転職してコンサルになるには?必要なスキルや転職の近道などを解説!

給料が高く、経営者と直接やり取りすることも多いコンサルティング。そのコンサル業界への転職を成功させるためには、どのような能力や資格が必要なのでしょうか。誰もが気になる転職ポイントを解説します!

コンサル業界への転職のために!まずは業界の概要を知ろう

コンサルタントの仕事は、経営上何らかの問題を抱えるクライアントから相談を受け、各種データを分析してその企業の課題を発見し、問題解決方法を提示することです。企業の問題解決に向けて、経営戦略やマーケティングへの活用のための提案などを行うので、コンサルタントはブレーンの役割を担っているのです。

コンサルタントの所属組織または企業は「コンサルティングファーム」と呼ばれ、扱うコンサルティング対象や内容によって戦略系、業務系、会計系、IT系、人事組織系の大きく5つに分類されています。有名なコンサルティングファームの例を挙げると、戦略系ではマッキンゼー・アンド・カンパニーやボストン・コンサルティング・グループ、IT系ではアクセンチュア、総合系ではデロイト・トーマツ・コンサルティングなどがあります。

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コンサルタントになるには何が必要?

コンサルタントには、クライアントの業界や問題の違いによって経営コンサル、ITコンサル、組織人事コンサル、金融不動産コンサルなど多岐にわたるコンサルタントが存在します。さまざまな種類のコンサルタントがいますが、全てのコンサルタントに共通している仕事内容はクライアント企業の抱える問題解決なので、一番求められるのは分析力と問題解決提案力です。

コンサルタント業界は即戦力で活躍できる人材が求められているので、転職でコンサル業界入りを目指すのなら、前職での実績や培った知識を現場でも即活用できると証明することが転職成功の鍵と言えます。また、外資系であるコンサルタントファーム入りをするためには英語力も必要なので、海外の大学でMBAを取得した人やビジネスレベルの英会話職のある人であれば転職で有利に働きます。そのほか、的確なコンサルティングのためには、クライアント企業の業界専門知識やIT知識も必要です。

コンサルタントというと、高い解決力や業界知識などといった頭の良さがイメージされがちですが、時にはクライアント企業の経営者や官僚と対峙しなければいけないときもあります。そのため、度胸があってハードワークにも耐えられる体力・精神力、そして協調性の高さといった人間力も重要なのです。

こんな資格があれば、コンサル転職に有利!

コンサルタントになるために特別な資格は必要ありません。しかし、企業の経営や戦略に踏み込んだアドバイスのためには専門知識も多く求められるので、特定の資格を持つプロフェッショナルはより転職に有利になります。ここでは、コンサル転職に有利な資格を見てみましょう。

(1)公認会計士資格

企業の決算書などを読んでコンサルティングを行うので、財務会計に関する知識力の高さが証明できる公認会計士資格は転職に有利です。

(2)中小企業診断士

中小企業診断士は、特に中小企業へのコンサルティングに強みがあることを証明できるだけでなく、国家資格の中では合格率10%前後の難関資格。そのため、この資格を持っていれば転職に有利になるだけでなく経営コンサルタントとしての信頼や評価も高くなります。

(3)社会保険労務士

福利厚生や人事制度などに関するコンサルティングに有利となる資格が、社会保険労務士です。近年では国や自治体が企業に対して一定の条件を満たすと支給する補助金制度も増えましたが、社会保険労務士資格を持っていれば補助金制度に関する相談にも対応できます。

(4)ITコーディネータ

ITコーディネータ資格は、プログラミングやシステム開発に関する知識も求められるITコンサルタントへの転職に有利。必須問題60問と選択問題40問からなるITコーディネータ試験のほか、税理士や公認会計士など特定の資格があると選択問題が免除される専門スキル特別認定試験に分かれています。

転職の近道は業界特化型の求人サイト研究!

