【みんなの憧れ】趣味を仕事にしたときのメリットとデメリット

趣味を仕事にできたらどんなにいいだろう、と考えている人も多いのではないでしょうか。 しかし、趣味とはいえ仕事にするとなると大変なことも。そこで、趣味を仕事にする方法と、知っておきたいメリットとデメリットをご紹介します。

趣味を仕事にする方法とは

まず初めに、趣味を仕事にする3つの方法を注意点と合わせて説明しましょう。

1.自分で起業する
趣味を仕事と直結させる第一の方法は自分で起業することです。たとえばスポーツが趣味として、なかでもサッカーが好きで知識も技術的なアドバイスも兼ね備えているとしたら、サッカー教室を自分で立ち上げたリ、専門店をオープンしたりといった方法です。毎日の仕事はスポーツあるいはサッカーに関連したこととなり、趣味が最もストレートに仕事と直結するでしょう。しかし、簡単に起業とはいっても、そもそも起業に値する事業なのかという見極めと資金面の準備や経営面の知識、一緒に行動してくれる立ち上げスタッフの用意など、就職活動とは違う次元の準備が必要となります。

2.自分の趣味に関連した企業へ就職
次の方法は、趣味に関連した企業に就職することです。スポーツ好きの例でいえば、スポーツ用品メーカーでもいいですし、スポーツ施設や専門店に就職すれば、製造・営業・インストラクター・販売といった職種は別にして、好きなスポーツに囲まれて仕事ができます。当然、志望企業への動機や自身の強みが、趣味と一体化したものであるという前提が必要であるのは言うまでもありません。また、趣味と仕事がぴったり一致できる企業かどうかや、異動配置で他分野に変わる可能性はどうなのかを確認した上で、志望企業を決める必要があります。

3.フリーランスで仕事
3つ目は、好きな趣味をさらに深めてその専門性を売りにし、企業へ売り込むフリーランスです。スポーツ関連記事を執筆するフリーランスのライターという仕事もあれば、フリーのインストラクターとしてスポーツジムなどと専属契約をする方法もあります。起業の場合は、経営面での業務も発生しますが、フリーランスであれば好きなことに集中できます。その一方で専門性や知識については誰にも負けないぐらいの自負が必要です。

▽関連する就活生のクチコミはこちら
いつか起業したいのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

f:id:hito-contents:20180314163728j:plain出典:pixta

趣味を仕事にするときのメリットとは

趣味を仕事にできるのは、夢の実現なのでそれ自体がメリットですが、前段の3つの方法ごとにどんなメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。

1. 自分で起業する場合のメリット
(1)好きなようにできる
起業すると自分が経営者になるわけなので、最大のメリットは「好きなようにできる」ということです。一緒に立ち上げた人たちがいても自分が最高責任者なので、決定は自分にゆだねられ、やりたいことの実現にまい進できます。
(2)多額の収入を得られる
うまく事業を展開でき成功すれば多額の収入を得ることができます。事業である以上、収入を目的としますが、サラリーマンのように月給ではないので、事業収入分に応じて収入を得ることができます。

2.企業に就職する場合のメリット
(1)大きな仕事ができる
起業は常に資金力との兼ね合いがありますが、企業に就職して行う仕事は会社の資本力をバックにするので、なにか大きな仕事を仕掛けたいと思えば実現できる可能性があります。
(2)給料制なので安定している。
仕掛けた仕事が仮にうまくいかなくて失敗しても、社内で了承された仕事に関しては減給されることはありません。通常通りの給料をもらえ、収入の安定性は保証されています。また、働く上での福利厚生など会社の庇護のもとにあり安心です。

3. フリーランスで仕事をする場合のメリット
(1)時間の裁量が自由
就業時間や休みなどすべて自分の裁量で決められます。会社や組織のなかでの仕事の場合、他の人との協力関係があるのでお互いに時間の調整が必要ですが、フリーランスにはそれが一切ありません。
(2)束縛感がない
勤務時間同様、仕事の内容に関しても誰かのチェックを受けることがなく、クライアントとの直接の交渉ですべて解決できます。すべてにおいて、会社勤めより融通の利く仕事ができるというメリットがあります。

