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コミュニケーションに自信がない就活生必見!面接を乗り切る練習方法

コミュニケーション能力に自信がないので、就活の面接は苦手と思っている人も多いかと思います。面接の中でも重要視されるコミュニケーション能力について、向上させるための対策と、具体的なトレーニング方法について紹介します。

就活の面接前に知っておこう!企業が求めるコミュニケーション能力とは

それでは、企業が求めるコミュニケーション能力とは何なのでしょうか。ポイントは以下の3つ「聴く」「掴む」「話す」の力です。

1.聴く力
日常の友達との会話の中で「コミュニケーション能力が高いな」と思う人の特徴は、ノリの良い話し方やよく話す人というイメージがあるかもしれませんが、ここで大事なのはまず「聴く力」です。「傾聴」という言葉がありますが、これは積極的に耳を傾けることをいいます。会話の一端を聞いただけで、つい全体を理解したかのように早合点しがちですが、コミュニケーションのスタートは相手の話す内容を最後までしっかり聴くことです。日ごろから意識して習慣化することで自然と聴く力が備わってきます。

2.要点を掴む力
傾聴のクセがついてくると、次第に話の要点を掴むのが上手になります。要点とは、会社でいえば、上司の指示で一番言いたかったのは何かということです。また、質問でいえば、相手が一番聞きたい点、教えてほしい点は何かということを掴む力です。

3.自分の意見が言える力
話をしっかり聞き終え、説明・指示あるいは質問の要点を掴めば、今度は自分の意見を述べる力が重要です。この3段階は、日常の会話ではほとんど気にすることなく流れていきますが、企業が求めるコミュニケーション能力は最後に自分の意見を述べて完結すると思ってください。

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コミュニケーション能力をあげるために練習しておきたいポイント

では、これら3つのコミュニケーション能力を念頭に置き、特に面接場面での能力をあげるための練習ポイントを紹介しましょう。

1.傾聴力をあげるための5W1H
聴く力をあげるポイントは、自分の頭の中で常に「いつ=when」「どこで=where」「誰が=who」「何を=what」「どうする=how」という、いわゆる「5W1H」という物差しを持って聴くことです。普段の会話からこの習慣づけをしておくと、面接での質問を冷静に聴きとることができます。

2.要点把握力をあげるための工夫
「5W1H」に分解して聴ける練習ができれば、次はその中のどこを一番聞きたがっているかという絞り込みです。面接で一番多いのは、たとえば「当社を志望する理由」「〇〇クラブを選んだ理由」などの「なぜ」です。2番目が、「どのように=how」という具体的な説明を求めるものです。ここをしっかり把握すれば的をはずす答えをしてしまうことはまずありません。

3.発言力を高める方法
発言力、発信力を高める一番は言うまでもなく「内容」です。もちろん日ごろからいろいろな見識を増やしておくことが最優先ですが、発言する時に相手の求めるものを先に言ってから本論に入るというのがポイントです。「2.」で紹介した例で、面接質問の要点が「理由」だとすれば、「はい、私が御社を志望しましたのは次の理由が一番です。それは…」とまず結論から切り出す習慣をつけることです。

コミュニケーション能力を向上させるためのトレーニング方法とは

面接で求められるコミュニケーション能力をあげるためのトレーニング方法として、身近なところからステップを追って紹介しましょう。

ステップ1.電話での予約注文や解約
テレビショッピングでも通販販売でもいいので、身近で欲しいものを電話で注文したり解約したりします。大切なのは「電話」でのオペレーターとのやりとりです。何をどれだけ欲しいのか、またいつまでに欲しいのかなど、伝えたい内容を整理してから注文します。商品説明を求めて聴きとる練習をしてもいいでしょう。また、解約の場合は相手側からいろいろ質問が来るので質疑応答の練習になります。解約の理由などを必ず聞かれるので、どのように答えるか事前に用意しておくとよいでしょう。

ステップ2.店頭での買物相談
電話でのやりとりに慣れてきたら、今度は実際に店頭で販売員と向き合って買物の相談をします。電化製品のように機能や使い方など詳しい説明が欲しい商品について説明を受けたリ、逆にこちらから質問したりします。また、ファッション衣料では着心地やコーディネイトなど、少し表現が難しい内容について説明を受けたり質問したりするといいでしょう。

ステップ3.ゼミなどでのディベート
ゼミでの討議には積極的に参加するようにします。自分の研究テーマについて自ら進んで発表する機会を持ったり、ゼミ仲間からの質問も積極的に受けたりするようにすると理解力や要点を把握する力がついてきます。特に、ディベートに持ち込んで議論を深めると切り返す力もついてきます。

