転職して公務員になるために!公務員試験・面接の攻略ポイントとは

日本を代表する大企業でも、今や倒産リスクがある時代。そんな激動の時代だからか、圧倒的な安定性と恵まれた待遇を求め、公務員志望の人が増えています。そんな公務員に転職してなるには?その攻略方法を見ていきましょう。

転職して公務員になるチャンスは増えている!

公務員の採用試験枠には、一般枠と中途採用枠があります。一般枠とは新卒既卒関係なく受験できる枠で、年齢制限は最大で30歳くらいまでです。一方で、中途採用枠は民間企業での社会人経験を持つ人を対象とした募集枠で、中途採用を前提としているので年齢制限も59歳くらいまでと高くなっています。自治体によって「社会人経験枠」「キャリア採用枠」など呼び方はさまざまです。

近年、公務員にも多様な人材を取り入れるために、民間企業からの中途採用枠が拡大傾向にあります。実際に、政令指定都市以外の全国約200の市町村自治体で社会人経験採用を既に実施しています。

社会人経験者採用試験の概要は各地方自治体によって異なりますが、民間企業での5年以上の勤務経験を要項としている自治体が大半です。また、社会人経験者採用試験は、教養試験、経験者論文、面接試験に分かれて実施されます。

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気になる公務員の年収、それ以外の手当は?

実際の公務員の年収について見てみましょう。平成28年度国家公務員給与等実態調査の結果から算出した公務員の平均年収は、633万円です。キャリア官僚と呼ばれる国家公務員の本府省課⻑クラスでは、45歳で1200万前後、地方公務員では東京都の50歳部⻑で、1300万前後の年収となっています。

次に 基本給以外の公務員の諸手当について見てみましょう。公務員は、調整手当や扶養手当、住居手当といった一般的な諸手当も充実していますが、これに加えて職種によって各種手当が充実しています。例えば、地方公務員である消防士なら火災出動業務や救急業務、救助業務、夜間勤務などに従事した場合に付加される特殊勤務手当があります。

一般的に公務員は勤務時間のみの勤務で定時には帰れる、とイメージされがちですが、実はサービス残業や休日出勤も意外と多くなっています。警察官や消防士などは夜勤もありますし、教師なら部活動の指導や補習などで土日も出勤します。そして、市役所なども窓口業務の他、地域住民への説明会の開催などで土日出勤したり、職員が生活実態調査や相談のために住民の自宅へ直接訪問をしたりするので、サービス残業も多くなっているのです。

[筆記試験編]公務員試験の攻略のポイントとは?

公務員へ転職するには公務員採用試験に合格しなければいけません。まず、公務員採用試験の筆記試験について見てみましょう。公務員採用試験の筆記試験には、国家一般職・地方上級職共に、教養試験と専門試験があり、教養試験科目は英語、現代文、古文、数学、化学、物理、生物、地学、世界史、日本史、地理、政治、経済、法律、社会など、専門試験科目は憲法、⺠法、行政法、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学、政治学、行政学、社会政策、国際関係、刑法など、合わせて30科目程の試験になっています。

実施する科目や難易度は自分が受験する公務員の種類や自治体によっても異なりますが、公務員になる場合民間企業への転職とは異なり、公務員採用試験に向けての勉強をしなければいけません。なかには、大学在学中から公務員専願で、卒業後も公務員試験浪人生活をしている人もいますが、転職希望の人の場合、なかなか長期にわたって試験対策に時間を割くのは難しいもの。短期決戦で効率良く公務員試験対策を行うためには、合格実績率の高い予備校に通うのが成功の近道です。

公務員試験対策講座を持っている予備校に通えば、志望する公務員ごとに出題傾向を絞った授業や的確な試験対策のアドバイスを受けることができます。また、予備校によっては消防署での放水体験など、志望する公務員の体験ができるカリキュラムを取り入れていたり、公務員として活躍する卒業生の話を聞けたりするので、公務員を目指すモチベーションの維持にも繋がります。

試験対策の一番のポイントは、自分が志望する公務員試験の過去問を徹底的にこなすことです。公務員試験対策で有名な予備校が市販している問題集を日々こなし、勉強の成果を試すために予備校の模試を受けてみるのも効果的です。

[面接編]公務員試験の攻略のポイントとは?

次に、公務員の面接試験対策について見てみましょう。公務員の面接試験は民間企業の面接試験と全く違った対策が必要となります。民間企業の面接では、時間内にいかに自分が企業のニーズに応えられる人材であるかをアピールしなければいけませんが、公務員の面接では、面接の設問に対してミスをしない事が重要視されます。なぜ民間企業と公務員の面接で対策が異なるかと言えば、民間企業の面接官は、人事部の人間や企業で長年働く管理職や役員など、いわば採用に関するプロです。一方で、公務員試験の面接官は人事部でも数年で配置転換となる為、採用に関してはアマチュアと言わざるを得ず、マニュアルに頼った面接評価をせざるを得ないからです。
以上を踏まえ、公務員の面接対策で有効なのは、面接の質問に対して正しく答えるための試験研究、職種研究、採用枠研究です。採用枠の中でも特に社会人採用枠の研究を徹底して行いましょう。

近年、公務員試験では筆記試験よりも面接試験を重視する自治体も多くなりました。ですので、難関と呼ばれる公務員筆記試験に受かっても、面接で落とされるケースも十分にあります。また、マニュアル化している面接とはいえ、志望する市町村自治体によって採用基準が異なる場合がありますので、事前にしっかりリサーチして面接対策を行いましょう。

総まとめ 公務員への転職は、ここを押さえる!

公務員の社会人枠は拡大されている傾向にあり、民間企業から公務員への転職のチャンスも広がっています。地方自治体の社会人経験者採用試験を突破する為には、合格実績の高い予備校の受講や過去問を数多くこなす事が効果的です。また、筆記試験ではなく面接試験を重視する自治体も増加しているので、試験研究、職種研究、社会人枠の採用枠研究を徹底して行うと同時に、自治体の採用基準も事前にリサーチして面接対策を行いましょう。

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監修:草地稔

大阪生まれ。立教大学経済学部卒業後、リクルートに入社。広告ディレクターとして10年修行積む。日本経済新聞社主催環境広告ポスター展で優秀賞受賞。その他社内の広告賞受賞多数。その後インターンシップ企業でフリーペーパーを創刊し、4年半で10万部まで伸ばす。編集部在籍の学生の就活サポートを実践し、電通、三菱商事、リクルート他有名企業へ続々と内定した。この時、学生時代の実績作りとPR方法で就活の結果が全く異なることを実感する。その後ベンチャー企業や上場企業の取締役を経て、株式会社DAWDYを設立。現在、Web企画の運営、オウンドメディアのプロジュースを中心に活動している。