転職活動で必ず直面する履歴書本人希望欄!理想の書き方とは?

履歴書本人希望欄に何を記載すればいいのか悩む人は多いのではないでしょうか?本人希望欄は、素直に自分の希望を書くスペースではありません。転職活動の成功を左右する本人希望欄の記入方法について、模範例を参考に確認しましょう。

素直に希望を書くのはアウト!希望ではなく、絶対条件を記載すること

転職時の履歴書にある本人希望欄には、どうしても譲れない条件、クリアできないと入社を辞退しなければならなくなるような絶対条件を記載するようにしましょう。

例えば、育児のために勤務時間に制限がある場合には「育児のため、18:00以降の勤務が難しくなっております」などと記載できます。また「転職していつから働けるか」というのも人事担当者が気にするところです。現職の都合で入社が可能な時期があらかじめ決まっている場合には、「引き継ぎのため、◯月◯日より就業が可能です」と記載しましょう。

ポイントは、単純な個人的希望を記載する項目ではないということです。例えば、「年収は◯◯◯万円以上を希望します」といった給与に関することや、「勤務地は自宅から通える範囲を希望します」といった誰もが希望するような条件の記載は、マイナスイメージになるので避けるべきです。人事担当者はこうしたふさわしくない記載を見ただけで不採用を決定することもあります。基本的に履歴書の本人希望欄には、最低限の条件を記載するようにしましょう。

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特に書く項目のない場合は、どうしたらいい?

本人希望欄に特に記載するような希望がない場合でも、空欄のまま提出してはいけません。人事担当者は空欄のある履歴書を見ると、記入漏れなのか、何も書くことがないため空欄なのか区別できません。人事担当者に「履歴書もしっかりと仕上げられない応募者」と評価されないためにも、空欄のままにして提出するのはNGなのです。そのため、何も書くことがない場合にも、「貴社の規定に従います」、「貴社の規定に準じます」などと記載するようにしましょう。

複数職種を募集している求人企業には希望職種を記入

同じ企業でも、「営業職」「事務職」など複数の職種を募集している場合もあります。そのときには、本人希望欄に自分が希望する職種を必ず記載するようにしましょう。希望職種の記載がないと、人事担当者は応募者がどの職種を希望しているのか判断できず、スムーズに選考ができなくなります。

また希望職種を記載するときは、募集要項や求人票に記載されている職種の名称に合わせて書くよう注意しましょう。例えば「営業マネージャー」の募集に対して「営業」、「営業管理」などと書き換えたりするのはNGです。

企業のなかには勤務地が複数あり、募集内容にも「勤務地の希望を考慮」としている場合もあります。特に希望がなければ、「貴社の規定に従います」と記載するのが一般的です。ただし、やむを得ない個人の事情で希望勤務地がある場合には、「父の介護のため、首都圏での勤務を希望します」など、理由と併せて記載することもできます。

本人希望欄の書き方見本一例

本人希望欄の記載方法をここまでご紹介しましたが、実際にいくつかの書き方の見本を参照してみましょう。OK例とNG例を併せてご紹介します。

勤務条件がある場合

■勤務時間に関する希望
OK例:「親の介護のため、残業は月に20時間以上の残業が難しくなっております」
NG例:「残業するのが難しくなっております」

NG例の記載方法だと、人事担当者にマイナスな印象を与えてしまいます。人事担当者に”ヤル気がない”と思われないように、この勤務時間を希望する理由も併せて記載するようにしましょう。

■勤務地に関する希望
OK例:「貴社規定に準じます」、「親の介護のため、関東エリアでの勤務を希望します」
NG例:「自宅から通える範囲内での勤務を希望します」

採用の可能性を狭めないために、勤務希望地がある場合でも「関東(関西)」や「首都圏内」など、可能な範囲内で一番広いエリアを記載して融通がきくことをアピールしましょう。

募集内容が複数ある場合

■募集要項の「SE(システムエンジニア)」を希望
OK例:「SE(システムエンジニア)を希望します」
NG例:「SEを希望します」、「(空欄)」

希望職種は募集要項などの記載に統一しましょう。

履歴書本人希望欄に書く内容は必要最小限に!細かい交渉は内定後にする

本人希望欄に絶対条件でないものまでアレコレと記載してしまうと、人事担当者が確認する時に大きなマイナスイメージになってしまいます。基本的には必要最低限の希望を伝えるだけにとどめましょう。譲れない希望条件がいくつかある場合でも、項目の8割程度までにまとめるようにします。人事担当者が見てわかりやすいように、複数の次希望がある場合には箇条書きの形で記載しましょう。

特に給与に関する希望は、前述したとおり履歴書ではあまり伝えるべきではありません。履歴書で一方的な形で伝えてしまうと、人事担当者は「謙虚な姿勢が見られない」と判断する場合が多いです。現職の給料よりも下げたくない場合には「前職では年◯◯◯万円いただいておりましたので、考慮していただいた額を希望します」などと記載もできます。ただし給与のことや、勤務条件など細かい条件交渉は面接時にも行うことができます。内定後にも交渉の機会があるので、まずは内定獲得を目指して人事担当者にマイナスイメージを持たれないような履歴書を作成しましょう。

まとめ 履歴書本人希望欄は必要最低限で記入し、交渉は内定後に!

本人希望欄は本人の簡単な個人的希望を記載する項目ではありません。誰もが希望するような内容を記載すると、自分勝手な人だという印象を与え、大きなマイナスイメージになってしまいます。

勤務地や勤務時間、勤務開始時期、希望する職種に関することなど、応募する企業に応えてもらえないと入社ができないような「絶対条件」だけを記載するようにします。また、本人希望欄に記載があって「やる気がない」と人事担当者に思われないために、「親の介護のため」や「育児のため」など、どうしても譲れない理由や背景も一緒に記載するとマイナスイメージにつながりにくくなります。

細かい給与や勤務条件などについては、面接時や内定獲得後にも交渉する機会があるので、まずは必要最低限の希望だけを本人希望欄に記載して内定獲得を目指しましょう。

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監修:草地稔

大阪生まれ。立教大学経済学部卒業後、リクルートに入社。広告ディレクターとして10年修行積む。日本経済新聞社主催環境広告ポスター展で優秀賞受賞。その他社内の広告賞受賞多数。その後インターンシップ企業でフリーペーパーを創刊し、4年半で10万部まで伸ばす。編集部在籍の学生の就活サポートを実践し、電通、三菱商事、リクルート他有名企業へ続々と内定した。この時、学生時代の実績作りとPR方法で就活の結果が全く異なることを実感する。その後ベンチャー企業や上場企業の取締役を経て、株式会社DAWDYを設立。現在、Web企画の運営、オウンドメディアのプロジュースを中心に活動している。