体育会系の学生注目!就職活動を有利にする自己PRやテクニック

体育会系の学生は就職活動に強いと言われますが、それでもなかなか内定が決まらない学生もいるのは事実です。体育会系の学生が陥りやすい落とし穴を克服し、就活を有利に進めるための自己PRの方法やテクニックをご紹介します。

就職活動で体育会系の学生が有利だと言われるワケとは?企業が体育会系の学生に持つイメージ

体育会系の学生が就職活動に強いと言われるのは、企業の担当者が彼らに対して持っている、次のようなプラスイメージがあるからです。

1.体力がある・元気がいい
スポーツをする学生はたいがい元気です。体育会で目標を持って頑張った学生なら、なおさら体力や精神力があり、元気さにおいては間違いないというイメージを持ちます。この特性は、会社に是非欲しいと思います。

2. 今どきの学生にないストイックさが魅力
体育会系の部活・クラブ活動では、戦績にこだわり目標目指して頑張ってきたという学生の方がほとんどではないでしょうか。企業の担当者から見ると、その姿勢はストイックでかなり好印象です。昨今の学生の風潮が、遊びや気軽な仲間づくりに流される中で、苦境から逃げないストイックな生き方は非常の頼もしく思え、企業人として一生懸命に頑張ってくれるものと期待します。

3.チームプレーが得意
多くのスポーツではチームプレーを大切にし、『フォア・ザ・チーム』を合言葉に力を合わせるというイメージを持っています。これは会社の中の組織人としての考え方にも通じるものと考えます。特に体育会系のクラブなら一層チームワークを尊重し、また常に先輩・後輩の関係を大切にし、上意下達の精神があると思っているので、会社組織に必要な人材だと考えています。

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就職活動で体育会系の学生が陥りやすい落とし穴3つ

企業側はこういったプラスイメージに沿ってPRしてくれるだろうと想定しているので、それに沿った内容を伝えないと期待外れになります。これが体育会系の学生が気を付けなければならない落とし穴で、事例を3つ紹介しましょう。

1.元気がいいと思っていたら物静かだった
面接室に入り最初の挨拶で、さぞかし元気で声も大きいだろうと思ったら意外と小さな声で、どちらかといえばモジモジしていたとなればガッカリです。質問に答える時も物静かな感じで、答え方も結論がはっきりしないとなると、期待外れ感は大きいものがあります。

2.期待したほど頑張ったイメージがなかった
「学生時代を振り返り、一番頑張ったことや苦労したことは何?」と尋ねるのは、4年間の体育会でのストイックな部活動について語ってくれることを期待しているからです。ところが、回答がありふれた内容だったり、まして体育会以外のことを話されるとがっかりされてしまいます。

3.あまりチーム意識を感じなかった
「体育会の活動で最も大切なことは何ですか?」という質問では、「ハイ!個人の成績も大切ですが、やはりクラブチーム全体として学校の名に恥じない結果を残すことだと考えます。」と答え、所属クラブや学校のためにいかに頑張ったかを説明して欲しいのに、たとえば「特別に頑張ってはいないです」なんて答えが返ってくると、的外れ感しかありません。

このように、体育会経験者として本来期待されている回答以下の答えをすると、内容や答え方が他の就活生と変わらなくても落ちてしまうというのが落とし穴です。

【体育会系学生の就職活動】面接官から好印象!体育会系の学生ならではの自己PRの仕方

もともと好印象でプラスイメージのある体育会の学生なので、まず面接官の期待をはずすような回答をしないことと、もう一歩踏み込んで面接官に想定以上のパフォーマンスをすることが大切です。次に体育会ならではの具体的な自己PR方法を紹介しましょう。

1.「最後、勝つまで必ずやり遂げる力があります!」
たとえば、自己PRで「最後までやり遂げる力」をPRする時、他者と比較しても「粘り度合い」や「負けず嫌い」など具体的な事例をあげて説明します。説明のしかたは、冒頭から結論を大きな声で宣言し、その後「具体的な事例があります!それは…」と続けます。できるだけ数字を出し、8年間頑張ったとか、1日最低10時間は練習した等説明すると効果的です。

