から、学生の就業体験の機会を提供するものであり、社会貢献活動の一環と位置付けられるものである。したがって、その実施にあたっては、大学等のカリキュラム上、特定の年次に行う必要がある場合を除き、募集対象を学部3年/修士1年次の学生に限定せず、採用選考活動とは一切関係ないことを明確にして行う必要がある。」

・外資系企業のインターンシップ
欧米では定期新卒採用がない代わり、有給インターンシップで実際に仕事をしてみることが雇用契約の第一歩です。日本企業と異なり、「インターンシップは採用に直結する」というのが明確な基本姿勢になります。「この会社で働きたい。自分にはそのための能力があります」とアピールすることが前提です。

・外資系企業インターンシップで英語力は必要?
外資系企業のインターンシップに参加するかどうか、「英語力」について悩んでいる学生の方、基本的に「募集要項・エントリーシート」が日本語であれば、英語力については不問と考えてよいでしょう。インターンシップ中の基本言語が英語である場合は、オファーも英語です。ただし、入社後ずっと英語を使う機会がない、というわけではありません。高い能力と学習スキルを持っているならば、現時点で英語が話せなくとも、あとから学習できるはず、という人物を選定するからです。

外資系のインターンシップは内定につながりやすい?

先述しましたとおり、日本企業のインターンシップと異なり、明確に「採用に直結」するインターンシップを開催する外資系企業。そのため、日本企業のインターンシップでよくある「1Day職場体験」といったような、座学での情報提供、職場見学といったプログラムはほとんどありません。ある程度、自社についての理解があることを前提にして、その職種に必要な能力をはかるためのインターンシッププログラムが組まれています。

また、交通費実費負担だけでなく、数日間で数万円の報酬が出る有給インターンシップが行なわれます。もちろん、そこに参加するには、本選考と変わらないレベルでの選考を突破しなければなりません。「まずはインターンシップを体験してみよう!」という意識ではなく、しっかりと採用選考を受ける心構えで臨む必要があります。"
外資系企業のインターンシップに参加するための基本的な選考の流れ
"本選考以外にも、インターンシップに参加することで内定につながる可能性があるならば、さらに高い競争倍率を突破してインターンシップに参加したいと思いますよね。参加するまでの基本的な流れを確認しておきましょう。

・エントリー:エントリー時に、Webもしくは郵送のエントリーシートを提出します。
・Webテスト:総合適性検査を受検します。この段階で希望者の1割程度に絞り込まれる企業もあるため、総合適性検査(玉手箱など)の対策は必須です。
・面接:1~3回程度の面接があります。ケース面接と言われる、実際の業務を模した選考が行なわれることもあります。

選考の流れは本選考と変わらない流れになりますが、外資系企業の場合、開催時期が日本企業のインターンシップ開催時期に比べて早くスタートします。外資系企業のインターンシップに参加するためには、目安として、3年生の6月ごろには定期的に採用情報ページをチェックしてください。

【対策】外資系企業のインターンシップに参加するためには?

それでは、具体的にどのような対策をすることで、外資系企業のインターンシップに参加することができるかをステップごとにご紹介します。

外資系企業のインターンシップの開始は早く、大学3年生を対象に、夏休み期間に開催されるサマーインターンシップがメインです。

・エントリーシート
エントリーシートで奇をてらった内容が出題されることはあまりありません。

・学業以外に力を入れたことは何か
・生涯で必ず成し遂げたいことは何か
・リーダシップをとり、グループのメンバーの協力を借りてなにか結果を出した経験について聞かせてください

といった、オーソドックスな出題がなされます。OB・OG社員にエントリーシートの添削をしてもらうのがベストですが、難しければ、キャリアセンターの職員も含め、何人かの社会人に評価してもらい、論理的整合性があるか、社会人としての意識のレベルに立てているかをチェックしてください。

・Webテスト
Webテストは、SPI、玉手箱、TG-WEBといった、日本企業の採用選考でも使用されるテストが多く利用されます。自分の受ける企業の過去のテストを調べ、市販の問題集などで対策しておきましょう。大学によっては、模擬テストが受験できるところもあります。Webテストによっては、就活ナビサイト上で模試を受験できるところもあるので、4年生対象の就活ナビサイトをチェックしてみることも有効です。

・面接
基本的には、「その企業の仕事内容についての知識はある程度持っているという前提」で面接が進みます。「インターンシップは仕事を知るために受けるのでは?」という認識では、理解が浅いと判断されてしまうでしょう。企業研究には力を入れてください。
グループディスカッションは一度経験しておくと落ち着いて対応できるでしょう。大学のキャリアセンターなどで開催されるGD講座などを、4年生と一緒に受けられないか相談してみましょう。

先述しましたとおり、外資系企業の先行スタートは、大学3年生のサマーインターンシップから始まる場合が多いです。大学3年生の6月には、エントリーシートを提出し、7月にはWebテストと面接を受けなければなりません。どんなに遅くとも、大学3年生の4月には行動を起こしておかないといけないことになります。

外資系企業のインターンシップは内定をもらうためのチャンス!

外資系企業を目指すなら、より多くのチャンスをつかむために、必ずインターンシップに応募しましょう。目指す企業のインターンシップ情報を定期的に確認して、1日でも早く対策していくことが、内定につながります。

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著者:沼田絵美

最低求人倍率0.98を記録した2000年卒。当時流行だった就職サークルをインカレで立ち上げ、某新卒就職サイト運営会社に企画営業として就職。東京・名古屋・大阪3都市で中堅から大手企業の採用支援に計10年携わった後、大学キャリアセンター相談業務を担当するキャリアコンサルタント、就職関連ライターとして独立。標準レベルキャリアコンサルタント資格であるキャリア・ディベロップメント・アドバイザー資格所持。