アルバイトを辞めたい時の言い方って?例文を交えながら解説!

アルバイトを辞めることは誰でも言い出しづらいですが、できるだけ円満に辞めたいもの。ここでは、アルバイトを辞める時の伝え方や言い方についてご紹介します。アルバイトを辞めることをなかなか言い出せない人は必見です。

アルバイトを辞めたい……円満に辞めるためには直接会って伝えるのがベスト?!

まず、「アルバイトを辞めたい」という旨の伝え方についてですが、基本的には「アルバイト先の直属の上司に直接会って伝える」のがベストです。「アルバイトを辞めたい」と思った時についやってしまいがちなのが、メールやLINE、留守録への録音といった間接的な手段で伝える方法ですが、これは社会人として不適切な行動といえるので、できるだけ避けましょう。

間接的な伝え方がNGである理由は、主に2つあります。ひとつは、相手に正確に伝わらないリスクがあるため。間接的な伝え方だと、「辞めたい」と伝えたはずの相手がメッセージを見落としてしまう可能性があります。円滑な退職が遠のいてしまうリスクがある点にも注意が必要です。
もうひとつの理由は、社会人としての礼儀を欠くためです。あなたがアルバイトを辞めるということは、職場の人手が一時的に減ることになります。また、勤務先の責任者が「退職理由を詳しく聞きたい」「不満点を改善する」と提案してくるケースも想定されます。退職は双方向的な交渉のうえで成立するものなので、できるだけ勇気をもって話し合いの場を設けるようにしましょう。なお、どうしても直接「辞めたい」と言いにくい場合は、事前にメールや電話で「ご相談したいことがあります」と前置きをしたうえで、改めて直接話し合うという方法もあります。

先方との話し合いの場を設けるためにメールやLINEといった間接的な連絡ツールを使うことは失礼にはあたらないので、まずは自分が話しやすい状況を作ってみてください。

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アルバイトを辞めたい時は期間に余裕を持って辞める意思を伝えること

「アルバイトを辞めたい」と思ったら、少しでも早く退職したい人が多いのではないでしょうか。しかし基本的には、病気などのやむを得ない事情を除いて、退職希望日の約1ヵ月前に申し出るのがマナーといえます。急にスタッフが欠けてしまうと職場の業務に支障が出る可能性があるほか、同僚からの心証も悪くなりがちです。
「もう辞めるからどう思われてもいい」と考える人もいますが、いわゆるバックレに慣れてしまうと「辞めたい時にすぐ辞めるクセ」がついてしまいます。社会人としての節度を守って退職するようにしましょう。

なお、民法第627条では、期間の定めのない雇用契約(働く期間が区切られていない雇用)については、退職日の2週間前までに雇用契約の解約を申し出れば、先方の同意がなくとも退職できると定められています。「辞めると言っても辞めさせてもらえないのでは?」と不安になるかもしれませんが、アルバイトを辞めたいという気持ちを退職希望日の2週間前までに伝えれば法律上は問題なく辞められるので、勇気を出して事前に伝えるようにしてみてください。

【例文】アルバイトを辞めたい時の理由4つの言い方

「アルバイトを辞めたい」と勤務先に言う時は、退職したい日取りと理由を伝えるのがマナーです。大学生がアルバイトを辞める理由の例としては、主に4つのパターンがあります。

1.大学生活とアルバイトとの両立が難しくなった
「学業に専念したい」「サークル活動に集中したい」などの理由が該当します。さらに具体的に伝えるなら、「アルバイトと大学の勉強を両方頑張るつもりだったが、大学の単位が足りなくなってしまった。このままでは留年してしまいそうなので、アルバイトを辞めて勉強に集中したい」「サークルで大会に出ることになったので、活動に専念したい」といった内容が例として挙げられます。

2.家庭の事情のため
「家族の介護をすることになった」「実家の家業を手伝うことになった」などの理由が該当します。ただ、アルバイト先と家族が顔見知りであったり、地元から離れた大学に通っていたりする場合は、真偽がすぐにバレてしまう可能性があります。くれぐれも嘘はつかないようにしましょう。

3.就職活動が始まるため
「就活に集中したいのでアルバイトを辞めたい」「まだ大学2年生ですが、将来のことを考えて第一志望企業のインターンに参加したい」などの理由が挙げられます。

4.引っ越しをするため
「大学を卒業したら地元に帰ることになった」「留学することになった」「引っ越すので、通勤時間が倍になってしまう」などの理由が挙げられます。いずれもアルバイトを辞める理由として納得してもらいやすいので、ぜひ参考にしてみてください。

なお、「アルバイトを辞めたい理由」として伝えないほうがよいものとしては、「人間関係の不満」や「報酬の不満」が挙げられます。特に「誰々さんが嫌いで会いたくないから」という理由は、単なるわがままと捉えられてしまうリスクがあるため、避けたほうがよいでしょう。

どうしても人間関係の不満を理由にしたい場合は、苦手な人を悪役に仕立てるのではなく、「チームワークがうまくいっておらず、このままでは職場に迷惑をかけてしまう」などの穏やかな言い方を選ぶようにしましょう。また、報酬の不満について伝えた場合は、先方から「時給を上げるからまだ辞めないでほしい」と引き留められる可能性があります。「時給がいくらであっても辞めたい」と思っている場合は、交渉をスムーズに進めるためにも、別の退職理由を選ぶことをおすすめします。

ちなみに角の立たない退職理由が思いつかない時は、「学業に専念したい」と伝えるのがベター。学業は大学生の本分ともいえるため、勤務先からも納得してもらいやすい点がメリットです。

アルバイトを辞めたいからといって、バックれるのは厳禁!

「アルバイトを今すぐ辞めたい」と思った場合でも、何も言わずにバックれるのはNGです。理由は、急にスタッフが欠けてしまうとアルバイト先の業務に支障が出やすいため。店舗によっては早急に人手を確保することができず、最悪休業せざるをえなくなることもあります。

あなたが急に去ってしまったことによってアルバイト先に損失を与えた場合、賠償金の支払いを求められることもあるので注意が必要です。また、アルバイト先から借りている物(制服など)がある場合は、退職時にきちんと返却する必要があります。アルバイト先から借りた物を手元に置いたままにしておくと、業務上横領罪に問われる可能性も…。くれぐれも「借りパク」には注意しましょう。

ちなみに借りた制服は、クリーニングに出してから返却するのが礼儀です。円満に退職したい人はぜひ参考にしてみてください。

アルバイトを辞めたいと思ったら早めに意思を伝えることが円満退職への道

アルバイトを円満に辞めることができれば、勤務中に培った大切な人脈も維持できます。社会人として成熟している人は、仕事の始め方だけでなく、辞め方もスマートです。上記の手順を参考に、「アルバイト先の円満な辞め方」を身につけてみてくださいね。

関連リンク

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参考

[1]退職・解雇・雇止め | 大阪労働局
[2]http://osaka-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/yokuaru_goshitsumon/jigyounushi/taisyoku.html
[3]2018.01.15

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著者:ritfiles

音楽と映画の世界を経て、ライター職へ。ビジネス系を中心にオールジャンルで活動しているフリーライターです。飲食店・映画制作会社・税務署・イベントホールなどでのアルバイト経験あり。