2.「私の体育会での活動が大学生活のすべてと言っても過言ではありません!」
「一番頑張ったこと」「最も苦労したこと」について聞かれたらも、もちろんクラブ活動のことが最大のセールスポイントです。これらについて語る時は、「そうですね~」とか、「どちらかといえば~」といった前置きの言葉を絶対使わず、間髪入れずに結論を述べ、エピソードを語ります。

3.「最大の感動はチーム一丸となっての、念願の入賞でした!」
クラブでの活動状況を聞かれた時は、所属チームが目標としていたことを宣言するようにします。「6位内入賞」でも、「〇〇リーグ勝ち越し」でもいいので、とにかくチーム全員でスローガンにした目標を冒頭言うことで、頑張り度合いが強調されます。

これら「頑張ったこと」「粘り強さ」「音をあげない」「負けん気が強い」「負けず嫌い」「チームを優先」「苦労を苦労と思わない」など、体育会らしい決め台詞を用意するとともに必ず、具体的に語れるエピソードを事前に準備しておくことが大事です。

【体育会系学生の就職活動】就職活動を有利に進めるためのテクニック

体育会に所属しての就職活動は、なにかと忙しいものです。こちらでは、就活を有利に進めるためのテクニックを紹介しましょう。

1.時間を有効に使い先手必勝
練習や試合が優先され、就活時間が他者より制限されることが多いので、就活は早めのスタートを心掛けます。説明会や面接など企業とアポイントがクラブ活動との調整で難しいことがあった時は、あえてその時に体育会であることをアピールすることもテクニックのひとつとなります。

2.体育会系の企業を探す
体育会系の学生に非常に良いイメージを持ち、実際に好んで採用する企業が多くあります。学校のキャリアセンターやネットの口コミ情報などを使い、こういった企業を探すのもひとつです。

3.クラブの先輩を頼ったOB訪問
OB訪問は企業の内情などを先輩から教えてもらえるので、有効な手段ですが、クラブの先輩がOBである会社はさらに有効です。部活での先輩後輩のつながりを利用して、情報を教えてもらえる可能性もあります。

4.体育会系らしい自己分析
学生時代は勉強やアルバイト、遊びなど様々な側面がありますが、体育会に没頭した4年間を最大のセールスポイントとして自己分析します。たとえば、目標達成を最後まであきらめない営業職希望、縁の下の力持ちとして粘り抜く製造現場希望など、体育会系ならではの自己分析を志望動機に反映させることができます。

5.体育会系学生向けの支援サイト・エージェントの活用
「体育会」「有利」「就活」などの検索ワードで、多くの体育会系学生向けの支援サイトを見つけることができます。中には、エージェント登録のできるサイトもあり、より詳細な企業情報や募集要件、また公開募集していない求人なども確認できるため、活用してみるのも良いでしょう。

就職活動に有利な体育会系の学生だからこそ早めに動いて周りと差をつけよう!

練習や試合で忙しい体育会系学生の就職活動は、早めのスタートが基本です。部活と就職活動の両立は、体力面でも精神面にも負担がかかりますが、限られた時間を賢く有効に使って、希望の企業に就職できるよう頑張りましょう。

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著者:GAKUSUI

◆一部上場企業で人事・採用・能力開発を約15年経験。採用では、新卒を中心に面接官はじめ採用選考実務と管理職(採用課長、能力開発部次長)を経験。
◆採用業務だけでなく、人事異動、能力開発、教育訓練等トータルで経験。
◆上記企業で営業部、販売部、企画部で実務から管理職まで経験。また、転職経験もあり(中堅商社6年、国家公務員2年)。
◆新卒専門のキャリアコンサルタント(国家公務員)として直接大学生に対面指導。模擬面接、ES添削、自己分析指導等、就活カウンセリングの実務全般を2年間経験。その間、大学キャリアセンターと連携し講演実績あり。