趣味を仕事にするときのデメリットとは

一方で、趣味を生かした仕事にはデメリットもあります。前段の3つの項目に沿ってデメリットを見ていきましょう。

1. 自分で起業する場合のデメリット
(1)失敗したときのリスクが大
新規参入では市場が受け入れてくれるかどうか、同業者がいる場合は競争に勝ち残れるかどうかといったリスクが伴います。通常の企業でも同じリスクはありますが、起業して失敗した場合、組織の規模が小さいためリカバリーは難しいのが現実です。
(2)資金力に不安
リカバリーが難しい原因のひとつが資金力です。個人の資金力には限界があります。通常企業であれば融資してくれる金融機関がありますが、実績や信用が少ないため、これも期待できません。

2. 企業に就職する場合のデメリット
(1)希望以外の仕事への配属
趣味に合ったビジネスを中心に事業を行っている会社でも、自分が一番やりたい部署に配属されるかどうかわかりません。ファッションが趣味でアパレルメーカーに就職しても、経理部門に配属されたり、違う事業部門に配属されたりする可能性があります。
(2)上司や会社方針に逆らえない
企業就職の場合、やりたいことが自由にできるかどうかはわかりません。当然組織なので、上司の意向や会社方針があるため、思い通りの仕事ができない場合があります。

3. フリーランスで仕事をする場合のデメリット
(1)収入が安定しない
フリーランスの仕事は企業同士の取引と異なり、取引規模が小さいのでクライアント事情で契約が変更・中止になることは頻繁にあります。結果、収入が安定しません。
(2)社会的信用が低い
新たにクライアントを探すとしても、社会的信用が低いのでなかなか見つかりません。また、契約をしてもらうことを優先してしまうと、自分のビジネスの主旨を曲げなければならないことがあります。

趣味を仕事にするための注意点

これまでに述べてきたメリットとデメリットを踏まえ、趣味を生かした仕事に就くために心得ておきたい注意点を2点紹介します。

(1)好きなだけで実力は?
好きなことを仕事でもずっとやっていたいというのは、就活のスタート時点では大切なポイントです。しかし、自分が好きと考えること、趣味にしていることがビジネスの世界で生かせられる実力なのかどうかをしっかり分析しておく必要があります。「好きなだけ」では通用しないのが実社会です。どんなことも仕事となると、それで収入を得るわけなので実力の幅も奥行きも要求されます。

(2)理想と現実を見極められる?
好きなことや趣味といわれるものは、本業があって忙しいなか、余暇を使って行うことで気持ちの安らぎやストレス解消になります。その趣味が毎日のビジネス、収入源になったとき、同じように楽しめるものなのかどうか、自分が考える趣味の理想と、仕事という現実を見極めて判断していくことが大切です。

趣味を仕事にしたい場合は、デメリットも受け入れた上でチャレンジしてみるとよいかも

趣味を仕事にすることはメリットだけでなくデメリットや注意点もあるので、行動に移す前によく考えることが大切です。それを理解した上で、自分が本当に趣味を仕事にしてみようと思う場合は、「好き」という気持ちを原動力にしてチャレンジしてみるといいでしょう。

関連リンク

いつか起業したいのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

f:id:epb0804:20170929191254j:plain

著者:GAKUSUI

◆一部上場企業で人事・採用・能力開発を約15年経験。採用では、新卒を中心に面接官はじめ採用選考実務と管理職(採用課長、能力開発部次長)を経験。
◆採用業務だけでなく、人事異動、能力開発、教育訓練等トータルで経験。
◆上記企業で営業部、販売部、企画部で実務から管理職まで経験。また、転職経験もあり(中堅商社6年、国家公務員2年)。
◆新卒専門のキャリアコンサルタント(国家公務員)として直接大学生に対面指導。模擬面接、ES添削、自己分析指導等、就活カウンセリングの実務全般を2年間経験。その間、大学キャリアセンターと連携し講演実績あり。