コンサル業界への転職の際は、一般企業と共通する転職活動対策や勉強に加えて、次の段落で説明する「フェルミ推定」や「ケース面接」などが出題されるため、独自の面接対策も必要になります。

特に未経験から転職を成功させるには、業界特化型の求人サイトや転職エージェントが強い味方となります。それらを利用すると、コンサル業界ならではのキャリア分析やPR戦略立案などの転職活動対策や支援が受けられるうえに、豊富なコンサル業界求人への応募ができるので、効率よく転職活動を進められます。

また、コンサル業界全般に特化した求人サイトや転職エージェントのほか、戦略系、業務系、会計系、IT系、人事組織系といった一定のコンサルタント転職に特化した求人サイトや転職エージェントもあります。面接や書類作成対策などの転職活動支援をはじめ、各社がコネクションを活かした非公開求人も取り扱っているので、より自分の目指したいコンサル求人探しにも繋がります。

その結果、自分の得意な分野でのコンサルができない、年収や待遇面で求人内容と違う、など転職前後でコンサルタントファームと自分の希望のミスマッチを防ぐことができるのです。

面接対策は、業界プロのアドバイスを聞く!

コンサル業界への転職で、しっかり対策を行っておきたいのが面接です。コンサル業界での面接では、ほかの職種にはない次のような独自の面接が行われています。

フェルミ推定

実際の調査が難しいために正確な数値を出せない数を、自分の持つ最低限の知識で推察し理論的に概算する。

例→「東京都内にある信号の数はいくつですか?」という質問に対して、東京都の人口や交通量などを推察して信号の数を算出

ケース面接

数値を理論的に概算した上で出された問題の解決法を提示する。

例→「東京都内の交通事故件数を半分に減らすには、どのように信号を設置すれば良いでしょうか?」という質問に対して、フェルミ推定で算出した信号の数を元に解決法を提示する。

また、これに加えてどの分野のコンサルタントを目指すかによってコンサルタントファーム側から求められる知識やスキルは異なります。

フェルミ推定やケース面接では、理論的に考える力や一貫性などが求められていますが、これらへの対策だけに重視すると、面接官とのコミュニケーション能力や面接マナーなど、一般的な面接対策が疎かになってしまいがち。そのため、コンサル業界への面接対策には、転職エージェントなどプロのアドバイスが必須と言えるでしょう。

プロに依頼することで、自身の業界経験とスキルがどのコンサルでニーズがあるのか、面接では何を求められているのか、またどう伝えれば内定に近づけるかなど対策を練ることができるので、転職成功の確度が大幅にUPします。

まとめ コンサル業界転職は、ここを押さえる!

コンサルタントとはクライアント企業の問題解決のための提案や相談を担う仕事で、扱うコンサルティング対象や内容によって様々な業種があります。分析力と問題解決提案力に加え、コンサル転職は即戦力実績、頭脳面だけでなく体力も求められるコンサルタントは資格取得をすれば転職も有利に。

また、コンサル業界特化型の求人サイトや転職エージェントを利用すれば、求人探しだけでなくコンサル業界の面接のプロのアドバイスも受けられます。コンサル転職独自のフェルミ推定やケース面接などの面接対策、一般的な面接マナーなども抑えられ、転職の成功に繋がります。

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監修:草地稔

大阪生まれ。立教大学経済学部卒業後、リクルートに入社。広告ディレクターとして10年修行積む。日本経済新聞社主催環境広告ポスター展で優秀賞受賞。その他社内の広告賞受賞多数。その後インターンシップ企業でフリーペーパーを創刊し、4年半で10万部まで伸ばす。編集部在籍の学生の就活サポートを実践し、電通、三菱商事、リクルート他有名企業へ続々と内定した。この時、学生時代の実績作りとPR方法で就活の結果が全く異なることを実感する。その後ベンチャー企業や上場企業の取締役を経て、株式会社DAWDYを設立。現在、Web企画の運営、オウンドメディアのプロジュースを中心に活動している。