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出版社でのアルバイト!仕事内容は?就職に繋がる可能性もある?

書籍の企画から製本までを行う「出版社」の中には、アルバイトを募集しているところもあります。出版社への就職を考えている大学生にとっては、業界の実態を知るチャンス。出版社でのアルバイトの仕事内容について詳しくご紹介します。

出版社でのアルバイト、仕事内容や給料、勤務時間は?

出版社は冒頭で述べたとおり、新しい書籍の企画や製本などが主な仕事です。具体的には、新しい本の内容や執筆者を決める「企画」、実際に原稿を仕上げる「編集」、出来上がった原稿を印刷会社に渡す「入稿」、ゲラと呼ばれる試し刷りの原稿をチェックする「校正」、出来上がった原稿を本の形にする「製本」などの業務があります。出版社のアルバイトでは上記の業務のうち、原稿を作成する過程である「編集」のアシスタントを担当することが多いです。

アルバイトの仕事内容としては、たとえば、原稿に使うネタ探しや資料のコピー、取材のアポイント取りや現場での補佐、インタビューの文字おこしといった作業が挙げられます。文章力や専門的な資格を持っている場合は、原稿のライティングを任されることも珍しくありません。また、出版社に届いた郵便物の整理や、オフィスの簡単な清掃、読者アンケートの集計、電話応対といった雑務を頼まれることもあります。

なお、出版社のアルバイトの給与は時給1000円前後、勤務時間は朝9時~夜6時の時間帯の中でのシフト制とする企業が多いです。ただ勤務時間については、締め切りが近いと残業が発生することもあるので、学業と両立できそうかどうかを事前に考えたうえで応募するようにしましょう。

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出版社でアルバイトをするメリットとは?

出版社でアルバイトをするメリットは3つあります。

メリット1:インターン感覚で出版社の仕事内容がわかる
出版社のアルバイトは正社員の補佐が中心ではありますが、実際の本作りの流れや、出版業界の実情を直に知ることができます。

メリット2:自分が制作に携わった本が書店に並ぶ
本の制作には大勢のスタッフの努力と苦労が必要となるため、中には激務に耐えかねて仕事を辞めてしまうスタッフもいます。しかし一方で、読者に本を読んでもらえる喜びや、書店で本が売れていくさまを見る感動、本作りの過程の面白さなどに魅了される人も珍しくありません。本作りの楽しさを学生時代から味わえるのは大きなメリットといえるでしょう。

メリット3:就職活動の際に出版社でのアルバイトの経験が有利になりやすい
出版社への就職には学歴が重視される面がありますが、同様に「本の企画力」も求められます。特に就活の最終面接などでは、実際に企画の提案を求められることも…。実際に本作りに携わった経験があれば、出版業界の第一線で働く先輩社員の視点を知ることができるほか、「常にネタを探す姿勢」も身につきやすくなります。

もちろん、出版社でのアルバイト経験があるからといって必ず採用に結びつくわけではありませんが、少なくともアルバイト時代に得た人脈やビジネスマナー、コミュニケーションスキルなどは就活に活かすことが可能です。アルバイト時代にさまざまなビジネススキルを磨いて、就活に備えてみてくださいね。

出版社でアルバイトをするデメリットとは?

学ぶことも多い出版社でのアルバイトですが、事前に注意しておきたいポイントも2つあります。

デメリット1:マルチタスクが苦手な人には混乱しやすい仕事
出版社の仕事は複数の指示が同時に飛んできたり、自分の仕事を進めながら来客の対応もしなければならないシーンがあります。複数のタスクに正しく優先順位をつけてこなしていく必要があるため、慣れないうちはきつい可能性がある点に注意が必要です。

デメリット2:就業時間が不規則になりやすい
出版社のアルバイトは基本的にシフト制やフレックスタイム制となっていますが、締め切りが近い場合は仕事量やシフトが増えやすく、場合によっては学業に支障をきたすこともあります。学生のアルバイトを採用する企業はある程度、学生スタッフが学業とアルバイトを両立させられるよう配慮してくれるケースもありますが、「単位がギリギリなので大学は休めない」「サークル活動にも力を入れたい」など、大学生活が多忙である場合は応募を控えることをおすすめします。

出版社でのアルバイトに必要な能力や向いている人とは?

出版社でのアルバイトに向いているのは、体力がある人や、本にするネタを自分で見つけようと前向きに努力できる人、細かく気が回る人などです。まず「体力がある人」が向いている理由は、出版社の仕事は勤務時間が不規則かつ長時間になりやすいことや、仕事量そのものが多いことなどが挙げられます。あくまでアルバイトなのでシフトどおりに帰ることもできますが、締め切り間近の際は正社員からヘルプを求められることも多いので、長時間の勤務についていける体力が求められるでしょう。

次に、「本にするネタを自分で見つけようと前向きに努力できる人」が向いているのは、出版社の仕事、ひいては編集者の仕事が「面白い企画を出して世に発信していくこと」だからに他ありません。普段から新聞を読んで世間の流行や情勢を把握したり、自分が興味を持たないジャンルの最新作品も積極的に見たりしながら、感性を磨く努力が求められます。

最後に「細かく気が回る人」については、出版社のアルバイトに限った話ではありませんが、自分や同僚の仕事を細かくフォローしたり、言われたこと以外の仕事までこなせる人は重宝されます。積極的に仕事に参加する姿勢が好まれるでしょう。

出版社でのアルバイトの求人方法は?どうやって見つける?

出版社でのアルバイトの求人は、求人雑誌や出版社のホームページなどに掲載されます。まれに書籍の広告欄に求人が載ることもあるので、気になる出版社があれば発刊されたばかりの本も当たってみるとよいでしょう。また、大学のOBやOG、家族、友人などに出版社勤務の人がいる場合は、コネクションで求人を紹介してもらえる可能性があるので、「出版系の企業でのアルバイトに興味がある」と事前に伝えておくことをおすすめします。

なお、出版社のアルバイトの面接では「本が好き」「出版社に就職したいから」という理由だけでなく、出版社の本分である「本作り」そのものに興味を持っている姿勢を伝えると好印象です。「どんな本を作りたいのか」「どんな本に憧れて出版業界に興味を持ったのか」など、本を作りたいと思う熱意を伝えてみてくださいね。

認められれば面接で有利かも!出版社での就職を目指しているなら出版社アルバイトがあればチャレンジしてみよう

出版社への就職には学歴や経験が問われることも多くありますが、アルバイトの求人の場合は学歴等を不問とする場合も珍しくありません。出版社で働きたい夢があるなら、業界の雰囲気や仕事内容を実際に体験できる「出版社でのアルバイト」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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著者:ritfiles

音楽と映画の世界を経て、ライター職へ。ビジネス系を中心にオールジャンルで活動しているフリーライターです。飲食店・映画制作会社・税務署・イベントホールなどでのアルバイト経験あり。