ステップ4.会社説明会での参加者との会話
会社説明会では企業の特徴についてある程度の長さで説明をしてくれます。終わってから隣席の参加者にこちらから声を掛け、お互いに理解した内容について意見を交換することをおすすめします。その際、感想だけでは考えが深まらないので、「この会社はここが強みだと思いますが、どう思われますか?」などと、自分なりの評価を述べると、深く考える習慣が身についてきます。

ステップ5.接客業のアルバイト
接客といっても、コンビニのようにレジ業務がほとんどの接客ではなく、できるだけ商品説明の必要な接客アルバイトを探します。一旦店頭に立つと、お客はなんでも知っていると思って尋ねてくるので、切り返しのいい勉強になります。もちろん最初に商品知識をインプットしておくのも、要点把握の勉強になります。

ステップ6.企業のインターンシップへの参加
インターンシップへの参加は、会社でのコミュニケーション能力を体得できる実践的な場になります。社員同士で交わされる仕事に関する会話を聞き、受け答えを学びましょう。また、実際に社員への質問に応用してみるのもおすすめです。

面接で聞かれる変化球の質問に対するうまい切り返しとは?

面接でのコミュニケーション能力をあげるための基本について述べてきましたが、ここではいわゆる「変化球質問」に対する切り返しについて説明します。想定外の質問であっても、あわてずうまく切り返すのもコミュニケーション能力のひとつであると認識しましょう。

1.究極の選択や「例え」を迫る質問
「自分を〇〇(動物、色、ヒーローなど)に例えると?」「究極の二択質問(ペプシ派かコカ・コーラ派か?)」など、変化球質問の中でも就活生が答えに窮するのをわかってあえて尋ねるものです。結論からいうと、正解はなく臨機応変な回答ができるかを試しています。したがって、思いつくまま「ライオンです。理由は肉食だからです。」「はい、ペプシです。好きなものに理由はありません。」といったようにズバッと切り返すことです。

2.ほめ殺し質問
「自己PRも志望動機も完璧に覚えているね!徹夜で覚えたの?」などと、褒めた後に変化球が飛んでくるタイプの質問です。丸覚えの模範解答は学生の素がみえづらく面白くないため、なにかスキを見つけようとしています。褒めてもらったことに対しては、「はい、ありがとうございます!」と述べた後、「第一志望の御社なので私も必死です!」と意気込みを示します。

3.圧迫する質問
一生懸命答えていても、「もう終わりですか?」「こんなこともご存知ないのですか?」と言われたらショックですよね。しかし、面接官としてはいい意味で反論する気概があるかどうかを試しています。無言になるのではなく、「はい、以上です。私の考えは言い尽くしました!」、「勉強不足で申し訳ありません。その件は存じ上げておりませんでした。」など、いずれにしろ圧倒されないようキッパリ言い切ることです。

▽圧迫面接に関する就活生のクチコミ
圧迫面接のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

4.あまり言いたくないことを質問
長所や強みは想定内の質問だと思いますが、どちらかといえばあまり言いたくない短所や弱点を聞くことがあります。「最大の弱点は何ですか?」「人生の大失敗は?」など聞かれた際は踏ん張り、最大の弱点については「はい、思いつく部分はあまりありません。自分ではバランスの良いほうだと思っています!」。あるいは、「強いて言えば…」で「足が遅いぐらいでしょうか」などと答えます。また大失敗に関しては、「もし御社に入れないとしたらそれが大失敗になるかもしれません」など、いずれも多少ジョークを交えて答えるとよいでしょう。

5.志望の強さを尋ねる質問
「当社がダメならどこへ行きますか?」「ウチの業界が厳しいのはご存知?」など、自社の内定はさも難しそうであることや、あまり歓迎しないことをほのめかす質問です。もちろん、志望の強さを尋ねるものなので、うかつに「そうなんですか?」などと納得せず、最後まで「はい、御社が第一志望であることは変わりません!」と言い続けます。

就職活動の面接で求められるコミュニケーション能力を正しく理解し準備しておこう

コミュニケーション能力向上のためには、まず就職活動の面接で求められる能力の意味をよく理解することが大切です。今回紹介したように、身近なところからステップを踏んで練習をしていけば改善されます。あとは自信を持ち、備えを怠らないようにしましょう。

関連リンク

圧迫面接のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

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著者:GAKUSUI

◆一部上場企業で人事・採用・能力開発を約15年経験。採用では、新卒を中心に面接官はじめ採用選考実務と管理職(採用課長、能力開発部次長)を経験。
◆採用業務だけでなく、人事異動、能力開発、教育訓練等トータルで経験。
◆上記企業で営業部、販売部、企画部で実務から管理職まで経験。また、転職経験もあり(中堅商社6年、国家公務員2年)。
◆新卒専門のキャリアコンサルタント(国家公務員)として直接大学生に対面指導。模擬面接、ES添削、自己分析指導等、就活カウンセリングの実務全般を2年間経験。その間、大学キャリアセンターと連携し講演実績あり。